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日本・ベトナム間、大学生・特別支援学校生によるインクルーシブ遠隔部活指導の実践!スポーツ庁長官からスポチュニティアンバサダー松山直輝氏が表彰!

スポーツ専門クラウドファンディング会社「スポチュニティ株式会社(東京都中野区、以下スポチュニティ)」には、スポチュニティの理念に共感し、理念実現に向けて活動する『スポチュニティ・アンバサダー』がいます。このたび、アンバサダーである東京家政学院大学 松山直輝助教が、過去に実施したクラウドファンディングプロジェクトから発展させた遠隔部活指導の成果を報告いたします。




[画像1: https://prtimes.jp/i/19301/304/resize/d19301-304-f04bb42694e4e71a1454-1.jpg ]

1. 取り組みの概要
遠隔部活動研究の一環として、松山直輝助教が取り組む「日本・ベトナム間、大学生・特別支援学校生によるインクルーシブ遠隔部活動の実践!」が、2024年3月6日に開催されたSport For Tomorrow Conference 2024(以下、SFT2024)においてスポーツ庁と日本スポーツ振興センターからスポーツ国際貢献活動に対する先駆性・汎用性が高く評価され、スポーツ庁 室伏広治 長官より表彰を受けた。表彰を受けた取り組みは将来、クラウドファンディングのリターン商品へ応用される可能性がある。


特色1:「大学生と特別支援学校生が協働実践した国際インクルーシブ遠隔部活動!」


[動画: https://www.youtube.com/watch?v=nXvLNf5nVB4 ]

特色1-1:大学生と特別支援学校生が協働実践!
本取り組みは、陸上競技やり投げ選手である大学生コーチ(東京学芸大学陸上競技部所属 千葉洋輝氏)が、知的障害特別支援学校生1名(広島県内山間部に在住)とベトナムの大学生4名(ホーチミン市師範大学体育学部所属の4名)に、陸上競技やり投げを遠隔指導した事例となる。取り組みにおいて、 通訳は大学生2人(ホーチミン市師範大学日本語学部所属)が担当した。このような国際的、且つ主体的に生徒・学生が遠隔指導へ取り組んだ事例はこれまでになく、日本では初の事例(※)となる。

特色1-2:ICT機器を活用した本遠隔部活動の環境構築
松山直輝助教が過去に実証したICT機器にAI搭載型自動追尾三脚を併せる方法より日本とベトナム間を結ぶ部活動の環境を構築している(詳細: https://x.gd/PWFRq

特色1-3:スポーツを通じた交流
[画像2: https://prtimes.jp/i/19301/304/resize/d19301-304-77141958076b21dcd37f-7.png ]


特色1-4:産学協同研究
本研究は近畿日本ツーリスト株式会社との産学協同研究であり、同社は日本国内の大学生コーチと特別支援学校生に対する連絡役等、事務局業務を担当した。

特色2:「スポーツインクルージョンから参加者全員が主体的に学べる場を創出!」


本取り組みでは国籍、言語、場所、障害に捉われないスポーツインクルージョンの枠組みから、国際遠隔部活動を実践し、参加者が得意分野を活かして学び合える場を創出した。

[画像3: https://prtimes.jp/i/19301/304/resize/d19301-304-60a5d8617082f20158e6-6.png ]


例えば、体育教師を目指す大学生コーチにとって、この場は障害の理解や異文化理解、そして体育の指導力を向上させるトレーニングの機会となった。やり投げを得意とする特別支援学校生は指導に参画し、この協働的な活動か働的な活動から自己肯定感を高め、そして異文化理解を深める場となった。ホーチミン市師範大学体育学部の大学生は、ベトナムでメジャースポーツではないやり投げの指導法について学び、体育指導の知見を深める場となった。日本語学部の学生にとっては、スポーツ通訳を通じた実践的なトレーニングの場となった。
[画像4: https://prtimes.jp/i/19301/304/resize/d19301-304-14301ef6382c6ae7c477-3.png ]

3. コメント
(a)松山直輝助教より
 今後も遠隔部活動の研究を発展させ、スポーツインクルージョンによる学び、日本・ベトナム間の親睦を深めていく機会を創出していきたく思います。また、本実践にご協力いただいたHo Chi Minh City University of Education、President Prof. Huynh Van Son, Ph.D.、Dr. Le Dung Chi Cao、Mr. Vinh Loc Sam, Lecturer、東京学芸大学 繁田進 教授、近畿日本ツーリスト様、そして、日本とベトナムの大学生・生徒の皆様に心より感謝申し上げます。

(b)ホーチミン市師範大学学長より
Ho Chi Minh City University of Education, President Prof. Huynh Van Son, Ph.D.
 この研究プロジェクトは研究者の情熱だけでなく、日本・ベトナム間の科学技術の協力に向けた高いポテンシャルを示している。特に、松山直輝助教は様々な困難を乗り越え、ベトナム国立ホーチミン市師範大学で興味深い研究を実践した。例えば、この研究は両国の科学技術の取り組みにおいて、言語や地理的距離の障壁がないことを証明している。そして、このようなICT機器を用いた遠隔技術を、体育・スポーツ教育のような非常に伝統的な側面に応用したアイデアは非常に魅力的といえます。
 私は、この研究の質、方法論、発展の可能性を称賛すると共に、高く評価します。また、日本とベトナムは多くの分野で常に友好的な関係を持っており、今回のような東京家政学院大学とホーチミン師範大学の協力関係は、その協力関係の具体的な例の一つといえます。ベトナムの研究者および学生を代表して、この研究プロジェクトが両大学に多くの成功と発展をもたらすことを期待しています。Original English text: https://ur0.jp/PATqi

スポチュニティアンバサダー松山直輝氏


東京家政学院大学で遠隔部活指導を研究する研究者。スポーツ科学博士(早稲田大学)。陸上競技のパラスポーツコーチ。スポチュニティーアンバサダーとして活躍。
・取材&問い合わせ先:n.matsuyama@kasei-gakuin.ac.jp 東京家政学院大学 松山直輝 助教

◆※「日本では初の事例となる」の表記に関して
1) 国立研究開発法人 科学技術機構の研究データベースにおいて、過去に大学生が遠隔スポーツ部活動を実施した該当論文は確認されなかった(2024年3月20日現在)。
2) 国立情報学研究所のデータベースにおいて、遠隔部活指導をテーマとした研究登録は本事例の1件(松山直輝助教が現在実施している「ICT・IoT機器を活用した知的障害特別支援学校・遠隔部活指導の実証事例研究」のみであり、その他の事例は確認されなかった(2023年3月20日現在)。
3) 国内外のニュースを配信する「Yahoo!ニュース」において、「国際」「遠隔」「部活動」「大学生」「リモート」「インクルーシブ」等を組み合わせて該当ニュースを検索をしたが、本事例に相当するニュースの該当はなかった(2023年3月20日現在)。

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◆スポチュニティ株式会社
所在地: 東京都中央区銀座7丁目13番6号 サガミビル2階
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概要:「Sports×Opportunity」を理念に、「若者がチャレンジできる機会を与える」「若者に夢を与えるスポーツ団体を応援する」「スポーツで地方を元気にする」ことを通して平等な機会・夢を育む環境づくりを目指す、スポーツに特化したクラウドファンディングを提供するベンチャー企業。創業メンバーはグロービス経営大学院で学んだ同級生で、メンバーの大半がMBA生という変わった組織です。
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