住宅の品質と生産性を高めるための職人養成機関「大工アカデミー」を4月に開校 アトリエ建築家とつくる高性能デザイナーズ注文住宅ブランド「R+house」
[20/02/27]
提供元:PRTIMES
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業界が直面する大工人口減少の課題解決に向けた施策
ハイアス・アンド・カンパニー株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:濱村聖一)は、建築家とつくる高性能デザイナーズ注文住宅「R+house(アール・プラス・ハウス)」を展開しています。この度、ハイアスの子会社である株式会社アール・プラス・マテリアル(本社:大阪府大阪市 代表取締役社長:古原克也)を運営主体として、住宅の品質と生産性を高めるための職人養成機関「大工アカデミー」を4月に開校することを決定しました。
今回開校する「大工アカデミー」では、実習棟を使った実技試験や住宅会社の実現場での施工研修をカリキュラムに盛り込み、1テーマ3日間の20講座を1年間集中的に実施することで、大工として独り立ちできる水準を目指します。
【開校の趣旨】
近年の住宅業界では、職人不足(特に技術力の高い大工の不足)が問題となっています。野村総合研究所の予測によれば、現在30万人以上いる大工は2030年には21万人にまで減少するという予測もあります。(※1)
その背景には、大工の4割近くを60歳以上が占めている(※2)ように全体の高齢化が進んでいることに加え、給与などの待遇面で魅力を感じられる職業としての地位が確立できず、若い世代の入職という観点で大工への就業を希望する人口が減少していることや、入職後の高い離職率があげられます。
大工人口の減少は、良質な注文住宅を適切な工期で供給できないという問題に直結するだけではなく、人手が確保できないことで受注を減らさざるを得ない「人手不足倒産」にもつながりかねない、業界にとって大変大きな問題です。注文住宅において大工は中核となる職種であり、その技術力によって、住宅の施工品質や生産性が大きく左右されると言っても過言ではありません。つまり優秀な大工を確保することは、そのまま自社の競争力を高めることにもつながります。
しかしながら、今までの徒弟制度をもとにした大工の育成方法では技能の育成に時間がかかります。
このため、早く結果を求める傾向のある若い世代の就業者数を伸ばす効果はあまり期待できないと考えられます。そこで、今回、集中的に学習できる環境を整えるに至りました。
ハイアスでは、このように技術力の高い大工の育成と早期戦力化によりR+houseの品質や生産性を高めるとともに、住宅不動産業界が直面している職人不足問題の解決に、積極的に取り組んでまいります。
【参考】
<「大工アカデミー」について>
・運営:株式会社アール・プラス・マテリアル
・所在地:〒557-0002 大阪府大阪市西成区太子1丁目2番9号毎日ビル
・講座開講期間:毎年4月〜翌年3月
・対象:R+houseネットワーク会員企業の社員大工、現場監督、新卒社員など
・講座例:建方実習、仕上施工実習、施工図知識、工程管理、品質管理など
<「R+house」について>
■優れたデザインと高性能を兼ね備え、高いコストパフォーマンスを実現した「建築家住宅」
高気密・高断熱にこだわりながら、計画的な換気により内部結露を防いで高耐久性を備えた家づくりをしています。さらに、構造専門の建築士によるチェックと、オリジナルのR+パネルを用いた“面”全体で支えるパネル工法により高い耐震性を実現。一方、部材価格を抑えるシステムと、材料のムダづかいや長引く工期など、目に見えないコストを極力少なくする使い方、建て方のルールにより大幅にコストを抑えて供給しています。また、建築家に依頼すると、設計料が高くなると思われがちですが、R+houseでは、建築家との家づくりの流れを可能な限りシンプルにしながら、お客様それぞれのライフスタイルや価値観を表現した空間デザインをご提案し、将来の暮らしまで見据えたマイホームを提供します。
※1出典:野村総合研究所2018年6月13日発表ニュースリリース
※2出典:平成27年国勢調査
ハイアス・アンド・カンパニー株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:濱村聖一)は、建築家とつくる高性能デザイナーズ注文住宅「R+house(アール・プラス・ハウス)」を展開しています。この度、ハイアスの子会社である株式会社アール・プラス・マテリアル(本社:大阪府大阪市 代表取締役社長:古原克也)を運営主体として、住宅の品質と生産性を高めるための職人養成機関「大工アカデミー」を4月に開校することを決定しました。
今回開校する「大工アカデミー」では、実習棟を使った実技試験や住宅会社の実現場での施工研修をカリキュラムに盛り込み、1テーマ3日間の20講座を1年間集中的に実施することで、大工として独り立ちできる水準を目指します。
【開校の趣旨】
近年の住宅業界では、職人不足(特に技術力の高い大工の不足)が問題となっています。野村総合研究所の予測によれば、現在30万人以上いる大工は2030年には21万人にまで減少するという予測もあります。(※1)
その背景には、大工の4割近くを60歳以上が占めている(※2)ように全体の高齢化が進んでいることに加え、給与などの待遇面で魅力を感じられる職業としての地位が確立できず、若い世代の入職という観点で大工への就業を希望する人口が減少していることや、入職後の高い離職率があげられます。
大工人口の減少は、良質な注文住宅を適切な工期で供給できないという問題に直結するだけではなく、人手が確保できないことで受注を減らさざるを得ない「人手不足倒産」にもつながりかねない、業界にとって大変大きな問題です。注文住宅において大工は中核となる職種であり、その技術力によって、住宅の施工品質や生産性が大きく左右されると言っても過言ではありません。つまり優秀な大工を確保することは、そのまま自社の競争力を高めることにもつながります。
しかしながら、今までの徒弟制度をもとにした大工の育成方法では技能の育成に時間がかかります。
このため、早く結果を求める傾向のある若い世代の就業者数を伸ばす効果はあまり期待できないと考えられます。そこで、今回、集中的に学習できる環境を整えるに至りました。
ハイアスでは、このように技術力の高い大工の育成と早期戦力化によりR+houseの品質や生産性を高めるとともに、住宅不動産業界が直面している職人不足問題の解決に、積極的に取り組んでまいります。
【参考】
<「大工アカデミー」について>
・運営:株式会社アール・プラス・マテリアル
・所在地:〒557-0002 大阪府大阪市西成区太子1丁目2番9号毎日ビル
・講座開講期間:毎年4月〜翌年3月
・対象:R+houseネットワーク会員企業の社員大工、現場監督、新卒社員など
・講座例:建方実習、仕上施工実習、施工図知識、工程管理、品質管理など
<「R+house」について>
■優れたデザインと高性能を兼ね備え、高いコストパフォーマンスを実現した「建築家住宅」
高気密・高断熱にこだわりながら、計画的な換気により内部結露を防いで高耐久性を備えた家づくりをしています。さらに、構造専門の建築士によるチェックと、オリジナルのR+パネルを用いた“面”全体で支えるパネル工法により高い耐震性を実現。一方、部材価格を抑えるシステムと、材料のムダづかいや長引く工期など、目に見えないコストを極力少なくする使い方、建て方のルールにより大幅にコストを抑えて供給しています。また、建築家に依頼すると、設計料が高くなると思われがちですが、R+houseでは、建築家との家づくりの流れを可能な限りシンプルにしながら、お客様それぞれのライフスタイルや価値観を表現した空間デザインをご提案し、将来の暮らしまで見据えたマイホームを提供します。
※1出典:野村総合研究所2018年6月13日発表ニュースリリース
※2出典:平成27年国勢調査