大日本印刷と読売新聞東京本社 生活者の読書機会の拡大など、文字・活字文化の醸成に向けた施策推進で包括提携
[22/06/30]
提供元:PRTIMES
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新聞や本のコンテンツを組み合わせた新しい読書体験を「honto」などで提供
大日本印刷株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:北島義斉、以下:DNP)と株式会社読売新聞東京本社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口寿一、以下:読売新聞)は、文字・活字文化の醸成に向けた包括的な業務提携契約を結び、協業してさまざまな施策を推進していくことで合意しました。知的好奇心を刺激し「知」を深める良質な文字・活字コンテンツの価値の拡大、感性や想像力を育む文字・活字との“ふれあい体験”の提供、生活者の読書機会の拡大などに取り組んでいきます。
【協業の狙いとポイント】
両社は共同で進めるプロジェクトを通じて、コアな文字・活字ファンだけでなく、インターネットやSNSの普及によって読書から離れながらも多くの文字に触れている若年層等に対しても、あらためて読書の魅力や楽しさに触れるきっかけを提供し、継続的に読書を楽しんでもらうことを目指します。中長期的には、紙とデジタル等の重層的なコンテンツと流通の在り方までを共同研究し、新聞・出版コンテンツの価値向上を図ります。
また、読売グループの各種サービスの利用者の行動履歴と、DNPグループが運営するハイブリッド型総合書店「honto」(https://honto.jp/)の会員の購買情報を掛け合わせ、総合的に分析することで、生活者にとってより良いサービスを開発していきます。
■協業の3つのポイント
1.生活者が「気づき」を育み、それを「深める」ためのコンテンツの提供
2.生活者が「読書」をより身近に感じ、「習慣化」へとつなげるイベントの開催
3.生活者に「ワクワク」を届け、「読書」へと誘う体験の提供
[画像: https://prtimes.jp/i/69194/208/resize/d69194-208-be2497c9f722bfd372a2-0.jpg ]
最初の取り組みとしては、「honto」のWebサイトを通じて、読書のきっかけになるような読売新聞の記事や、反響が大きい記事の電子書籍版を配信するなど、生活者に文字・活字との新たな出会いの場を提供します。また、お気に入りの本を紹介する書評ゲームとして人気のイベント「ビブリオバトル」や、SNSを使った読書プロモーションなど、両社のリソースを掛け合わせて、ワクワクする読書の世界に生活者を誘う多様な取り組みを展開していきます。
【提供予定のサービス】
■生活者が「気づき」を育み、深めるためのコンテンツを提供
〜「honto」のWebサイトで読売新聞の記事を配信して、生活者の本選びをサポート
◇「New門+Books」の新設と、「本よみうり堂」の書評記事配信
旬のテーマを記者がわかりやすく解説する読売新聞の人気記事「New門(ニュースの門)」を「honto」のWebサイト内の新コーナー<本のマリアージュ「New門+Books」>に配信するとともに、「honto」スタッフが、そのテーマを深掘りする書籍をレコメンドします。「筋トレ」「在外公館」「仕掛学」など、知っているようで理解が難しい話題を取り上げて、記事と本を組み合わせた情報提供を行います。これらの情報は、本選びの参考となるチラシとして全国の丸善ジュンク堂書店で配布します。また、読売新聞の読書面「本よみうり堂」の書評記事も今秋から「honto」で配信します。
◇反響の大きい連載記事などを電子書籍として発刊、「honto」で先行販売
読者の反響が大きかった読売新聞の連載記事を定期的に電子書籍化します。さまざまな分野で活躍する著名人のロングインタビュー連載「時代の証言者」は、電子書籍化と同時にPOD(プリント・オン・デマンド)で紙の書籍も制作して販売します。また、“ふるさとの今”を生き生きと描き出す地域限定の連載記事やムック本などを、今秋から順次電子書籍化して「honto」で先行販売する予定です。
■「読書」をより身近に感じて「習慣化」していくための若年層向けイベントを開催
◇小学生を対象としたビブリオバトル・ワークショップを開催
