フリースケール、ThreadとBluetooth(R) Smartを実行できるワイヤレス・マイクロコントローラを発表
[15/10/20]
提供元:PRTIMES
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業界初Thread対応の802.15.4とBluetooth Smartのマルチモード無線機能を備えた 新しい32ビットKinetis KW41Zマイクロコントローラ
2015年10月13日米国Freescale Semiconductor, Inc.発表本文の抄訳です。
「モノのインターネット(IoT)」向けワイヤレス・マイクロコントローラ・コネクティビティ・ソリューションのリーディング・プロバイダであるフリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、Thread対応IEEE(R) 802.15.4とBluetooth Smart/BLEの両コネクティビティを実行しつつアプリケーションも実装可能な、業界初のマルチモード無線マイクロコントローラ「Kinetis(キネティス)KW41Z」を発表しました。
「Kinetis KW41Z」マイクロコントローラは、独自のプラットフォームにより、シングルチップでアプリケーションとコネクティビティをサポートする包括的なソリューションを実現します。KW41Zは、フリースケールの「Kinetis KW40Z」ワイヤレス・マイクロコントローラ・ファミリを強化したもので、最大で512KBのFlash、128KBのRAMにメモリが拡張されており、複数のネットワーク・スタックを単一のデバイス上で実行できるため、真のマルチプロトコル設計が可能になります。また、最新のBluetooth v4.2仕様をサポートし、オンチップ・バランにより優れたRF性能を発揮します。カバレッジの拡大、耐干渉性の向上、消費電力の削減、回路設計の軽減、RFフロントエンド・コンポーネントの削減が可能になります。
Linx TechnologiesのCEOであるTolga Latif氏は、次のように述べています。「マルチモード・ワイヤレス・コネクティビティのサポート、最適化されたRF性能、そしてLinx Technologiesが独自開発したアプリケーションを実行可能という3つの特長を効果的に兼ね備えたフリースケールのKW41Zマイクロコントローラは、次世代エンド・ツー・エンドIoTソリューションの開発に向けて、圧倒的に魅力的な選択肢となります。フリースケールのKW41Zマイクロコントローラにより、BLEを利用したサイドバンド・コミッショニングなど、最新の機能を備えたThreadベースIoT製品を迅速に開発できるようになります。」
「Kinetis KW41Z」マイクロコントローラは、単一のソリューションで多様な用途に対応できるため、サーモスタットやホーム・セキュリティ・システム、ドア・ロックなど、一般的な幅広い住宅設備を最先端のIoTシステムに変容させることができます。KW41Zマイクロコントローラにより、アプリケーションの実行やThreadコネクティビティの追加が可能になり、さらに、スマートフォンやタブレットからBLE経由で各種システムを制御できるようになります。また、BLEを利用して端末をネットワークにセキュアに接続することができます(サイドバンド・コミッショニング)。
フリースケールのマイクロコントローラ/コネクティビティ製品部門担当統括ディレクタであるエマニュエル・サンビュイは、次のように述べています。「長年にわたり、マイクロコントローラの技術革新を推進する業界リーダーとして認められてきたフリースケールは、今回もまた“最新のワイヤレス・マイクロコントローラ・コネクティビティ技術”の定義を書き換え、そのリーダーシップを強化しました。セキュアなInternet of Tomorrowの実現に向け、フリースケールは常に、業界の進むべき道を切り開き続けています。」
Kinetis Wシリーズ・マイクロコントローラとThreadを利用した設計に向けてフリースケールは、来月開催されるARM TechCon 2015において、BLE制御ロボットやBLE心拍計など、ワイヤレスIoTアプリケーションの実演を行う予定です。この実演で使用する機器では、「Kinetis KW40Z」マイクロコントローラをベースとしています。KW40Zは、ARM(R) Cortex(R)-M0+コアに2.4GHzマルチプロトコル無線回路を統合しており、シングルチップでBLEと802.15.4の両ワイヤレス・プロトコルをサポートします。KW40Zマイクロコントローラは、BLE 4.1に準拠しており、優れた低消費電力性能を備え、標準的なコイン電池で数年間の継続動作を実現します。また、フリースケールは、「Kinetis KW24」ワイヤレス・マイクロコントローラをベースとするIoTセンサ・エッジ・ノード・リファレンス・プラットフォームの実演も行います。KW24は、ARM Cortex-M4コアにIEEE 802.15.4無線回路を統合しており、Thread、ZigBee PRO、ZigBee RF4CE、IPv6/6LoWPANといったプロトコルを実行することができます。リファレンス・デザインをはじめとする各種デモ用の開発リソースについては、www.freescale.com/KinetisDesignsのWebサイトをご覧ください。
