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セキュリティ対策ソフト「ESET」 法人向けエンドポイント用製品の新バージョンを発表

〜クライアント管理プログラム「ERA」も刷新〜

キヤノンMJ ITグループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:神森 晶久、以下キヤノンITS)は、国内総販売代理店として取り扱うESET社(ESET, spol. s r.o. CEO : Richard Marko)の法人向けエンドポイント用セキュリティ対策ソフト「ESET Endpoint Protectionシリーズ」の新バージョンv6を、2015年秋頃より提供開始します。製品版リリースに先駆け、クラウド対応製品の先行評価版を、6月末から無償にて提供開始します。




新バージョンv6のクライアント用プログラムでは、近年、ますます巧妙化、高度化している、法人を対象とした不正送金ウイルスや標的型サイバー攻撃、ぜい弱性を狙った攻撃など新種の脅威に対抗するために、従来からの基本性能である独自開発のヒューリスティック技術に加え、さまざまなアプローチで脅威から守る、多重防御のための機能を搭載しました。

また、管理機能向上を目的として、日本を含む6か国の法人のお客さまを対象に、延べ数か月間にわたるヒアリングを実施し、クライアント管理プログラム「ESET Remote Administrator」(以下ERA)の刷新を行いました。数年間をかけてプログラムを一から見直し、新規に設計・開発を行い、業種や規模など幅広いお客さまへの調査結果を分析して反映することで、情報システム管理者が使いやすく運用しやすい製品へと大きく進化を遂げました。これにより、ログイン後、最初の画面で、運用管理上必要な作業の大半を実行できるなど、管理者の作業・運用負担が大幅に軽減されます。さらに、ERAとエージェント間の通信を暗号化できることで、インターネット経由での安全なクライアント管理を実現しました。従来は、社内ネットワーク上に設置する必要があったERAのサーバーを、クラウド環境に設置できるようになります。

キヤノンITSでは、この新バージョンの技術改善をベースとしたクラウド対応製品を、法人向け製品ラインアップに加える予定です。その第一歩として「クラウド対応ERA(仮称)」の先行評価版を2015年6月末(予定)より無償提供します。「クラウド対応ERA」を使用することで、クラウド上に設置されたERAサーバーから、ESETのクライアント管理を実施できるようになります。なお、クラウド対応製品を含む「ESET Endpoint Protectionシリーズ」の新バージョンv6の製品版は、2015年秋頃より提供を開始します。
[画像1: http://prtimes.jp/i/1375/222/resize/d1375-222-701767-2.jpg ]



<ESET Endpoint Protectionシリーズのプログラム構成>

[画像2: http://prtimes.jp/i/1375/222/resize/d1375-222-782487-1.jpg ]



<ESET Remote Administrator v6 主な新機能>
■ ERAの管理コンソールが専用コンソールからWebブラウザーに変更
Webブラウザーで管理ができるため、管理用アプリケーションのインストールが不要です。ネットワークに接続できる端末からWebブラウザーを通じて簡単にESETのクライアント管理ができます。

■ Linux対応
Linux上でもERAサーバーが構築できるようになり、WindowsのCAL(Client Access License)のコスト削減が可能です。

<ESET Endpoint Protectionシリーズ v6 クライアント用プログラム 主な新機能> ※Windows向け
■ 個人情報やFTPアカウントの盗用をブロック「エクスプロイト ブロッカー」
Webブラウザーやメールソフトウェアなどのアプリケーションのぜい弱性を悪用するウイルスから大切な機器を守る機能です。アプリケーションのぜい弱性を悪用する動作を監視し、疑わしい振る舞いを検出したら、ただちに動作をブロックします。


■ ボットによるリモート操作を防ぐ「ボットネット プロテクション」※ESET Endpoint Securityのみ
ボットとは、悪意のあるプログラムの一種で、普段はパソコンに潜んで活動をおこなわず、ボットの元締めとなるサーバーから命令を受けることにより、個人情報の収集、迷惑メールの大量送信など、不正な動作をおこないます。このようなボットから構成されるネットワークが、ボットネットと呼ばれています。「ボットネット プロテクション」は、パーソナルファイアウォール機能を利用して通信を解析し、リモートからのアクセスを検知して、迅速にボットを検出します。これまでのフィルタリング機能に加え新機能により、多重防御をおこない、不正サーバーへの送信となる不審な通信やアドレスを検知して遮断することで、標的型攻撃を防ぎます。

■ 難読化されたマルウェアも検出「アドバンスド メモリスキャナー」
メモリーの監視を大幅に強化しました。高度に難読化、暗号化されたウイルスによる不審なプロセスの振る舞いを監視し、メモリー内でウイルスを解析します。この機能により難読化や巧妙な手法で偽装されたウイルスの検出力が向上しました。

■ 外部からのネットワーク攻撃に対応「バルナラビリティシールド」※ESET Endpoint Securityのみ
IDS(Intrusion Detection System)機能を強化しました。ぜい弱性(バルナラビリティ)に対してネットワークレベルで機能します。この機能により既知のぜい弱性やセキュリティホールを悪用したウイルスによる攻撃、そしてハッキングによる外部からのネットワーク攻撃に対する防御力が向上しました。

<ESET Endpoint Protectionシリーズ v6の価格>
「ESET Endpoint Protection Advanced」「ESET Endpoint Protection Standard」の従来ラインアップ製品については、バージョンv5と同一の予定です。クラウド対応ERA製品については、現状未定です。

<ESET社について>
1992年に創設されたESET社は、企業および個人向けのセキュリティソリューションを提供するグローバルプロバイダーであり、ISO9001:2000やISO27001など数多くの認証を取得しています。プロアクティブなマルウェア検出技術のパイオニアであるとともに、この分野で業界をリードし続けています。ESET NOD32アンチウイルスは、英国『Virus Bulletin』誌のVB100アワード最多受賞回数を記録しているほか、1998年の同テスト開始以来、「In the Wild」と呼ばれる実際に感染報告があるワームやウイルスを1つ残らず検出しています。ESET NOD32アンチウイルス、ESET Smart Security、ESET Cyber Security for Macは1億ユーザー以上に利用されており、各方面から極めて高い評価を得ています。
ESET社は、スロバキアのブラティスラバにグローバル本社を、米国のサンディエゴ、アルゼンチンのブエノスアイレス、シンガポールに地域流通拠点を構えています。また、ブラティスラバ、サンディエゴ、ブエノスアイレス、チェコ共和国のプラハ、ポーランドのクラクフ、カナダのモントリオール、ロシアのモスクワにマルウェア研究センターを置き、世界180か国にまたがる広範なパートナーネットワークを築いています。キヤノンITSは、ESET製品の国内総販売代理店です。

※ESET、NOD32、ESET Endpoint protection、ESET Endpoint Security、ESET Endpoint アンチウイルス、ESET Remote Administrator、ESET File Security、ESET Smart Security、ESET NOD32アンチウイルス、ESET Cyber Security、は、ESET, spol. s r.o.の商標です。Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。

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■お問い合わせ先
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キヤノンITソリューションズ株式会社
ESETサポートセンター
住所 : 〒140-8526 東京都品川区東品川2-4-11 野村不動産天王洲ビル
TEL : 050-3786-2528
URL : http://canon-its.jp/product/eset/
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