〜音楽・スポーツ分野のユーザビリティ向上へ〜 米最新チケット技術 国内”初導入”
[18/09/27]
提供元:PRTIMES
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エイベックス・エンタテインメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:黒岩克己、以下:AEI)とヤフー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川邊健太郎)との共同出資による合弁事業会社であるパスレボ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宅間弘治、以下:パスレボ)は、アメリカ最大級のチケット販売会社「AXS GROUP LLC」(読み:アクセス・グループ・エルエルシー、以下:AXS)と日本国内における独占的なパートナー契約を7月2日に締結し、最新のチケット技術を導入した取り組みを開始しました。
音楽分野では、9月15日〜17日に東京・お台場で開催された世界最高峰の都市型ダンスミュージックフェスティバル「ULTRA JAPAN 2018」で、「AXS」の技術を搭載した電子チップ入のリストバンドでリアルタイムでの観客動員数や行動履歴の把握の実証実験を行いました。今後は電子チップの中に決済機能を搭載することで、会場内の飲食やグッズ購入を可能にすることも検討しています。
スポーツ分野では、福岡ソフトバンクホークス株式会社(以下:ホークス)の協力のもと、福岡ヤフオク!ドームにて開催される「2018 パーソル クライマックスシリーズ パ」(※)の観戦チケットの販売において、「360度3Dマップビュー」(画像1)の導入を開始します。これにより、チケットの購入前にブロック毎の眺めではなく、座席毎の眺めや、ドリンクカップホルダーの有無を確認したり、フェンス際に選手が来た際に見える角度が想定可能になるなど、新しいチケットの購入体験をユーザーに提供します。本技術は、既に2016年からNBAやNHLなどアメリカのスポーツチケット販売で採用されていますが、日本のスポーツ業界では“初”の導入事例です。
※:ホークスがペナントレースで2位以上が確定し、福岡ヤフオク!ドームで試合が開催される場合のみ
[画像1: https://prtimes.jp/i/2323/242/resize/d2323-242-189203-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/2323/242/resize/d2323-242-125047-1.jpg ]
なお、パスレボは本技術の導入以外にも、下記のような特徴をもった「AXS」の様々なチケット技術を、今後のチケット販売において導入を目指します。
1:さまざまな流通経路でのチケット販売状況を共通の在庫プラットフォームにより、リアルタイムで管理ができる
2:ダイナミック・プライシング(価格変動形式)で行う販売方法の場合でも全ての販路で瞬時に価格を設定させる
3:1次、2次流通を統合して、同じ在庫でリセール販売ができる
4:ユーザーのIDベースのデジタルチケットを、転売・偽造防止のため、任意の秒数で可変するQRコード(※)形式で販売する
5:チケット購入時にセットで注文した飲食やグッズを、デジタルチケットのQRコードを認証させると、会場内で受取りができる
※:「QRコード」は、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
「AXS」のチケット技術は、パスレボが運営する「Yahoo!チケット」で取り扱う音楽興行やスポーツ興行などで順次導入していく予定で、ユーザビリティならびに、ファンエクスペリアンスの向上や興行主の収益最大化に貢献します。
■AXS Group LLC. 概要
HP:https://www.axs.com/
AXSは世界最先端のチケット販売、興行におけるデータマーケティングの技術を保有するシステムプロバイダーです。本技術はアデル、ブルーノ・マーズ、USなど多くのアーティストのツアー興行や、NBAのヒューストン・ロケッツ、ロサンゼルス・レイカーズ、NHLのベガス・ゴールデンナイツのような多くのスポーツチームにも導入され、会場におけるイベントの収益最大化とファンの満足度向上をサポートしています。また世界中の200を超える会場、プロモーター、スポーツチームのクライアントに本技術のプラットフォームを提供し、会場などお客様のお気に入りからユーザーフレンドリーな購入画面を通して直接チケットを購入する機会を提供します。
■パスレボ株式会社 概要
パスレボ株式会社は、ヤフー株式会社とエイベックス・エンタテインメント株式会社の共同出資により設立された合弁会社でチケット販売サイト「Yahoo!チケット」を運営しています。