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WOWOWで絶賛放送中のスペインサッカーリーガ・エスパニョーラ。第19節でマジョルカと対戦したエスパニョールだが、中村俊輔は4ヶ月ぶりの招集外。試合も1‐1の引き分けに終わり、ホーム3連勝はならなかった。次節ビルバオ戦は1月31日(日)午前6時05分からWOWOWで放送！リーガ前半戦最後の試合となる第19節、ホーム3連勝を目指したエスパニョールは好調マジョルカと1‐1で引き分けた。これでエスパニョールはシーズンの半分を勝点20の14位で終了。太もも裏を痛めている中村俊輔は、昨年9月19日のデポルティーボ戦以来の招集外となった。

前半は両者共に攻撃の糸口が見いだせぬまま終了。その均衡を破ったのは後半3分、この日が初先発となるエスパニョールの新加入FWオスバルドだった。右サイドのFWルイス・ガルシアがゴール前中央へクロス。右足で合わせたオスバルドのシュートはマークするDFにブロックされるが、はね返りに素早く反応して左足を一閃、GKアワテの股下を抜くシュートで移籍初ゴールを流し込んだ。

DFパレハ、DFフォルリンらを欠く急造DFラインながら、その後もエスパニョールは安定した守備をベースに試合を進めた。だが後半34分、突然の失点は不本意な形でもたらされた。自陣ゴール前にハイクロスが飛んだ瞬間、ペナルティエリア内でマジョルカのDFルベン・ゴンサレスが転倒する。これを見たルビノス・ペレス主審はDFビクトル・ルイスが掴んだとみなし、迷わずPKを宣告。これをボルハ・バレーロが決め、マジョルカが劣勢の展開で貴重な勝点1を拾った。

この判定に抗議したMFモイセースは通算5枚目の警告を受け、次節ビルバオ戦が出場停止となった。18位テネリフェとの勝点差は僅か3。降格の恐怖を背後に感じつつ、中盤の要を欠く次節も苦しい戦いとなりそうだ。

■ポチェティーノ監督コメント

「開始1分から勝利を目指した我々にはもっと相応しい結果があったはずだ。勝点を失うとすればセットプレーからの失点以外にはあり得ない展開だったが、最後に待っていたのは存在しないファウルによるPK判定だった。あのPKだけではなく、今日の試合では説明不能な判定がいくつもあった。怒りで熱くなっている時にはいらぬことまで言ってしまう可能性がある。私は対話が好きだが、時々自身の考えに固執して話を聴こうとしない連中がいるものだ。ゲーム終盤の混乱、モイセースの負傷退場にもかかわらず、我々は90分間ゲームを支配した。全体的にチームの出来には満足している。オスバルドのゴールは彼が自信を掴むためには非常に重要だった。ジョルディ・アマトの姿には自分を反映して見ていた。私も彼と同じ年にデビューしたからね。彼は素晴らしい個性と性格を持った選手であり、この先には偉大な未来が待っていると思う」

■第20節 リーガ・エスパニョーラ対戦カード
デポルティーボ・ラ・コルーニャ vs レアル・マドリード
スポルティング・ヒホン vs バルセロナ
アトレティコ・マドリード vs マラガ
セビリア vs バレンシア
ヘレス vs マジョルカ
バジャドリード vs アルメリア
ヘタフェ vs ラシン・サンタンデール
ビジャレアル vs オサスナ
テネリフェ vs サラゴサ
エスパニョール vs アスレティック・ビルバオ

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