高精度・超小型パッケージの新しいオペアンプを発表
[11/12/19]
提供元:PRTIMES
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低い入力オフセット電圧と超小型DFNパッケージが融合
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エレクトロニクス分野の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的
半導体メーカーで、標準ICの主要サプライヤであるSTマイクロエレクトロニクス
(NYSE:STM、以下ST)は、高精度化ならびにパッケージ小型化を実現した低消費
電力オペアンプの2種類の新製品ファミリを発表しました。STのTSV85xおよび
LMV82xは、コンピュータ、産業および医療分野の信号調整アプリケーションに
おいて業界標準となっているLMV321をアップグレードするものです。
オペアンプは、幅広い機器や装置に利用される電子システムの重要な構成要素の
1つです。性能を犠牲にすることなく業界最小サイズを実現したSTの最新オペア
ンプは、超薄型ノートPCに見られるような、今日のエレクトロニクス業界が目指
す洗練されたデザインに対応します。
TSV85xおよびLMV82xには、オプションで消費電流をほぼゼロにするシャット
ダウン機能付きの品種があります。また、両製品ファミリの最上位品種
(Aグレード)は、低い入力オフセット電圧値により、製造時の電圧オフセットの
調整コストを削減します。
TSV85xおよびLMV82xは、コモン・モードの最小入力電圧が-200mVから入力可能な
ため、設計の自由度が向上します。また、絶対最大定格の動作電圧が6Vである
ため、代表的な5V電源のマージンが拡大します。さらに、広い電源電圧範囲と
優れたESD(Electrostatic Discharge)耐圧が、アプリケーションの安全性を
強化します。
顧客は、STのアナログIC設計における強みに加え、自社工場を活用した製造能力
と故障率わずか0.1 ppmという優れた品質基準によるメリットを得ることができ
ます。
STの新しいオペアンプには、シングル / デュアル / クワッド・バージョンが
あります。両ファミリのデュアル・オペアンプは、この製品タイプでは業界最小の
DFN8パッケージ(2 x 2 mm)で提供することが可能です。
TSV85xおよびLMV82xは現在量産中です。単価は、1000個購入時に約0.33〜0.57
ドル(TSV85x)、約0.39〜0.86ドル(LMV82x)で、構成・パッケージ仕様により
異なります。価格情報の詳細については、
http://www.st.com/jp/analog/class/1408.jsp をご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な技術
力と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、
戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチ
メディア・コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を
許さないリーダーとなることを目指しています。2010年の売上は103.5億ドル
でした。さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人: http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語): http://www.st.com
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
APMグループ
TEL: 03-5783-8250 FAX: 03-5783-8216