バルセロナ、2試合で5得点とゴール量産中のメッシ。今回も新システムが猛威を振るうか。守備力急上昇中のサラゴサ戦。試合は3月22日(月・休)午前4時58分からWOWOWで生放送!
[10/03/19]
提供元:PRTIMES
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WOWOWで絶賛放送中のスペインサッカーリーガ・エスパニョーラ。得失点差によりレアル・マドリードに首位を奪われたバルセロナは、今週末に大型補強で生まれかわったサラゴサと対戦。注目の試合は3月22日(月・休)午前4時58分からWOWOWで生放送!バルセロナは、前節バレンシア戦に3‐0で快勝すると、続くチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦、シュトゥットガルトとのセカンドレグにも4‐0で圧勝。特にシュトゥットガルト戦は、攻撃の起点であるシャビを負傷で欠きながら相手を完全に圧倒するなど、十分に評価できる内容となった。
この2連勝の鍵とも言えるのが、4‐4‐2の新システムだ。グアルディオラ監督は今シーズンこれまで、チームの顔とも言える4‐3‐3に代えて 4‐2‐3‐1を試してきた。このシステムには、トップ下に入ったメッシのボールタッチの回数が増えるというメリットがある。だが、同選手と右サイドバックのダニエウ・アウヴェスとの絡みが減るというデメリットもあった。
これに対し、今回新たに採用された4‐4‐2では、2 トップの右に入ったメッシが、もう1人のFWのアンリともD・アウヴェスとも適切な距離が保てるようになり、攻撃の幅が大きく広がった。また、2トップを好むアンリの復調を引き出すという相乗効果も生まれ、同選手からの強いサポートを得たメッシは、結果的に2試合で5ゴールを量産している。
一方、バレンシア戦は出場停止により欠場し、シュトゥットガルト戦でも後半途中からの出場にとどまったイブラヒモヴィッチの状態は若干気になるところだ。同選手は、今回の試合でスタメンに復帰すると見られているため、この新システムが使われた場合、どのように生きてくるのかが見ものだ。
今回の試合では、シャビは引き続き欠場となるが、セイドゥ・ケイタが負傷から回復したため、人数的には差し引きゼロとなる。快勝したここ2試合がホームゲームだったのに対し、この試合は苦戦する事も多いアウェイゲームとなるので、真価が問われる一戦と言えるだろう。
対するサラゴサは、冬の移籍市場での大型補強が確実に効果を表している。後半戦に入り新加入の6選手がレギュラーに定着するなど、前半戦から完全に様変わりしたチームは、特にディフェンス面での向上が著しい。両センターバックのヤロシークとコンティーニ、GKのロベルト・ヒメーネスの新戦力3選手により強化された守備陣は、1試合平均失点が前半戦の2.2から後半戦の1.0と大きく改善。後半戦の成績は3勝3分1敗と、上位チーム並の結果を出している。
また、移籍組が多いチームにあって、出場停止を除き今シーズンの全試合にスタメン出場しているポンツィオの貢献も見逃せない。リーガでも随一のユーティリティプレーヤーであるポンツィオは今シーズン、本職である守備的MFと右サイドバックだけでなく、センターバックとしてもプレーし、ここ数試合で起用されている左サイドバックにも適応している。
とはいえ、この試合で最も注目を集めるのは、パルメイラスから新加入したエジミウソンだろう。2007‐08シーズンまで4年間バルセロナに在籍した同選手は、古巣との今回の対決について「バルセロナ時代も、ラ・ロマレダ(サラゴサの本拠地)での試合はいつも厳しかった。当時は観客の大歓声がプレッシャーとなったが、今回はそれが後押しになるので楽しみだね」と、ファンの声援による効果に期待を寄せている。
この試合では、前節出場停止のガビが復帰する以外は前節ラシン戦からのメンバー変更はないことを、ホセ・アウレリオ・ガイ監督も明言している。アウェイで対戦した第8節では1‐6と大量失点で敗れたが、今回はバルセロナ対策をしっかり積んでいるので、改善された守備力をバックに大金星を狙いたい。
【予想スタメン】
・サラゴサ[4‐2‐3‐1]
GK:1.ロベルト・ヒメーネス
DF:2.ディオゴ、21.ヤロシーク、4.コンティーニ、23.ポンツィオ
MF:12.エジミウソン、14.ガビ、19.アリスメンディ、8.アンデル・エレーラ、18.エリゼウ
FW:25.スアソ
・バルセロナ[4‐3‐3]
GK:1.ビクトル・バルデス
DF:2.ダニエウ・アウヴェス、5.プジョル、3.ピケ、19.マクスウェル
MF:24.トゥーレ・ヤヤ(16.セルヒオ・ブスケツ)、8.イニエスタ、15.セイドゥ・ケイタ
FW:10.メッシ、9.イブラヒモヴィッチ、14.アンリ(17.ペドロ)
■第27節 リーガ・エスパニョーラ対戦カード
エスパニョール vs セビリア
デポルティーボ・ラ・コルーニャ vs バジャドリード
レアル・マドリード vs スポルティング・ヒホン
アスレティック・ビルバオ vs ヘタフェ
マジョルカ vs アトレティコ・マドリード
オサスナ vs ラシン・サンタンデール
サラゴサ vs バルセロナ
バレンシア vs アルメリア
ヘレス vs テネリフェ
マラガ vs ビジャレアル
■スペインサッカー リーガ・エスパニョーラWOWOW特設サイト TOPページ
リーガ観るならWOWOW バルセロナ、レアル・マドリード、エスパニョール中心に毎節4試合放送!
