子どもたちの音楽への憧れと夢を創出するプログラム 『I’m a HERO Program』をコロンビアで開始
[18/09/28]
提供元:PRTIMES
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今年修好110周年を迎えるコロンビアが舞台 − 9月30日、コロンビア国内一部リーグ「カテゴリア・プリメーラA」の舞台で大観衆が見守る中、国歌を演奏 −
ヤマハ株式会社は、音楽を演奏する楽しさを知った子どもたちが、大きなチャレンジを経て、子どもたち自らの力で「見えない壁」に立ち向かうヒーローとなる『I’m a HERO Program』を、今年日本との修好110周年を迎えるコロンビア共和国(以下、コロンビア)にて開始します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/10701/247/resize/d10701-247-726988-2.jpg ]
『I’m a HERO Program』公式サイト:https://live.yamaha.com/im_a_hero/
本プログラムでは、格差や貧困、そしてそれらから生まれる差別意識や偏見などを「見えない壁」と捉え、そこに立ち向かう子どもたちが主役となります。
現地時間9月30日(日)に行われる、コロンビア国内一部リーグである「カテゴリア・プリメーラA」の一節において、同国の強豪サッカークラブの選手らとともに子どもたち26名がフィールドに立ち、初めて手にする管楽器「Venova™」(ヴェノーヴァ)によるコロンビア国歌演奏を大観衆の前で披露します。
子どもたちが自らの努力の成果として大勢の観客の前で演奏する姿は、逆境に挑戦し乗り越えていく「ヒーロー」の象徴です。
なお、子どもたちがプログラムの参加メンバーとして選ばれてから当日舞台へと上がりヒーローになるまでの様子を一本のドキュメンタリー映像として記録し、10月下旬ごろに発表する予定です。
<実施概要>
対象国:
コロンビア共和国
対象者:
青少年オーケストラ団体「Red de Escuelas de Música de Medellín」、現地奨学プログラム「ToKANDO」に参加する子どもたちから選抜した7歳〜13歳までの男女26名
提供内容:
管楽器「Venova」の提供、各組織での練習サポート、発表舞台の提供
実施期間(※1):
本番披露:9月30日(日) キックオフ17:30 ※演奏はキックオフ前の国歌斉唱時
練習期間: 3月31日〜9月29日
発表舞台:
コロンビア国内一部リーグ カテゴリア・プリメーラA 後期第12節 「アトレティコ・ナシオナル」対「ボヤカ・チコFC」戦 キックオフ前 国歌斉唱時
発表場所(※2):
「Estadio Atanasio Girardo」(エスタディオ・アタナシオ・ヒラルド)
※1: いずれも現地時間。
※2: コロンビア メデジン市にある多目的スタジアム。
<社会課題を音楽の力で解決する>
世界には、格差や貧困、そしてそこから生まれる差別意識や偏見といった、いわゆる「見えない壁」によって、子どもたちの未来を狭めてしまっている現実があります。こうした社会課題に対して、中南米では音楽の力で立ち向かう活動が進められており、中南米の青少年オーケストラ・バンド活動がそのひとつです。
発端となったのは、ベネズエラから始まった「エル・システマ」とよばれる政府が推進する音楽教育プロジェクトです。非行防止・貧困撲滅の為に国策として行われており、子どもたちの音楽活動のみならず、将来の働き口も確保することで社会全体の安定化を図るシステムです。当社もこれに賛同し、楽器メンテナンス方法の普及や、修理技術者育成を通じて15年に渡って協力を続けてきました。
また、コロンビアでも、メデジン市を拠点とする「Red de Escuelas de Música de Medellín」やボゴタ市の「Fundación Nacional Batuta」など、青少年オーケストラ・バンド団体が発足しています。さらには中南米におけるヤマハの主要パートナーによる財団「Fundación Incolmotos Yamaha」が運営する「ToKANDO」という奨学プログラムが生まれています。
同時に新たな課題も見えてきました。中でも大きな問題は、楽器メンテナンスの必要性や方法が認識されておらず、壊れた楽器を修理出来る人が周りにいない団体が多いということでした。そこで当社は2014年から「AMIGO Project」を開始し、現地の人々が自分の力で楽器をメンテナンスできるようにワークショップの開催や、壊れた楽器を修理出来る技術者の育成を推進してきました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/10701/247/resize/d10701-247-366364-4.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/10701/247/resize/d10701-247-596598-5.jpg ]
<楽器とともに、憧れのサッカー選手とフィールドに>
[画像4: https://prtimes.jp/i/10701/247/resize/d10701-247-242966-6.jpg ]
