日本語教師と学習者の声を生かして作られた、新しい日本語教科書『できる日本語 初級 本冊』発売
[11/04/08]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
株式会社アルク(東京都杉並区永福 代表:平本照麿)より、新刊『できる日本語 初級 本冊』のご案内を申し上げます。
■教材開発の背景
従来の文型中心の初級学習者向け教科書では、「話せるようにならない」、「楽しく学習ができない」という意見が多くあがっていました。そこで、多くの先生方と一緒に、アルクと凡人社とが協力し、「これまでにない新しい初級教科書」を作るべく試用を重ね、6年という年月をかけて制作。「現場で生まれ、現場で育てられた、学習者と現場教師のための教科書」と言える本書が誕生しました。
■本書の特長
●行動目標に即したシラバスで構成
<日本語でできることが増える>
日本語で何かをできるようにするには、「この場面、状況でどう言うのか」をしっかり把握することが大切です。本書を使った授業では、学習者と教師が場面や話題を共有し、教師が「今、ここでどう言うか」を学習者に投げかけながら、必然性のある文型や語彙などを学びます。
また、この「場」や「話題」は繰り返し取り上げられるよう構成されており、既習項目を繰り返し使う仕掛けによって、日本語によるコミュニケーション力を高めていきます。
●実際に遭遇するであろう、場面・状況を通じて会話練習
<会話の幅が広がり、「伝える力」が伸びる>
イラストがふんだんに使われているので、一目で場面・状況がわかります。その状況を教師と学習者が共有した上で会話練習をします。実際に遭遇するであろう場面・状況を通じて練習することで、会話の幅が広がり、学習者の「伝える力」が伸びていくことは、発売前にこの教科書を使って勉強した学習者によって証明されています。
●段落構成力を身に付けられる
<ある程度長く話せるようになる>
初級から、「固まりで話す」ことを意識して制作。1〜2文程度のやりとりが中心の、一般的な初級学習書とは異なり、本書では、できるだけ文と文をつなぎ、「ある程度の長さで自分のことや自分の考えを伝えることができる」ようになることを目指しています。
【タイトル】『できる日本語 初級 本冊』
http://shop.alc.co.jp/spg/v/-/-/-/7008004/
【価格】3,400円(税込3,570円)
【ISBN】978-4-7574-1977-3
【サイズ】B5判 *エンハンスドCD3枚付き
【頁数】302ページ+別冊56ページ
【監修】嶋田和子(イーストウエスト日本語学校副校長)
【著者】できる日本語教材開発プロジェクト
[株式会社アルクとは]http://www.alc.co.jp/
アルクは、1969年4月の創業以来、企業理念として「地球人ネットワークを創る」を掲げ、実践的な語学力を身につける教材の開発をすすめてきた出版社です。語学情報ポータルサイト「SPACE ALC」をはじめ、『ENGLISH JOURNAL』などの学習情報誌、受講者数100万人を超える通信講座「ヒアリングマラソン」、eラーニング教材、書籍、各種デジタルコンテンツの提供など、語学分野における学習者向けの様々な支援を行っております。