20〜40代の子育てママ2,008名(会員)に聞く「携帯電話やスマートフォンに関する意識調査」 子育てママ層にも広がるスマートフォン全体で約3割、20代では約半数が利用
[12/04/20]
提供元:PRTIMES
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株式会社ベネッセコーポレーションが運営する女性向けコミュニティサイト『ウィメンズパーク』では、2012年3月に会員の20〜40代子育て中の母親2,008名(妊婦含む)に対して「携帯電話やスマートフォンに関する意識調査」を実施いたしました。主な結果は以下の通りでした。
■子育てママ層にも広がるスマートフォン利用、乗り換えペースは2011年を機に加速。
・20代〜40代の子育てママの約99.9%が携帯電話を保有。そのうちの約3割が「スマートフォンを持っている」と回答。 2011年以降の乗り換えが加速。(全体の80%)
・特に、20代の母親の利用率が高く、約2人に1人弱の母親が既にスマートフォンを持っていると回答。(46%) ウィメンズパーク入会者の3人に1人はスマートフォン経由。
・約8割がスマートフォン利用に満足。(77.7%)
・使用しているスマートフォンのOSは「Android OS(Android)」が55.5%で「iOS(iPhone)」が39.0%。
■約8割がスマートフォン利用に満足。月額料金は5,000円以上が9割。
・スマートフォンの利用動機、1位は「インターネットやアプリを使ってみたかったから」2位は「パソコンの代わりになると思ったから」3位は「家族に薦められたから」。
・利用料金が5,000円以上を超える層はスマートフォン利用者では9割、スマートフォン以外の携帯電話利用者では約4割。
・スマートフォン非保有者のうち半数以上の回答者が「気にはなっているが、今のところは利用するつもりはない」と回答。その主な理由は「利用料金の高さ」。
■便利な機能はインターネットやアプリ。生活や子育てに関するアプリの利用が中心。
・便利だと思う機能、1位は「インターネット」2位は「アプリ」3位は「カメラ(写真、動画)」。
・スマートフォン保有者の96%がアプリのダウンロードを経験。
・アプリ利用者の2人に1人以上がレシピやグルメのアプリを利用、3人に1人以上が子育てに関するアプリを利用。
■スマホ利用者の2人に1人以上が「子どもをあやすためにスマートフォンを利用」。
・スマホ利用者の2人に1人以上が「子どもをあやすためにスマートフォンを利用」。
・一方、子ども自身のスマートフォン利用は、親子でルールを決めたうえでの利用ならばOK。
【調査結果詳細】
■子育てママ層に広がるスマートフォン利用、機種変更ペースは2011 年を機に加速。
ウィメンズパークでは、2011 年から「スマホ使ってますか?」「スマホって便利ですか?」といった、スマートフォンへの機種変更を検討する書き込みが目立つようになり、入会者においても、スマートフォンからの入会が3 割程度を占めるようになりました。この動きを受けて調査を行ったところ、アンケート回答者のうち31%が「スマートフォンを持っている」と回答いたしました。特に20 代の母親の利用率が高く、2 人に1 人弱の母親が既にスマートフォンを持っていると答えています。【グラフ1、回答者:2,008 名】
スマートフォン利用者のうち、2011 年以降の機種変更が全体の80%を占めています。2012 年に機種変更をした回答者もすでに22%おり、今後も子育てママ層のスマートフォンへの機種変更は加速してゆくとみられます。【グラフ2、回答者:626 名】
子育てママ層のスマートフォン利用動機は、1 位「インターネットやアプリを使ってみたかったから(34.2%)」2 位「パソコンの代わりになると思ったから(18.8%)」3 位「家族に薦められたから(13.4%)」となっており、デザインや形よりも機能に魅力を感じて機種変更をする方が多いようです。また、家族の意見を取り入れながら機種変更をする方がいるという点は、単身者とは異なる特徴であるといえます。
■約8 割がスマートフォン利用に満足。機種変更のハードルは利用料金。