今回『I’m a HERO Program』の舞台に、当社がこうした活動を行ってきたコロンビアを選びました。また今年は、日本とコロンビアの修好110周年を迎える佳節の年でもあります。
本プログラムでは、「Red de Escuelas de Música de Medellín」と「ToKANDO」に参加している子どもたちから選抜された26名を対象に、憧れの舞台で管楽器「Venova」を演奏する機会を提供します。
子どもたちは、これまでリコーダー以外の管楽器演奏経験は無く、今回の舞台にむけてそれぞれの指導者のもとで、新しい楽器「Venova」の演奏修得に約6ヶ月間かけて取り組みました。その後、現地時間9月30日(日)に開催されるコロンビア国内一部リーグである「カテゴリア・プリメーラA」の一節に出場する同国のサッカークラブ「アトレティコ・ナシオナル」の選手とともにフィールドに立ち、同国の青少年バンド「Banda Sinfónica de Copacabana」の子どもたちによる伴奏とともに、大観衆の前で国歌演奏を披露します。
コロンビアは、6月に開催されたサッカーワールドカップにも出場するサッカー強豪国であり、同国でサッカーは極めて高い人気を誇ります。特に「アトレティコ・ナシオナル」は、昨年をはじめ、過去に16度の国内リーグ優勝経験を持つメデジン市を本拠地とするコロンビアの強豪サッカークラブで、子どもたちにとって選手は憧れの存在です。
子どもたちは音楽を通じて、自らの手で「見えない壁」を乗り越え、憧れの舞台へ上がります。試合当日、彼らはヒーローになります。
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「Venova™」― 壊れにくくメンテナンスもしやすい新しい管楽器
[画像7: https://prtimes.jp/i/10701/247/resize/d10701-247-483256-0.jpg ]
サクソフォンは多くの部品と複雑な構造から成ります。しかし「Venova」では、円筒管を分岐させた「分岐管」構造や管の長さを縮める蛇行形状によって、コンパクトかつ最小限のキイを使用したシンプルな構造でサクソフォンに近い音色を奏でられるようになりました。軽量で壊れにくく水洗いもできるABS樹脂製で、どこにでも気軽に持って行くことができます。リコーダーのような指使いで演奏できる一方で、本格的な吹奏感を持ったリード楽器です。
https://www.yamaha.com/venova/
『I’m a HERO Program』公式サイト
https://live.yamaha.com/im_a_hero/
*Venova(ヴェノーヴァ)は、ヤマハ株式会社の登録商標です。
*その他の文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
※このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。
ヤマハ株式会社は、音楽を演奏する楽しさを知った子どもたちが、大きなチャレンジを経て、子どもたち自らの力で「見えない壁」に立ち向かうヒーローとなる『I’m a HERO Program』を、今年日本との修好110周年を迎えるコロンビア共和国(以下、コロンビア)にて開始します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/10701/247/resize/d10701-247-726988-2.jpg ]
『I’m a HERO Program』公式サイト:https://live.yamaha.com/im_a_hero/
本プログラムでは、格差や貧困、そしてそれらから生まれる差別意識や偏見などを「見えない壁」と捉え、そこに立ち向かう子どもたちが主役となります。
現地時間9月30日(日)に行われる、コロンビア国内一部リーグである「カテゴリア・プリメーラA」の一節において、同国の強豪サッカークラブの選手らとともに子どもたち26名がフィールドに立ち、初めて手にする管楽器「Venova™」(ヴェノーヴァ)によるコロンビア国歌演奏を大観衆の前で披露します。
子どもたちが自らの努力の成果として大勢の観客の前で演奏する姿は、逆境に挑戦し乗り越えていく「ヒーロー」の象徴です。
なお、子どもたちがプログラムの参加メンバーとして選ばれてから当日舞台へと上がりヒーローになるまでの様子を一本のドキュメンタリー映像として記録し、10月下旬ごろに発表する予定です。
<実施概要>
対象国:
コロンビア共和国
対象者:
青少年オーケストラ団体「Red de Escuelas de Música de Medellín」、現地奨学プログラム「ToKANDO」に参加する子どもたちから選抜した7歳〜13歳までの男女26名
提供内容:
管楽器「Venova」の提供、各組織での練習サポート、発表舞台の提供
実施期間(※1):
本番披露:9月30日(日) キックオフ17:30 ※演奏はキックオフ前の国歌斉唱時
練習期間: 3月31日〜9月29日
発表舞台:
コロンビア国内一部リーグ カテゴリア・プリメーラA 後期第12節 「アトレティコ・ナシオナル」対「ボヤカ・チコFC」戦 キックオフ前 国歌斉唱時
発表場所(※2):
「Estadio Atanasio Girardo」(エスタディオ・アタナシオ・ヒラルド)
※1: いずれも現地時間。
※2: コロンビア メデジン市にある多目的スタジアム。
<社会課題を音楽の力で解決する>
