“心が折れるわけにはいかない”・・・スペインのリーガ・エスパニョーラで戦う中村俊輔選手にWOWOWが独占インタビュー!
[09/12/07]
提供元:PRTIMES
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WOWOWで毎節4試合をハイビジョン放送中の「スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ」。「エスパニョール」に所属する中村俊輔選手に現地時間12月1日(火)、ホームタウンであるバルセロナのホテルでWOWOWが独占インタビューを行った。
Q:スペインに来てから約4ヶ月が経ちますが、スペインでの生活やサッカーなどで、イタリアやスコットランドにいた時と何か違いは感じますか?
A:ここの街は大きいですね。レッジーナ(イタリア)は田舎で、セルティック(スコットランド)はすごく寒いし、環境的には恵まれていますね。人も明るくて優しいし、楽しいです。サッカーは国によってまったく違いますね。サッカーの質や、ファンの沸くタイミング。練習の内容も違うし、メンバーの質も違う。どこが一番強いとかいうのではなく、国によって違うというのがすごく勉強になります。
Q:海外で戦い続ける事は、相当な精神力が必要だと思います。どうやってその精神力を保っているのですか?
A:私の場合は、日本代表の存在が大きいですね。ここで心が折れるわけにはいかないという気持ちがすごく強い。代表への召集があると、ここはヨーロッパですから日本への距離は長いですし、試合2日前に帰ってきたりして、試合に出られなかったとしても、悔しいけどしょうがない。ここで練習していた選手の方がコンディションがいいのは当たり前だし、それが言い訳にはならないから。それ以上に日本代表への思いが強いです。
Q:今週末(12月12日or13日)はついに、王者バルセロナと「バルセロナ・ダービー」を戦いますが、いかがですか?
A:7割嬉しくて、3割嫌ですね(笑)。バルセロナは、個々の選手がすごいというよりも、監督、サポーターも含めて、全部がすごい。何年か経った時に、あの時のチームが一番良かったと言われるぐらい今が一番いい状態だと思います。チーム全員がゲームメーカーであり、チーム全員が守備も出来る。フォーメーションうんぬんではなく、どこのポジションにいっても全員が流動的にやれる。ダービーというと、レッジーナの時はメッシーナ、セルティックの時はレンジャーズ、ここはバルセロナ。ただ、バルセロナは上をいきすぎていて、ライバルというよりは、同じ街に所属するビッグクラブという感じです。負けたくないという気持ちはありますが、それよりもリスペクトしている。そういう意味では、普通のダービーとは違うと思います。
Q:最後に、中村俊輔選手を応援しているファンにメッセージをお願いします。
A:エスパニョールの中村俊輔です。もっと努力して自分らしいプレーをどんどん見せていきたいと思っています。これからも応援を宜しくお願いいたします。
今回の中村俊輔選手のインタビューは、本日(7日)夜8:15〜WOWOWの番組「リーガダイジェストDX!」内で放送される。
また、中村俊輔選手が奮闘する「スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ」はWOWOWで毎節4試合ハイビジョン放送中。
(番組特設サイトwowow.co.jp/liga)