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「“バンクシー”は何を変えたのか」本人にインタビュー経験のあるライター・鈴木沓子先生が現代アート界を考察【NHKカルチャーオンライン講座】

バンクシー本人にインタビューした経験を持つ鈴木沓子先生とアートと著作権問題に詳しい木村剛大先生によるオンライン講座です。

痛烈な風刺を含んだ作品やオークションで落札直後にシュレッダーで自動細断された作品で話題と人気を集めているバンクシー。その登場は現代アート界をどう変えたのかを考察します。




[画像1: https://prtimes.jp/i/71793/188/resize/d71793-188-d748dedf25d4ad7b4296-0.jpg ]

路上の“落書き”と批判されるグラフィティライターからそのキャリアをスタート、今では老舗オークションハウスで約25億円で作品が落札されるようになった正体不明のアーティスト、バンクシー。

グラフィティ出身のアーティストといえばバスキアやキース・ヘリングがいるが、 匿名のまま世界的に有名になり、美術館やアート界から慎重に距離をとりつつ、 約20年以上も、路上で作品をゲリラ的に発表し続けているアーティストは他に例がない。

ただ「匿名」をいいことに、本人が同意していない非公式の展覧会が世界各地で開催され、作品を無断転用したマーチャンダイジングや組織的な贋作ビジネスも横行、おそらく「世界一ぼったくられている作家」といっても過言ではない状況がある。

そうした状況下でかろうじてアーティストのキャリアと作品、コレクターや市場を守ってきたのが、バンクシーの代理人組織「ペストコントロール」と同組織が発行するCOA(Certificate of Authentication)、つまり「作品証明書」だ。これらはどのように機能し、どのようにバンクシーの創作活動の一部になっているのだろうか。そして、ストリートと現代アート市場、違法と合法の境界線をいくバンクシーの創作活動を可能にしているものは何なのかを考察する。

※講師は、この講座の講師謝礼の一部を、バンクシーが資金提供し運営支援する難民救助船・ルイーズ・ミシェル号に寄付することを表明しています。

後半では、アートと法律に詳しい木村剛大弁護士をゲストに迎え、著作権などの観点からバンクシーのスタンスや現在抱える諸問題についてのクロストークも行う。

【講師プロフィール】
鈴木沓子(すずき とうこ)
新聞社、雑誌社の記者を経て、フリーのライター・翻訳家に。バンクシーの関連書籍『Banksy’s Bristol: HOME SWEET HOME【日本語版】』(作品社)等の翻訳や、バンクシーに関する作品解説などで、テレビ『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)、『新・美の巨人たち』 (テレビ東京系) に出演、美術手帖、文藝春秋、ユリイカなどで論考を執筆。Twitter:@gingerhoneytea

[画像2: https://prtimes.jp/i/71793/188/resize/d71793-188-570d6db8a1b53f3cf41d-1.jpg ]


木村 剛大(きむら こうだい)
小林・弓削田法律事務所パートナー。Art Lawを業務分野として掲げ、アート関連の契約、法律相談、紛争案件を多く取り扱っている。ウェブ版美術手帖での連載「アートと法/Art Law」、「アートと法の基礎知識」、Forbes JAPANオフィシャルコラムニストとしての寄稿など執筆による情報発信にも注力している。
ウェブサイト「ART LAW WORLD」 Twitter: @KimuraKodai


講座名:”バンクシー”は何を変えたのか
講師:ライター・翻訳家 鈴木 沓子 ゲスト講師:木村 剛大
受講形態:オンライン
開催日時:3/26(土)16:00〜17:30
受講料金:NHK文化センター会員・一般(入会不要) 税込3,300円
主催:NHK文化センター浜松教室

▼お申込みはこちらから
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1240095.html
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