【フジテレビ】ドキュメンタリー番組 ザ・ノンフィクション600回記念『老人と放射能 〜FUKUSHIMA〜』 第1章 1月15日(日)、第2章 1月22日(日)
[12/01/13]
提供元:PRTIMES
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放送開始から丸16年、“視聴者目線”にこだわり続けたドキュメンタリー番組
ザ・ノンフィクション600回記念 『老人と放射能 〜FUKUSHIMA〜』
第1章 1月15日(日)午後2時より
第2章 1月22日(日)午後2時より
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/thenonfx/
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フジテレビは、放送600回を迎えるドキュメンタリー番組
「ザ・ノンフィクション」(日曜午後2時より放送中)にて、
1月15日(日)、1月22日(日)の2週連続にわたり、福島県浪江町の山里に
ひとりで暮らす男性に密着した『老人と放射能 〜FUKUSHIMA〜』を、
放送いたします。
本番組は、数ヶ月〜数年単位にわたる長期取材をもとに、
視聴者の目線で描くことを信条に、家族をベースに人間関係を描く
ドキュメンタリー番組です。
番組開始当初は、「日本の春」という企画で、東日本大震災が起こる
1年前の2010年3月から、福島県浪江町の山里で自給自足の生活を送る、
川本年邦さん(80歳)と浪江町の春の様子を記録していました。
今回の放送は、撮影中、東日本大震災に伴う福島第1原子力発電所の
事故や放射能汚染問題などで、福島県浪江町は全町避難となるなど、
周囲の環境が変わる中、避難先の仮設住宅で自宅に戻れる日を待つ
川本さんの生き方をつづった内容となっております。
◆あらすじ
川本さんは、田舎暮らしにあこがれ、12年前に東京から移住してきた後、
震災前まで水は山から引き、煮炊きは山から拾ってきた薪(まき)を使い、
自給自足の生活を送っていました。20代のころから毎年地元の小学校に
本の寄付や、昔懐かしい映画や幻灯の上映など、子供たちを
楽しませ続けてきた川本さんは、20年間コツコツとためてきた老後の資金を、
福島へ移住後、詐欺師によって全額だまし取られてしまいます。
一文無しになった川本さんに残されたのは、浪江町の山里だけでしたが、
その土地も放射能によって奪われてしまいますが、どんな過酷な状況に置かれても、
川本さんは人のために尽くすことをやめません。
一人の老人の生き方から見えてくる、幸せや豊かな人生への考え方に注目です。
<構成・演出・プロデューサー 東 正紀のコメント>
「リーマンショック以降の不況で、会社は倒産、リストラ、孤独死、自殺の急増。
現代の日本は“引き算”の時代。人々は引き算される恐怖の中、日々暮らしています。
そんな時、引き算され続けても、人のために尽くす老人の存在を知りました。
私たちは、この恐怖心から逃れるためには、どうすればいいのか知りたくて、
川本さんの生活を1年間見つめることにしました。一人の老人の無垢な魂。
それは、東日本大震災後を生きる日本人が、
自分の人生を見直す鏡になるのかもしれません」
<味谷和哉チーフプロデューサー (情報制作局専任局次長)のコメント>
「“男が日曜の昼間に見る番組を!”という企画コンセプトで1995年に
開始した当番組ですが、番組をずっと応援してくださる方々のおかげで、
1月22日の放送で600回を迎えることとなりました。
この16年間“視聴者目線で作ること”を大切に制作してきました。
“ドキュメンタリーは客観であれ”と言いますが、それはまやかしだと思います。
事実はねじ曲げずに、単に記録してまとめるのではなく、
何を言いたいのかを明確にし、時には主観を入れて放送しているところが
支持されているのかなと思います。
600回記念の作品『老人と放射能』が、ほかの震災の企画と一線を画すのは、
本来“日本の春”という企画で震災が起こる1年前から福島県浪江町で
取材を始めていた企画であるところです。老人は非常に奇特な方で、
人のために尽くすのを信条としていましたが、お金をだまし取られ、
すべてをなくしてしまい自然だけを頼りに暮らしていた時に、
震災が起きてしまうということになります。
使用しているカメラの特性もあり、すごく自然の映像がきれいです。
あとで震災後の映像と重ね合わせるとこんな自然を失ってしまったのかと
思いますし、日本人として何が大切か考える良い機会になると思います。
この作品は、原発事故があって、こんな日本人がいたと後々人々の
記憶に残る作品だと思います。僕は、この番組をすべての日本人に捧げます」
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◇ザ・ノンフィクション600回記念 『老人と放射能 〜FUKUSHIMA〜』番組放送概要
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■番組タイトル: ザ・ノンフィクション600回記念 『老人と放射能 〜FUKUSHIMA〜』
■放送日時 : 第1章1月15日(日) 午後2時〜2時55分
第2章1月22日(日) 午後2時〜2時55分
(フジテレビ関東ローカル放送)
■語り : 大滝秀治、志田未来
■スタッフ : チーフプロデューサー :味谷和哉
構成・演出・プロデューサー :東 正紀(フォーティーズ)
ディレクター :細田典加(フォーティーズ)
撮影 :南 幸男
■制作協力 : フォーティーズ
■制作著作 : フジテレビ
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株式会社フジテレビジョン 会社概要
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社名 : 株式会社フジテレビジョン
本社所在地: 東京都港区台場2-4-8
設立日 : 平成20年10月1日(新設分割による)
代表者 : 代表取締役社長 豊田皓
URL : http://www.fujitv.co.jp/