JALホテルズ とオークラ ホテルズ & リゾーツ 合同で初となる 『第1回 オークラグループ合同総支配人会議』を開催
[11/11/28]
提供元:PRTIMES
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株式会社ホテルオークラ(本社:東京都港区、代表取締役社長:荻田敏宏)と、株式会社JALホテルズ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:マルセル・ファン・アルスト)は、11月27日(日)に、両社が国内外で展開するホテルチェーンの総支配人が一堂に会する「第1回オークラグループ合同総支配人会議」を開催しました。昨年9月30日に日本航空インターナショナルの保有していたJALホテルズ株の79.6%をホテルオークラが取得し、ホテルオークラとJALホテルズがパートナーブランドとなって以来、今回が初めての合同総支配人会議となります。
同会議には、ホテルオークラの運営する『オークラ ホテルズ & リゾーツ』(OHR)の国内外のホテル総支配人21名と、JALホテルズの運営する『ニッコー・ホテルズ・インターナショナル』(NHI)と『ホテルJALシティ』(HJC)の総支配人46名が出席し、経営幹部、本部社員等を含め総勢約100名がホテルオークラ東京に集結しました。
ホテルオークラの社長、荻田によるキーノートスピーチでは、冒頭「本年は東日本大震災と原発問題によりホテル業界、観光業界が深刻な影響を受けることになりましたが、皆様のたゆまぬ努力により業績は当初の想定よりもかなり上振れしております。」と本年度前半を振り返りました。また、今後のグループの具体的なビジョンとして「日本の産業とホテル業に貢献する和製国際ラグジュアリーホテルチェーン化を実現し、国際競争力のある優良ホテルチェーンへの進化を目指す」という目標を掲げました。
本年度は「ホテルオークラとJALホテルズの提携の深化-国際ホテルチェーン化元年」と位置づけ、両社のシナジーの極大化のための基盤をつくる施策・活動に取り組んできました。来年度は、「機能統合を通したチェーン競争力強化」に着手し、ITなどのインフラの整備・拡充を進める一方、チェーン機能の部分統合によって、目に見える効果を求めていくと言及しました。
最後に、荻田は、チェーン全体の課題として、1.両チェーンの持つ会員顧客を現在の38万人から、2015年度末には100万人を目指し、顧客マーケティング強化により安定した売上を確保する。2.OHRとNHI、HJCのホテルブランドのサービス基準幅や施設要件を見直し再編をする。3.ブランドごとの品質の統一化を図り、各ブランドにあわせたホテル開発を行ったうえで、2015年度末までにOHRとJALホテルズの合計ホテル軒数を現在の77ホテルから100ホテルに拡大させ、さらに客室数を現在の24,471室から30,000室へ増やす。の3点を挙げました。特に顧客マーケティングでは、両チェーン会員組織共通のポイントプログラムの導入を検討し、ゲストへの還元率も従来の率より高めるなど、魅力のある特典を検討するとしました。また、グループとして統一した顧客システムの導入を進めること、そして、各ホテルの運営においては、両チェーンの垣根を越え、グループとして大きく成長に寄与するかという観点で議論、行動してほしいと述べました。
合同会議後には、オークラ ホテルズ & リゾーツのチェーンホテルとJALホテルズのチェーンホテルそれぞれに分かれての分科会を行い、オークラ ホテルズ & リゾーツでは、ホテルオークラ取締役、後藤建二による機能統合における顧客組織の再構築に関する詳細説明がされ、JALホテルズでは、社長のマルセル・ファン・アルストから、2011年のチェーン総括とJHCの方向性についての発表がされました。
2011年11月28日(月)18時30分からは、ホテルオークラ東京の宴会場「アスコットホール」で旅行代理店の関係者、約500名を招待して「オークラグループ感謝の夕べ」を開催し、今回、集まった総支配人全員が会場にて日頃からの感謝の気持ちをこめて迎え、情報交換をいたします。
<ホテルオークラについて>
ホテルオークラは1958年に設立、1962年にフラッグシップホテルである『ホテルオークラ東京』を開業いたしました。資本金30億円、「Best ACS」(A:Accommodation、C:Cuisine、S:Service=最高の設備、最高の料理、最高のサービス)を企業理念とし、現在では、ホテルおよびホテル関連事業(資産所有、運営・技術指導、コンサルティングなど)を幅広く展開しています。『オークラ ホテルズ & リゾーツ』は、ホテルオークラが運営する国際ホテルチェーン。1978年の発足以来、日本国内だけではなく海外の国々と質の高いグローバル・ネットワークを築いてきました。日本文化のきめ細やかな心くばりとヨーロッパやアメリカの機能性を融合させた「オークラ」のおもてなしは、世界中の皆様にくつろぎと快適な空間を提供いたします。2011年11月28日現在、国内15、海外7 の合計22ホテル、総客室数7,027室を擁し、今後は、2012年『オークラ プレステージ台北』(208室)、『オークラ プレステージバンコク』(242室)の開業と『ホテルオークラJRハウステンボス』(330室)の加盟を予定しています。
<JALホテルズについて>
JALホテルズは、『ニッコー・ホテルズ・インターナショナル(NHI)』、『ホテルJALシティ(HJC)』の、2つのホテルチェーンを運営するホテルオークラグループのホテル運営会社です。1970年、日本航空の出資による設立以来、ホテルオペレーターとして国内外で事業拡大を展開しています。2010年9月30日より、オークラ ホテルズ & リゾーツのパートナーブランドとなり、各事業のシナジー効果を生かした顧客の利便性の向上を図っています。資本金は42億7千2百万円で、2011年11月28日現在、NHI 42(国内 23、海外 19) HJC 13(全て国内)の合計55ホテル、総客室数17,444室を展開しています。今後は、中国に2013年『ホテル・ニッコー広州』(NHI、411室)、『ホテル・ニッコー蘇州』(NHI、475室)、ベトナムに2011年12月18日に『ホテル・ニッコー・サイゴン』(NHI、335室)などの開業を予定しています。