世界には、格差や貧困、そしてそこから生まれる差別意識や偏見といった、いわゆる「見えない壁」によって、子どもたちの未来を狭めてしまっている現実があります。こうした社会課題に対して、中南米では音楽の力で立ち向かう活動が進められており、中南米の青少年オーケストラ・バンド活動がそのひとつです。
発端となったのは、ベネズエラから始まった「エル・システマ」とよばれる政府が推進する音楽教育プロジェクトです。非行防止・貧困撲滅の為に国策として行われており、子どもたちの音楽活動のみならず、将来の働き口も確保することで社会全体の安定化を図るシステムです。当社もこれに賛同し、楽器メンテナンス方法の普及や、修理技術者育成を通じて15年に渡って協力を続けてきました。
また、コロンビアでも、メデジン市を拠点とする「Red de Escuelas de Música de Medellín」やボゴタ市の「Fundación Nacional Batuta」など、青少年オーケストラ・バンド団体が発足しています。さらには中南米におけるヤマハの主要パートナーによる財団「Fundación Incolmotos Yamaha」が運営する「ToKANDO」という奨学プログラムが生まれています。
同時に新たな課題も見えてきました。中でも大きな問題は、楽器メンテナンスの必要性や方法が認識されておらず、壊れた楽器を修理出来る人が周りにいない団体が多いということでした。そこで当社は2014年から「AMIGO Project」を開始し、現地の人々が自分の力で楽器をメンテナンスできるようにワークショップの開催や、壊れた楽器を修理出来る技術者の育成を推進してきました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/10701/247/resize/d10701-247-366364-4.jpg ]
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<楽器とともに、憧れのサッカー選手とフィールドに>
[画像4: https://prtimes.jp/i/10701/247/resize/d10701-247-242966-6.jpg ]
今回『I’m a HERO Program』の舞台に、当社がこうした活動を行ってきたコロンビアを選びました。また今年は、日本とコロンビアの修好110周年を迎える佳節の年でもあります。
本プログラムでは、「Red de Escuelas de Música de Medellín」と「ToKANDO」に参加している子どもたちから選抜された26名を対象に、憧れの舞台で管楽器「Venova」を演奏する機会を提供します。
子どもたちは、これまでリコーダー以外の管楽器演奏経験は無く、今回の舞台にむけてそれぞれの指導者のもとで、新しい楽器「Venova」の演奏修得に約6ヶ月間かけて取り組みました。その後、現地時間9月30日(日)に開催されるコロンビア国内一部リーグである「カテゴリア・プリメーラA」の一節に出場する同国のサッカークラブ「アトレティコ・ナシオナル」の選手とともにフィールドに立ち、同国の青少年バンド「Banda Sinfónica de Copacabana」の子どもたちによる伴奏とともに、大観衆の前で国歌演奏を披露します。
コロンビアは、6月に開催されたサッカーワールドカップにも出場するサッカー強豪国であり、同国でサッカーは極めて高い人気を誇ります。特に「アトレティコ・ナシオナル」は、昨年をはじめ、過去に16度の国内リーグ優勝経験を持つメデジン市を本拠地とするコロンビアの強豪サッカークラブで、子どもたちにとって選手は憧れの存在です。
子どもたちは音楽を通じて、自らの手で「見えない壁」を乗り越え、憧れの舞台へ上がります。試合当日、彼らはヒーローになります。
[画像5: https://prtimes.jp/i/10701/247/resize/d10701-247-250976-1.jpg ]
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「Venova™」― 壊れにくくメンテナンスもしやすい新しい管楽器
[画像7: https://prtimes.jp/i/10701/247/resize/d10701-247-483256-0.jpg ]
サクソフォンは多くの部品と複雑な構造から成ります。しかし「Venova」では、円筒管を分岐させた「分岐管」構造や管の長さを縮める蛇行形状によって、コンパクトかつ最小限のキイを使用したシンプルな構造でサクソフォンに近い音色を奏でられるようになりました。軽量で壊れにくく水洗いもできるABS樹脂製で、どこにでも気軽に持って行くことができます。リコーダーのような指使いで演奏できる一方で、本格的な吹奏感を持ったリード楽器です。
https://www.yamaha.com/venova/
『I’m a HERO Program』公式サイト
https://live.yamaha.com/im_a_hero/
*Venova(ヴェノーヴァ)は、ヤマハ株式会社の登録商標です。
*その他の文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
※このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。