ソニーセミコンダクタソリューションズ、Hacobu、レスターエレクトロニクスが、物流倉庫の荷物積み降ろし場での作業効率向上に向け、エッジAI技術を活用したサービスを提供開始
[23/11/27]
提供元:PRTIMES
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利用実績や作業時間のデータ取得を自動化し、物流2024年問題に向けたドライバーの作業負荷低減に貢献
[画像1: https://prtimes.jp/i/18703/188/resize/d18703-188-41dec384c8e0e060056a-0.png ]
ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社(代表取締役社長 兼 CEO:清水 照士、以下「SSS」)と、株式会社Hacobu(代表取締役社長CEO:佐々木 太郎、以下「Hacobu」)および株式会社レスターエレクトロニクス(代表取締役社長:山口 秀哉、以下「レスター」)は、エッジAI技術の活用により、物流倉庫の荷物積み降ろし場(バース)における作業効率向上を実現するサービスを開発し、2023年11月より提供開始しました。
本サービスは、運送トラックによる荷物積み降ろし場の利用実績の取得や作業時間の計測を自動化することにより、ドライバーの不要な待ち時間および倉庫内従業員の作業時間の短縮に寄与します。エッジAI技術を活用したソリューションの開発/運用を支援するSSSのエッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS(TM)(アイトリオス)」と、Hacobuの提供するトラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボ・バース)」、レスターが開発したトラックのナンバープレート検知/認識結果と予約情報との照合判定を行うアプリケーションを組み合わせ、システム統合することで実現しました。
3社は、三井倉庫サプライチェーンソリューション株式会社(代表取締役社長:関取 高行、以下「MSCS」)からの課題提起と解決に向けた要件を共に作り上げ、千葉拠点における実証実験を経て、2023年11月より同拠点で正式にサービス導入しました。
2024年度より改定される働き方改革関連法の改正に向けて、物流業界における生産性の向上は喫緊の社会課題となっています。今後3社は、さまざまな荷主や物流・運送企業への展開をめざし、業界全体の効率的かつ持続的な物流オペレーションの構築を後押しします。
■サービス名:AITRIOS | Packaged Solution for バース自動受付/利用実績データ化 with MOVO Berth
■サービス開始時期:2023年11月
[画像2: https://prtimes.jp/i/18703/188/resize/d18703-188-0c19ec4522985c72805f-1.png ]
本サービスの特長
AI機能を搭載したエッジデバイスにより、運送トラック車両のナンバープレートを検知/認識することで、入退出情報を受付/記録し、MOVO Berth上のUI画面に作業開始および終了の実績データを自動反映します。従来は管理困難だった荷物の積み降ろし時間の実績データを取得できることに加え、手入力による申告で起こりがちな入力忘れや間違いを防ぐことができます。また、MOVO Berth上に予約情報が無い車両についても、照合判定アプリのログとして実績データの取得が可能です。さらに、取得データを分析することにより、ドライバーの不要な待ち時間や作業時間の短縮に貢献することができます。
各社の役割
ソニーセミコンダクタソリューションズ
・AI処理機能を有するインテリジェントビジョンセンサー『IMX500』の提供。IMX500を搭載したエッジデバイスが、ナンバープレート検知/認識結果に関するメタデータのみを出力することにより伝送データ量を削減し、システム全体の運用コストを抑えることに貢献。
・効率的なエッジデバイス管理やアプリケーション開発・運用のために、Microsoft Azure上で構築されたクラウド環境「AITRIOS」を提供。
・IMX500を搭載したエッジデバイス上で動作する、トラックのナンバープレート検知/認識を行うエッジAIモデル 「AI Service」を提供。
Hacobu
・業界シェアNO.1(注)のトラック予約受付サービス「MOVO Berth」を提供。
・MOVO Berthに荷物積み降ろし場の利用実績を自動取得することにより、さらなる待ち時間および荷物の積み降ろし作業時間の削減、物流センター運営におけるコスト削減・生産性向上を支援。
(注) 出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所,『スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望【2022年度版】』https://mic-r.co.jp/mr/02560/
レスターエレクトロニクス
・AITRIOSから得られたナンバープレート検知/認識結果と、MOVO Berthの予約情報に登録されたナンバープレートとを照合判定するためのアプリケーションを開発。
三井倉庫サプライチェーンソリューション株式会社 上級執行役員 芳賀丈治のコメント
当社は、お客様のサプライチェーンの変化対応や最適化に資する物流ソリューションの提供に取り組んでおります。業界でも一早く物流の2024年問題に対応するため、荷待ち時間/荷役作業にかかる時間の把握を、導入展開が容易なSSSのAITRIOSとHacobuのMOVO Berthとのデータ連携で自動化を行います。千葉県市川市の拠点8バース分で導入し、ドライバーの働き方改革に繋がる、荷物の積み降ろし時間の実績分析を通じて、待機時間の削減や、荷積み/荷卸しの庫内作業の準備、人員配置の最適化など業務プロセスの効率化を図って参ります。
また、マニュアル管理工数の削減により約3.0百万円/年程度のコスト削減が可能と考えております。弊社MSCSは物流DXを通じた競争力ある物流ソリューションを荷主へ提供していきます。
本サービスに加えて、HacobuのサービスとAITRIOSを組み合わせたさまざまなデータ連携により、MSCSが業界に先駆けて取り組む物流DXにも貢献していきます。