毎週日曜早朝・深夜他
http://www.wowow.co.jp/liga/
■クラシコ特集ページ公開!
“新銀河系軍団”レアル・マドリードvs“スペイン史上最強6冠”バルセロナ。伝統の一戦『クラシコ』。詳しい放送予定は特集ページで!
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この2連勝の鍵とも言えるのが、4‐4‐2の新システムだ。グアルディオラ監督は今シーズンこれまで、チームの顔とも言える4‐3‐3に代えて 4‐2‐3‐1を試してきた。このシステムには、トップ下に入ったメッシのボールタッチの回数が増えるというメリットがある。だが、同選手と右サイドバックのダニエウ・アウヴェスとの絡みが減るというデメリットもあった。
これに対し、今回新たに採用された4‐4‐2では、2 トップの右に入ったメッシが、もう1人のFWのアンリともD・アウヴェスとも適切な距離が保てるようになり、攻撃の幅が大きく広がった。また、2トップを好むアンリの復調を引き出すという相乗効果も生まれ、同選手からの強いサポートを得たメッシは、結果的に2試合で5ゴールを量産している。
一方、バレンシア戦は出場停止により欠場し、シュトゥットガルト戦でも後半途中からの出場にとどまったイブラヒモヴィッチの状態は若干気になるところだ。同選手は、今回の試合でスタメンに復帰すると見られているため、この新システムが使われた場合、どのように生きてくるのかが見ものだ。
今回の試合では、シャビは引き続き欠場となるが、セイドゥ・ケイタが負傷から回復したため、人数的には差し引きゼロとなる。快勝したここ2試合がホームゲームだったのに対し、この試合は苦戦する事も多いアウェイゲームとなるので、真価が問われる一戦と言えるだろう。
対するサラゴサは、冬の移籍市場での大型補強が確実に効果を表している。後半戦に入り新加入の6選手がレギュラーに定着するなど、前半戦から完全に様変わりしたチームは、特にディフェンス面での向上が著しい。両センターバックのヤロシークとコンティーニ、GKのロベルト・ヒメーネスの新戦力3選手により強化された守備陣は、1試合平均失点が前半戦の2.2から後半戦の1.0と大きく改善。後半戦の成績は3勝3分1敗と、上位チーム並の結果を出している。
また、移籍組が多いチームにあって、出場停止を除き今シーズンの全試合にスタメン出場しているポンツィオの貢献も見逃せない。リーガでも随一のユーティリティプレーヤーであるポンツィオは今シーズン、本職である守備的MFと右サイドバックだけでなく、センターバックとしてもプレーし、ここ数試合で起用されている左サイドバックにも適応している。
とはいえ、この試合で最も注目を集めるのは、パルメイラスから新加入したエジミウソンだろう。2007‐08シーズンまで4年間バルセロナに在籍した同選手は、古巣との今回の対決について「バルセロナ時代も、ラ・ロマレダ(サラゴサの本拠地)での試合はいつも厳しかった。当時は観客の大歓声がプレッシャーとなったが、今回はそれが後押しになるので楽しみだね」と、ファンの声援による効果に期待を寄せている。
この試合では、前節出場停止のガビが復帰する以外は前節ラシン戦からのメンバー変更はないことを、ホセ・アウレリオ・ガイ監督も明言している。アウェイで対戦した第8節では1‐6と大量失点で敗れたが、今回はバルセロナ対策をしっかり積んでいるので、改善された守備力をバックに大金星を狙いたい。
【予想スタメン】
・サラゴサ[4‐2‐3‐1]
GK:1.ロベルト・ヒメーネス
DF:2.ディオゴ、21.ヤロシーク、4.コンティーニ、23.ポンツィオ
MF:12.エジミウソン、14.ガビ、19.アリスメンディ、8.アンデル・エレーラ、18.エリゼウ
FW:25.スアソ
・バルセロナ[4‐3‐3]
GK:1.ビクトル・バルデス
DF:2.ダニエウ・アウヴェス、5.プジョル、3.ピケ、19.マクスウェル
MF:24.トゥーレ・ヤヤ(16.セルヒオ・ブスケツ)、8.イニエスタ、15.セイドゥ・ケイタ
FW:10.メッシ、9.イブラヒモヴィッチ、14.アンリ(17.ペドロ)
■第27節 リーガ・エスパニョーラ対戦カード
エスパニョール vs セビリア
デポルティーボ・ラ・コルーニャ vs バジャドリード
レアル・マドリード vs スポルティング・ヒホン
アスレティック・ビルバオ vs ヘタフェ
マジョルカ vs アトレティコ・マドリード
オサスナ vs ラシン・サンタンデール
サラゴサ vs バルセロナ
バレンシア vs アルメリア
ヘレス vs テネリフェ
マラガ vs ビジャレアル
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