「人を通して本を知る、本を通して人を知る」をキャッチフレーズとする「ビブリオバトル」は、参加者がお気に入りの本を持ち寄り、その魅力などを紹介する書評ゲームで、子どもたちの読書推進イベントとして注目を集めています。読売新聞は中・高・大学生のビブリオバトル全国大会に参画しており、両社の協業を機会に、この取り組みをさらに活性化させていきます。
第1弾企画として、2022年7月31日(日)に「小学生ビブリオバトル・ワークショップ」をDNPグループのMARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店で初めて開催します。通常のビブリオバトル大会は、書評を戦わせて「チャンプ本」(一番読みたい本)を決めるものですが、今回は子どもたちが楽しみながら本を紹介しあうことで、読書意欲を高めていくワークショップです。子どもたちが本の内容を理解し、要約する過程で、論理的思考力や表現力、プレゼンテーション能力を養うことを目指しています。今回の開催をモデルケースとして、全国各地の書店での開催を検討していきます。
◇エンターテインメント性の高いビブリオバトルを開催
読書のすそ野をさらに広げるため、エンターテイメント性の高いビブリオバトル大会の開催を目指し、お笑い芸人やユーチューバー、声優等とのコラボイベントを企画しています。ビブリオバトル大会の中で、今冬にはトライアルで実施することを検討しており、話題性やエンタメ性を追求したイベントにつなげていきます。
■「ワクワク」を届け、「読書」へと誘う体験の提供
近年TikTokで紹介された本が若い世代に支持され、売上を伸ばす事例が増加しており、例えば32年前の筒井康隆氏の小説「残像に口紅を」(中央公論新社刊)が15万部以上の重版となりました。DNPと読売新聞は、保有するノウハウや人的ネットワークを活かし、著者やインフルエンサー等とともにさまざまな施策を実施し、若い世代をはじめ、あらゆる年齢層の生活者の興味や読書習慣の定着につながるような偶発的な本との出会いを創出していきます。
【今後の展開】
DNPは創業以来、印刷技術を応用・発展させながら出版文化の醸成に努めています。また読売新聞は、本や新聞などの活字文化を守り育てるため「21世紀活字文化プロジェクト」を展開してきました。両社は、活字文化を守り育てていくことが、知的で豊かな生活と活力ある社会の実現に必要不可欠だと考えています。今回の協業を通じて、さらなる活字文化の発展を推進していくとともに、両社のさまざまな資産を活用して、新たな協業の可能性を探っていきます。
大日本印刷株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:北島義斉、以下:DNP)と株式会社読売新聞東京本社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口寿一、以下:読売新聞)は、文字・活字文化の醸成に向けた包括的な業務提携契約を結び、協業してさまざまな施策を推進していくことで合意しました。知的好奇心を刺激し「知」を深める良質な文字・活字コンテンツの価値の拡大、感性や想像力を育む文字・活字との“ふれあい体験”の提供、生活者の読書機会の拡大などに取り組んでいきます。
【協業の狙いとポイント】
両社は共同で進めるプロジェクトを通じて、コアな文字・活字ファンだけでなく、インターネットやSNSの普及によって読書から離れながらも多くの文字に触れている若年層等に対しても、あらためて読書の魅力や楽しさに触れるきっかけを提供し、継続的に読書を楽しんでもらうことを目指します。中長期的には、紙とデジタル等の重層的なコンテンツと流通の在り方までを共同研究し、新聞・出版コンテンツの価値向上を図ります。
また、読売グループの各種サービスの利用者の行動履歴と、DNPグループが運営するハイブリッド型総合書店「honto」(https://honto.jp/)の会員の購買情報を掛け合わせ、総合的に分析することで、生活者にとってより良いサービスを開発していきます。
■協業の3つのポイント
1.生活者が「気づき」を育み、それを「深める」ためのコンテンツの提供
2.生活者が「読書」をより身近に感じ、「習慣化」へとつなげるイベントの開催
3.生活者に「ワクワク」を届け、「読書」へと誘う体験の提供
[画像: https://prtimes.jp/i/69194/208/resize/d69194-208-be2497c9f722bfd372a2-0.jpg ]