Thread Groupの創設メンバであるフリースケールは、普及の進む各種IoTワイヤレス・プロトコルをサポートするワイヤレス・マイクロコントローラの開発においても先頭に立っています。フリースケールは、Kinetis Wシリーズ・マイクロコントローラ向けにThreadスタックを提供しており、Thread対応機器を直ちに開発することを可能にします。このスタックは、Thread Groupの認証プログラムが公表されたときに、正式に認証を取得する予定です。詳細については、www.freescale.com/threadのWebサイトをご覧ください。
供給
Kinetis KW41Zは、2016年第2四半期に特定顧客向けのサンプル出荷を開始する予定です。量産出荷は、2016年第3四半期に開始する予定です。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、セキュアな組込みプロセッシング・ソリューションによって”Internet of Tomorrow”(モノのインターネットの先にある、よりセキュアなIoTソリューション)を実現します。フリースケールのソリューションは、より革新的で、世界を繋ぎ、私たちの生活をシンプルで安全なものにします。また、世界的な企業の役割として、次世代のイノベータを育むために、科学・技術・工学・数学(STEM)教育に貢献することを約束します。詳細は、http://www.freescale.com/のWebサイトをご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークはFreescale Semiconductor Inc.,Reg. U.S. Pat. & Tm. Off.の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれの所有者が権利を保有しています。
(C)2015フリースケール・セミコンダクタ・インク
2015年10月13日米国Freescale Semiconductor, Inc.発表本文の抄訳です。
「モノのインターネット(IoT)」向けワイヤレス・マイクロコントローラ・コネクティビティ・ソリューションのリーディング・プロバイダであるフリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、Thread対応IEEE(R) 802.15.4とBluetooth Smart/BLEの両コネクティビティを実行しつつアプリケーションも実装可能な、業界初のマルチモード無線マイクロコントローラ「Kinetis(キネティス)KW41Z」を発表しました。
「Kinetis KW41Z」マイクロコントローラは、独自のプラットフォームにより、シングルチップでアプリケーションとコネクティビティをサポートする包括的なソリューションを実現します。KW41Zは、フリースケールの「Kinetis KW40Z」ワイヤレス・マイクロコントローラ・ファミリを強化したもので、最大で512KBのFlash、128KBのRAMにメモリが拡張されており、複数のネットワーク・スタックを単一のデバイス上で実行できるため、真のマルチプロトコル設計が可能になります。また、最新のBluetooth v4.2仕様をサポートし、オンチップ・バランにより優れたRF性能を発揮します。カバレッジの拡大、耐干渉性の向上、消費電力の削減、回路設計の軽減、RFフロントエンド・コンポーネントの削減が可能になります。
Linx TechnologiesのCEOであるTolga Latif氏は、次のように述べています。「マルチモード・ワイヤレス・コネクティビティのサポート、最適化されたRF性能、そしてLinx Technologiesが独自開発したアプリケーションを実行可能という3つの特長を効果的に兼ね備えたフリースケールのKW41Zマイクロコントローラは、次世代エンド・ツー・エンドIoTソリューションの開発に向けて、圧倒的に魅力的な選択肢となります。フリースケールのKW41Zマイクロコントローラにより、BLEを利用したサイドバンド・コミッショニングなど、最新の機能を備えたThreadベースIoT製品を迅速に開発できるようになります。」