さらに、物流業界に顕在化する、多様な課題解決に向けて、さまざまなパートナーと共に取り組みを進めていきます。
※ AITRIOSは、ソニーグループ株式会社、またはその関連会社の登録商標または商標です。
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ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社(代表取締役社長 兼 CEO:清水 照士、以下「SSS」)と、株式会社Hacobu(代表取締役社長CEO:佐々木 太郎、以下「Hacobu」)および株式会社レスターエレクトロニクス(代表取締役社長:山口 秀哉、以下「レスター」)は、エッジAI技術の活用により、物流倉庫の荷物積み降ろし場(バース)における作業効率向上を実現するサービスを開発し、2023年11月より提供開始しました。
本サービスは、運送トラックによる荷物積み降ろし場の利用実績の取得や作業時間の計測を自動化することにより、ドライバーの不要な待ち時間および倉庫内従業員の作業時間の短縮に寄与します。エッジAI技術を活用したソリューションの開発/運用を支援するSSSのエッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS(TM)(アイトリオス)」と、Hacobuの提供するトラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボ・バース)」、レスターが開発したトラックのナンバープレート検知/認識結果と予約情報との照合判定を行うアプリケーションを組み合わせ、システム統合することで実現しました。
3社は、三井倉庫サプライチェーンソリューション株式会社(代表取締役社長:関取 高行、以下「MSCS」)からの課題提起と解決に向けた要件を共に作り上げ、千葉拠点における実証実験を経て、2023年11月より同拠点で正式にサービス導入しました。
2024年度より改定される働き方改革関連法の改正に向けて、物流業界における生産性の向上は喫緊の社会課題となっています。今後3社は、さまざまな荷主や物流・運送企業への展開をめざし、業界全体の効率的かつ持続的な物流オペレーションの構築を後押しします。
■サービス名:AITRIOS | Packaged Solution for バース自動受付/利用実績データ化 with MOVO Berth
■サービス開始時期:2023年11月
[画像2: https://prtimes.jp/i/18703/188/resize/d18703-188-0c19ec4522985c72805f-1.png ]
本サービスの特長
AI機能を搭載したエッジデバイスにより、運送トラック車両のナンバープレートを検知/認識することで、入退出情報を受付/記録し、MOVO Berth上のUI画面に作業開始および終了の実績データを自動反映します。従来は管理困難だった荷物の積み降ろし時間の実績データを取得できることに加え、手入力による申告で起こりがちな入力忘れや間違いを防ぐことができます。また、MOVO Berth上に予約情報が無い車両についても、照合判定アプリのログとして実績データの取得が可能です。さらに、取得データを分析することにより、ドライバーの不要な待ち時間や作業時間の短縮に貢献することができます。
各社の役割
ソニーセミコンダクタソリューションズ
・AI処理機能を有するインテリジェントビジョンセンサー『IMX500』の提供。IMX500を搭載したエッジデバイスが、ナンバープレート検知/認識結果に関するメタデータのみを出力することにより伝送データ量を削減し、システム全体の運用コストを抑えることに貢献。
・効率的なエッジデバイス管理やアプリケーション開発・運用のために、Microsoft Azure上で構築されたクラウド環境「AITRIOS」を提供。
・IMX500を搭載したエッジデバイス上で動作する、トラックのナンバープレート検知/認識を行うエッジAIモデル 「AI Service」を提供。
Hacobu
・業界シェアNO.1(注)のトラック予約受付サービス「MOVO Berth」を提供。
・MOVO Berthに荷物積み降ろし場の利用実績を自動取得することにより、さらなる待ち時間および荷物の積み降ろし作業時間の削減、物流センター運営におけるコスト削減・生産性向上を支援。
(注) 出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所,『スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望【2022年度版】』https://mic-r.co.jp/mr/02560/
レスターエレクトロニクス
・AITRIOSから得られたナンバープレート検知/認識結果と、MOVO Berthの予約情報に登録されたナンバープレートとを照合判定するためのアプリケーションを開発。
三井倉庫サプライチェーンソリューション株式会社 上級執行役員 芳賀丈治のコメント
当社は、お客様のサプライチェーンの変化対応や最適化に資する物流ソリューションの提供に取り組んでおります。業界でも一早く物流の2024年問題に対応するため、荷待ち時間/荷役作業にかかる時間の把握を、導入展開が容易なSSSのAITRIOSとHacobuのMOVO Berthとのデータ連携で自動化を行います。千葉県市川市の拠点8バース分で導入し、ドライバーの働き方改革に繋がる、荷物の積み降ろし時間の実績分析を通じて、待機時間の削減や、荷積み/荷卸しの庫内作業の準備、人員配置の最適化など業務プロセスの効率化を図って参ります。
また、マニュアル管理工数の削減により約3.0百万円/年程度のコスト削減が可能と考えております。弊社MSCSは物流DXを通じた競争力ある物流ソリューションを荷主へ提供していきます。
本サービスに加えて、HacobuのサービスとAITRIOSを組み合わせたさまざまなデータ連携により、MSCSが業界に先駆けて取り組む物流DXにも貢献していきます。
さらに、物流業界に顕在化する、多様な課題解決に向けて、さまざまなパートナーと共に取り組みを進めていきます。
※ AITRIOSは、ソニーグループ株式会社、またはその関連会社の登録商標または商標です。