最初の取り組みとしては、「honto」のWebサイトを通じて、読書のきっかけになるような読売新聞の記事や、反響が大きい記事の電子書籍版を配信するなど、生活者に文字・活字との新たな出会いの場を提供します。また、お気に入りの本を紹介する書評ゲームとして人気のイベント「ビブリオバトル」や、SNSを使った読書プロモーションなど、両社のリソースを掛け合わせて、ワクワクする読書の世界に生活者を誘う多様な取り組みを展開していきます。
【提供予定のサービス】
■生活者が「気づき」を育み、深めるためのコンテンツを提供
〜「honto」のWebサイトで読売新聞の記事を配信して、生活者の本選びをサポート
◇「New門+Books」の新設と、「本よみうり堂」の書評記事配信
旬のテーマを記者がわかりやすく解説する読売新聞の人気記事「New門(ニュースの門)」を「honto」のWebサイト内の新コーナー<本のマリアージュ「New門+Books」>に配信するとともに、「honto」スタッフが、そのテーマを深掘りする書籍をレコメンドします。「筋トレ」「在外公館」「仕掛学」など、知っているようで理解が難しい話題を取り上げて、記事と本を組み合わせた情報提供を行います。これらの情報は、本選びの参考となるチラシとして全国の丸善ジュンク堂書店で配布します。また、読売新聞の読書面「本よみうり堂」の書評記事も今秋から「honto」で配信します。
◇反響の大きい連載記事などを電子書籍として発刊、「honto」で先行販売
読者の反響が大きかった読売新聞の連載記事を定期的に電子書籍化します。さまざまな分野で活躍する著名人のロングインタビュー連載「時代の証言者」は、電子書籍化と同時にPOD(プリント・オン・デマンド)で紙の書籍も制作して販売します。また、“ふるさとの今”を生き生きと描き出す地域限定の連載記事やムック本などを、今秋から順次電子書籍化して「honto」で先行販売する予定です。
■「読書」をより身近に感じて「習慣化」していくための若年層向けイベントを開催
◇小学生を対象としたビブリオバトル・ワークショップを開催
「人を通して本を知る、本を通して人を知る」をキャッチフレーズとする「ビブリオバトル」は、参加者がお気に入りの本を持ち寄り、その魅力などを紹介する書評ゲームで、子どもたちの読書推進イベントとして注目を集めています。読売新聞は中・高・大学生のビブリオバトル全国大会に参画しており、両社の協業を機会に、この取り組みをさらに活性化させていきます。
第1弾企画として、2022年7月31日(日)に「小学生ビブリオバトル・ワークショップ」をDNPグループのMARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店で初めて開催します。通常のビブリオバトル大会は、書評を戦わせて「チャンプ本」(一番読みたい本)を決めるものですが、今回は子どもたちが楽しみながら本を紹介しあうことで、読書意欲を高めていくワークショップです。子どもたちが本の内容を理解し、要約する過程で、論理的思考力や表現力、プレゼンテーション能力を養うことを目指しています。今回の開催をモデルケースとして、全国各地の書店での開催を検討していきます。
◇エンターテインメント性の高いビブリオバトルを開催
読書のすそ野をさらに広げるため、エンターテイメント性の高いビブリオバトル大会の開催を目指し、お笑い芸人やユーチューバー、声優等とのコラボイベントを企画しています。ビブリオバトル大会の中で、今冬にはトライアルで実施することを検討しており、話題性やエンタメ性を追求したイベントにつなげていきます。
■「ワクワク」を届け、「読書」へと誘う体験の提供
近年TikTokで紹介された本が若い世代に支持され、売上を伸ばす事例が増加しており、例えば32年前の筒井康隆氏の小説「残像に口紅を」(中央公論新社刊)が15万部以上の重版となりました。DNPと読売新聞は、保有するノウハウや人的ネットワークを活かし、著者やインフルエンサー等とともにさまざまな施策を実施し、若い世代をはじめ、あらゆる年齢層の生活者の興味や読書習慣の定着につながるような偶発的な本との出会いを創出していきます。
【今後の展開】
DNPは創業以来、印刷技術を応用・発展させながら出版文化の醸成に努めています。また読売新聞は、本や新聞などの活字文化を守り育てるため「21世紀活字文化プロジェクト」を展開してきました。両社は、活字文化を守り育てていくことが、知的で豊かな生活と活力ある社会の実現に必要不可欠だと考えています。今回の協業を通じて、さらなる活字文化の発展を推進していくとともに、両社のさまざまな資産を活用して、新たな協業の可能性を探っていきます。