機能が満載のスマートフォン、実際に利用してみての満足度は80%と高いのですが、利用料金の高さは悩みの種のようです。月額利用料金が5,000 円以上と答えた回答者は、スマートフォン利用者では90%と、スマートフォン以外の携帯電話利用者の44%に比べてはるかに高い結果となりました。スマートフォンに機種変更をするつもりはないと答えた回答者の主な理由は「利用料金の高さ」であり、この回答結果を裏づけるようにウィメンズパークでは「以前は月の支払いが2,000 円台だったのにスマホに替えたら7,000 円台まではねあがり家計を圧迫」「家族3人の携帯代が月額5,000 円台なので、スマホにすると、とても高くなると感じる」「使いようによっては安いです」といった、スマホの料金に関する書き込みが盛り上がっています。家計を守る主婦にとって、家族全員分の携帯電話代をいかにやりくりするかは気になる点であり、スマートフォンへの機種変更は費用対効果を見極めて慎重に行いたいという、しっかりものの主婦のすがたが浮かび上がります。【グラフ3、回答者:1,981 名】【表1、回答者:1,020 名】
■便利な機能はインターネットやアプリ。生活や子育てに関するアプリの利用が中心。
スマートフォンをすでに利用している回答者が便利だと思う機能は、1位「インターネット(88.3%)」2位「アプリ(64.5%)」3 位「カメラ(写真、動画)(44.7%)」となっており、スマートフォン利用者のうち、96%がアプリのダウンロードを経験しています。レシピやグルメ情報のアプリは2 人に1 人以上、子ども向けのアプリは3 人に1 人以上が利用しており、今どきの子育てママはスマートフォンを活用して情報を集めながら日々の食事作りや子育てを楽しみ、ゲームや写真、SNS などでほっと一息ついているようです。【グラフ4、回答者:578 名】
■スマホ利用者の2 人に1 人以上が「子どもをあやすためにスマートフォンを利用」。
子育て時のスマートフォン活用については、スマートフォンを利用している母親の2 人に1 人以上が「子どもをあやすためにスマートフォンを利用したことがある」と答えており、主に動画や子ども向けのアプリ、写真などを見せることで子育てに活用しているようです。フリーアンサーには「病院での待ち時間のあいだに動画を見せる」「ぐずったときに、触ると音がするアプリを使う」「子どもの写真を見せると興奮して喜ぶ」といった声が寄せられました。一方、子ども自身のスマートフォン利用については「ルールを守るなかでの使用ならばOK」「親の目の届く範囲で使うのならばよい」といったように、親子でルールを決めるなどの条件をつけたうえでの利用を認めているようです。
【グラフ5、回答者:626 名】【表2、回答者:325 名】
■携帯電話やスマートフォンに関する意識調査」調査について
株式会社ベネッセコーポレーションが運営する女性向けコミュニティサイト『ウィメンズパーク』は、妊娠や出産などの人生の節目や毎日の生活における女性ならではの悩みや気がかりに対し、先輩ママや同じ状況の女性たちの経験に基づいた良質の情報やアドバイスを提供するサイトとして2000 年5 月15 日にサービスを開始いたしました。現在は262.2 万人もの会員が在籍し、会員間で活発な情報交換を行っています。また、月間PV は2 億3,500 万PV にのぼり、投稿数は3,000 万件を突破いたしました。このたび、会員のスマートフォンへの関心の高まりやスマートフォン経由での入会者の増加を受け、子育てママのスマートフォンの利用実態把握を目的とした「携帯電話やスマートフォンに関する意識調査」を実施いたしました。(ウィメンズパークはパソコンまたはスマートフォンで利用できるサービスです)
【「携帯電話やスマートフォンに関する意識調査」調査概要】
調査期間:2012 年03 月27 日 〜 2012 年03 月30 日
調査方法:インターネット調査
調査対象:20〜40 代(20 代:406 名 30 代:1,385 名 40 代:217 名)の子育て中の母親2,008名(株式会社ベネッセコーポレーションが運営するサイト『ウィメンズパーク』会員のうち、妊婦、0〜6 歳児の子どもを持つ対象者)
右記のURL でもご覧いただけます:http://women.benesse.ne.jp/press/