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IHIグループは、2023年4月に発足させた「IHIアカデミー」において、IHIグループの変革をリードする「グローバルで活躍する経営・専門人財」の育成を目的に活動を行っています。2025年4月1日付で、宇宙飛行士として活躍した野口聡一氏をアカデミー長に迎え、その経験と知見を活かして、IHIの挑戦と変革を加速します。
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「挑む、越える、解き放つ」-IHIアカデミーのミッション
IHIアカデミーは、2023年4月にCEO直属の組織として活動を開始しました。「挑む、越える、解き放つ」をスローガンに掲げ、社内で変革をリードする人財の発掘・育成がミッションです。選抜された社員にはグループ会社の経営を担わせるなど高難度のプロジェクトに挑戦させてきました。また、意欲ある人財に門戸を広げるため、公募要素を取り入れた実践重視の研修プログラムも提供しています。これにより、従業員が自発的に挑戦し、自己成長を実感できる環境を整備し、2025年度には600名の変革人財の輩出を目指します。
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人財育成の全体像

成果と広がる変革ムーブメント
IHIアカデミーを通じて育成された人財は、新たな視点やスキルを活用し、社内外で変革を牽引しています。受講者からは「固定観念を打破し、自己成長を実感できた」という声が多く寄せられています。また、IHIアカデミーの研修プログラムを通じた広い社員交流の場であるアルムナイイベントの開催や、修了生同士の交流を促進する仕組みも企画し、IHIグループ全体での変革ムーブメントを加速させ、社員一人ひとりの成長が、事業の発展につながる仕組みを築き上げています。

野口聡一氏とともにIHIグループの挑戦・変革を促進
野口聡一氏には、宇宙飛行士としての豊富な経験と知見を活かし、IHIアカデミーの理念である「挑む、越える、解き放つ」の体現者としてリーダーシップを発揮していただくことを期待しています。今後もIHIグループは、持続的な成長を牽引する人財を輩出し、「自然と技術が調和する社会を創る」活動を続けてまいります。

■野口聡一氏プロフィール
1965年生まれ 東京大学大学院修了、博士（学術）。先端学際工学専攻。
1991年 （株）IHI勤務。
1996年 宇宙飛行士候補に選抜される。
2005年 スペースシャトル・ディスカバリー「STS-114」に搭乗し日本人として
　　　　　　　　初めて国際宇宙ステーション（ISS）で船外活動を行う。
2009年 日本人として初めてソユーズ宇宙船TMA-17に船長補佐として搭乗する。
2014年 国際NGO法人「世界宇宙飛行士会議」会長にアジア人で初めて就任。
2019年 サウジアラビア宇宙委員会の諮問委員に就任。
2020年 米国人以外で初めてSpacexクルードラゴン宇宙船に搭乗し「世界で初めて
　　　　　　　　3種類の違う帰還（滑走路、地面、海面）を達成した宇宙飛行士」でギネス
　　　　　　　　世界記録に認定された。ISS滞在通算日数335日、船外活動4回は日本人最多。
2022年 「宇宙からのショパン生演奏」動画などでYouTube Creator Award受賞。
　　　　　　　　（株）IHIのエグゼクティブ・アドバイザーに就任。
2025年 （株）IHIのアカデミー長に就任、現在に至る。
合同会社「未来圏」代表、東京大学および日本大学特任教授。趣味は料理、キャンプ、飛行機操縦。