新進アーティストの作品に気軽に出会える場所 ― 横浜市民ギャラリーあざみ野「ショーケースギャラリー」
[17/04/25]
提供元:PRTIMES
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横浜市民ギャラリーあざみ野は2005年10月にオープン。年間3回の企画展の他、子どもや市民が気軽に参加できる体験プログラムや「もっと知りたい」に応える講座など、美術というジャンルを超えた表現活動、創造活動、そして出会いの場として、親しまれています。
1階エントランスロビーではその小空間を利用した「ショーケースギャラリー」として、新進アーティストの作品を紹介。2017年度は4人の作家の作品展示を予定しています。今を生きるアーティストが創作した、個性豊かな作品との出会いが待っています!
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今年度第1期、4月29日(土・祝)〜7月9日(日)には、碓井ゆいの作品を紹介。
碓井は、糸や布、廃材など身の回りにあるような材料を使い、手工芸を取り入れた手法で女性をとりまく歴史や文化、社会の状況を表現しているアーティストです。
本展で碓井は新作「something red」を出品。日々を過ごす中で自身の身体によって引き起こされる感覚や経験をもとに子宮や生理と社会的事象に関する幾つかの思索を行い、それを作品化します。そして欲望や神秘化の対象にされやすい女性の身体を自らのものとして問い直します。
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■碓井ゆい 略歴
1980年東京都出身。主な展覧会:2016年「Assembridge NAGOYA 2016」(名古屋)、「sugar」XYZ collective(東京)、「shadow work」小山市立車屋美術館(小山)、「speculum」studio J(大阪)、2015年「O」shanaynay(パリ)、「Japanese Nightingale Doesn’t Sing At Night curated by American Boyfriend」XYZ collective(東京)ほか
■碓井ゆいより
私たちがものを見るとき、そこには歴史、政治、経済、思想、文化といった様々なフィルターがかかっています。私はそれらのフィルターを取り払うのではなく、一枚一枚精査して綻びを見つけそれらを組み替えることで、新しい見方や思考の糸口になるような作品を作りたいと考えています。
■今後のショーケースギャラリーの予定
町田桂子展 2017年7月15日(土)〜9月17日(日)
木村有貴子展 2017年9月23日(土・祝)〜12月17日(日)
伊佐治雄悟展 2018年1月6日〜3月25日(日)