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TISが、H2Oリテイリンググループのペルソナの管理会計システムにオラクルの予算管理クラウドを導入

〜 予実分析報告書の作成業務を1日から約10分へ短縮し、急拡大するカードブランドごとの収支情報の把握も実現 〜

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野 徹、以下 TIS)と、日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 兼 CEO:杉原 博茂、以下 日本オラクル)は、H2Oリテイリンググループのクレジットカード事業者である株式会社ペルソナ(本社:大阪府大阪市、取締役社長:敷島 孝司、以下、ペルソナ)の管理会計システムに、オラクルの予算管理クラウド「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service」を導入しました。




 2016年6月に導入が完了した「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service」を活用したペルソナの管理会計システムでは、カードブランドごとの収支情報の把握が可能になりました。ペルソナでは、同システムを利用した経営会議用のレポート作成や各事業部門への収支情報のフィードバックを実施し、新規カード発行などにより急成長している経営状況のタイムリーな把握や的確な戦略立案に活用しています。また、導入により、約1日かけて行っていた予実分析報告書の作成業務を、約10分程度まで短縮することができました。

 本プロジェクトでは、TISが要件定義、オラクルの予算管理クラウド「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service」の導入支援と利用トレーニングを実施しました。

<「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service」を活用したペルソナの管理会計システム>
[画像: http://prtimes.jp/i/11650/217/resize/d11650-217-550786-0.jpg ]

■「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service」とTISの選択
 H2Oリテイリンググループでクレジット決済業務を担うペルソナでは、グループの事業再編などを経て、百貨店のハウスカードの受託業務に加え、2014年以降には自社ブランドのカードも数種類発行するなど、組織および事業構造に大きな変化が起きていました。それに伴い、カード会員数や収入が急増したことで、カードブランドごとの収益状況の正確な把握が困難になり、部門ごとの予算・実績の突合せや、集計作業に多大な時間がかかるなどの課題が発生していました。
 そこでペルソナでは、PwCコンサルティング合同会社と共に、2015年末に既存の会計システムを補完する管理会計システムの構築を計画し、以下の点を評価して「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service」とその導入パートナーにTISを選択しました。

<「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service」の選択理由>
・予算業務に必要な機能が幅広く網羅されており、業務要件の変更に柔軟な対応が可能で、将来的にも拡張性が高い点
・収支を多様な視点で分析できる分析軸の高い柔軟性
・セキュリティを含めたオラクルのクラウドサービスの高い信頼性
・一部の業務から早期かつ短期に導入できるクラウドサービスである点
・直感的かつ容易な操作が可能なサービスである点

<TISの選択理由>
・「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service」など、オラクル製品でトップクラスの実績
・クレジットカード業界の経験が豊富で、会計業務にも精通している点

株式会社ペルソナ 事業戦略室 部長代理 飯尾 かおる氏は、今回のプロジェクトに関して以下のように述べています。
「将来的なビジネス拡大を見据えて、管理会計の仕組みとして「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service」を導入しました。中期計画の策定など“次”の提案のためには、カード別や部門別の収支を容易に把握可能が必須であり、今回の導入でその基盤が固まりました。各部門からは“会員獲得などの営業活動をどう進めるべきかなどの戦略を立てやすくなった”といった評価を受けています。今後は、「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service」を部分最適から全体最適へとどのように広げていくかを検討していきたいと思います」

■今後の展開
 ペルソナでは、「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service」を活用した管理会計システムを、将来的には「カード会員数や延滞管理情報など、カード事業の健全性を測るための経営指標の管理」や「家賃や人件費を部門に割り振る配賦処理への活用」などの領域で活用していく予定です。

 TISでは、ペルソナのような将来を見据えた経営を支える管理会計の仕組みを着実に構築し、お客様の課題の解決に貢献していきます。

 日本オラクルでは、「Digital AID (デジタル・エイド)by POCO(The Power of Cloud by Oracle)」をキーワードに社会に貢献するクラウドカンパニーとして、オラクルのクラウドのメリットを最大限に活用いただけるよう推進しています。「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service」は経営管理を支えるクラウド・アプリケーションとして簡単かつ迅速に導入することができ、経営企画・財務部門のユーザーにも直観的で分かりやすく、効果的に活用できます。

本件の詳細は以下URLもご参照ください。
http://www.tis.jp/casestudy/casestudy_94.html

TISの「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service」ソリューションは、以下をご参照下さい。
http://www.tis.jp/service_solution/pbcs/

「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service」概要
http://www.oracle.com/jp/applications/performance-management/pbcs/overview/index.html

■株式会社ペルソナについて
 ペルソナは、阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー リテイリングの子会社で、グループのクレジット決済業務を担う会社です。百貨店のハウスカードに加えて、自社発行では2014年に新「ペルソナカード」、2015年には「ソレーナカード」などを発行・展開しています。詳細については以下URLをご参照下さい。https://www.persona.co.jp/

■TIS株式会社について
 TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下URLをご参照ください。http://www.tis.co.jp/

■日本オラクル株式会社について
 日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。「No.1クラウドカンパニー」を目標に掲げ、広範かつ最大限に統合された クラウド・アプリケーションおよびクラウド・プラットフォーム、ビッグデータから情報価値を創出する製品群の提供と、それらの利用を支援する各種サービスの事業を展開しています。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。URL www.oracle.com/jp

* OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
* 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
* 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
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