壮絶な大舌戦!『UFC登竜門 ジ・アルティメット・ファイター ヘビー級バトル』で吹替えを担当する玄田哲章さん、大塚明夫さんにスペシャル・インタビュー!
[10/02/17]
提供元:PRTIMES
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ヴァンダレイ・シウバを一撃KOしたクイントン“ランペイジ”ジャクソンと、チャック・リデルをKOしたラシャード・エバンスという2人の元UFC王者がコーチを務める『UFC登竜門 ジ・アルティメット・ファイター ヘビー級バトル』。この番組で、ランペイジとエバンスの声を務めるのはシルヴェスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーの吹替えでおなじみの玄田哲章さんと、スティーヴン・セガールやニコラス・ケイジの吹替えを担当している大塚明夫さんだ。同番組の第1話は2月21日(日)に先行無料放送されるが、第1話の収録直後、深夜のスタジオでお2人の話を伺った。
――お2人がこれまで共演されたことは?
玄田 もう、さんざんやってますね。
大塚 そうですね。スタローンとアントニオ・バンデラスが共演した『暗殺者』とか。
――今回はランペイジとエバンスという非常に個性的なキャラの声を演じられるわけですが、それぞれのキャラクターの印象は?
大塚 最初は2人とも「相手がどう作るのかな」とお互いに測ってる感じですね。今回は玄田さんが粗暴な雰囲気のあるランペイジの役で、
僕はややクレバーなエバンスという感じですけど。
玄田 そうですね。あとは収録の現場で、演出家さんの指示に従いながらやっていく感じですね。
大塚 今回はシナリオがあるドラマや映画じゃないので、生身の人間の空気感を大事にしたいです。視聴者の皆さんが感情移入できるように。
――格闘技はお好きですか?
玄田 僕はもともとプロレスが好きで、よく会場に行って、声が枯れるほど応援してましたね(苦笑)。
――今回の第1話でも、試合シーンでランペイジが自分のチームの選手に指示や声援を大声で送り続けるシーンがあって、本当に試合場で叫んでるみたい
に感情がこもってるなあと感じましたが、やはりお好きだったんですね(笑)。
玄田 ええ、もう仕事だと忘れるくらい入れ込んで叫んでましたから、終わったら疲れちゃいましたねえ(苦笑)。
――大塚さんは?
大塚 総合格闘技ではミルコ・クロコップが大好きですね。僕も学生時代に空手をやってたんですけど、ミルコのあの居合抜きのようなハイキックは、
本当に凄いですよね。
――ミルコはこの『ジ・アルティメット・ファイター ヘビー級バトル』(TUF)第1話が放送される2月21日(日)に同じく放送のUFC110に
出場しますよ。
大塚 それは楽しみですねえ!あと僕が好きなのはボクシングですね。それも4回戦の、まだ技術はないけど、一生懸命気持ちを見せて戦う若い選手たち
の試合が好きなんです。
――そういう意味ではTUFに登場する選手たちも、技術的には未熟ですが「何とか勝ち抜いてUFCでスターになりたい」という気持ちを見せて戦いま
すよね。
大塚 ええ。そこが面白いところですね。試合だけでなく、合宿所で共同生活する彼らの人間ドラマも見られるし。
玄田 TUFの選手たちは、筋肉は凄いんだけど、表情を見るとまだ可愛らしい感じがして、好感が持てますよね。
――そうですね。では最後に視聴者の皆さんにメッセージを。
大塚 この番組では字幕を追わずに、ずっと画面を見ていられるんで、筋書きのないナマの人間ドラマを大いに楽しんでください。
玄田 男の世界、とことんやります!お楽しみに!
(文:稲垣收)
『ジ・アルティメット・ファイター』とは?
若手選手らがラスベガスの豪邸で約2ヵ月合宿し、スター選手の指導のもとで猛特訓してトーナメントを戦い、勝ち抜いた者が“総合格闘技界の頂点”UFCとの長期契約をゲットするという内容のリアリティ番組。05年に米スパイクTVで放送開始されると、一気に大人気番組となり、それまで格闘技ファンにしか知られていなかったUFCを、ボクシングをしのぐ一大メジャー・スポーツの座に押し上げる原動力となった。
★WOWOW「UFC-究極格闘技―」関連番組情報★
・「UFC登竜門 ジ・アルティメット・ファイター ヘビー級バトル」2月21日(日)第1話先行無料放送。4月5日(月)スタート(毎週月曜深夜帯)。
・「UFC110 NOGUEIRA vsVELASQUEZ」2月21日(日)夜6:00放送
・「UFC111 ST-PIERRE vs HARDY」3月28日(日)夜6:00放送