「Kinetis KW41Z」マイクロコントローラは、単一のソリューションで多様な用途に対応できるため、サーモスタットやホーム・セキュリティ・システム、ドア・ロックなど、一般的な幅広い住宅設備を最先端のIoTシステムに変容させることができます。KW41Zマイクロコントローラにより、アプリケーションの実行やThreadコネクティビティの追加が可能になり、さらに、スマートフォンやタブレットからBLE経由で各種システムを制御できるようになります。また、BLEを利用して端末をネットワークにセキュアに接続することができます(サイドバンド・コミッショニング)。
フリースケールのマイクロコントローラ/コネクティビティ製品部門担当統括ディレクタであるエマニュエル・サンビュイは、次のように述べています。「長年にわたり、マイクロコントローラの技術革新を推進する業界リーダーとして認められてきたフリースケールは、今回もまた“最新のワイヤレス・マイクロコントローラ・コネクティビティ技術”の定義を書き換え、そのリーダーシップを強化しました。セキュアなInternet of Tomorrowの実現に向け、フリースケールは常に、業界の進むべき道を切り開き続けています。」
Kinetis Wシリーズ・マイクロコントローラとThreadを利用した設計に向けてフリースケールは、来月開催されるARM TechCon 2015において、BLE制御ロボットやBLE心拍計など、ワイヤレスIoTアプリケーションの実演を行う予定です。この実演で使用する機器では、「Kinetis KW40Z」マイクロコントローラをベースとしています。KW40Zは、ARM(R) Cortex(R)-M0+コアに2.4GHzマルチプロトコル無線回路を統合しており、シングルチップでBLEと802.15.4の両ワイヤレス・プロトコルをサポートします。KW40Zマイクロコントローラは、BLE 4.1に準拠しており、優れた低消費電力性能を備え、標準的なコイン電池で数年間の継続動作を実現します。また、フリースケールは、「Kinetis KW24」ワイヤレス・マイクロコントローラをベースとするIoTセンサ・エッジ・ノード・リファレンス・プラットフォームの実演も行います。KW24は、ARM Cortex-M4コアにIEEE 802.15.4無線回路を統合しており、Thread、ZigBee PRO、ZigBee RF4CE、IPv6/6LoWPANといったプロトコルを実行することができます。リファレンス・デザインをはじめとする各種デモ用の開発リソースについては、www.freescale.com/KinetisDesignsのWebサイトをご覧ください。
Thread Groupの創設メンバであるフリースケールは、普及の進む各種IoTワイヤレス・プロトコルをサポートするワイヤレス・マイクロコントローラの開発においても先頭に立っています。フリースケールは、Kinetis Wシリーズ・マイクロコントローラ向けにThreadスタックを提供しており、Thread対応機器を直ちに開発することを可能にします。このスタックは、Thread Groupの認証プログラムが公表されたときに、正式に認証を取得する予定です。詳細については、www.freescale.com/threadのWebサイトをご覧ください。
供給
Kinetis KW41Zは、2016年第2四半期に特定顧客向けのサンプル出荷を開始する予定です。量産出荷は、2016年第3四半期に開始する予定です。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、セキュアな組込みプロセッシング・ソリューションによって”Internet of Tomorrow”(モノのインターネットの先にある、よりセキュアなIoTソリューション)を実現します。フリースケールのソリューションは、より革新的で、世界を繋ぎ、私たちの生活をシンプルで安全なものにします。また、世界的な企業の役割として、次世代のイノベータを育むために、科学・技術・工学・数学(STEM)教育に貢献することを約束します。詳細は、http://www.freescale.com/のWebサイトをご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークはFreescale Semiconductor Inc.,Reg. U.S. Pat. & Tm. Off.の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれの所有者が権利を保有しています。
(C)2015フリースケール・セミコンダクタ・インク