汐留ミュージアムを次世代照明化 LED照明と有機EL照明(試作品)を設置
[11/04/25]
提供元:PRTIMES
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パナソニック電工 汐留ミュージアムをオール次世代照明化
〜 LED照明合計384台と有機EL照明(試作品)を設置〜
パナソニック電工株式会社は、4月23日から開催している企画展「ルオーと風景-パリ、自然、詩情のヴィジョン-展」にあわせて、「パナソニック電工 汐留ミュージアム(所在地:東京都港区東新橋 パナソニック電工 東京本社内)」を、すべて次世代照明化しました。今回、既設のLED照明器具28台に加え356台を新規導入、合計384台のLED照明と、有機EL照明(試作品)による全館次世代照明にて展示を行います。これにより、
ミュージアム内の消費電力を従来より約50%削減するとともに、展示物をより最適な照明で楽しんでいただける、「快適」と「エコ」を両立した美術館として生まれ変わりました。
LEDは省エネ・長寿命という特長に加え、美術品の劣化につながる紫外線や赤外線などが少なく、展示品の損傷を抑えられるため、美術館や博物館などで主照明として採用増加が期待されています。汐留ミュージアムでは2010年6月26日より、ミュージアム内の常設展示コーナー「ルオーギャラリー」をまずLED照明化しました。「ルオーギャラリー」では消費電力を約50%削減するとともに、ハロゲン(白熱灯)では判別しにくかった青や緑、黒などの微妙な色合いが引き立ち、絵の印象が鮮明になった、立体感が感じられるなど、非常に好評をいただいています。
そこでパナソニック電工は、企画展 「ルオーと風景」の開催時期にあわせ、展示ごとに個別に最適な調光ができる新製品「美術館・博物館向け 個別調光機能内蔵LEDスポットライト」(2011年3月1日発売)170台のほか、光天井や展示壁面用ウォールウォッシャやダウンライトなど、LED照明器具合計356台を新規導入。既設の28台と合わせ、合計384台のLED照明や有機EL照明(試作品)によるオール次世代照明の美術館が誕生しました。特にLEDの調色性能をフルに活用した光天井やウォールウォッシャは、展示物だけでなく、展示環境も演出する新しい試みを行っています。また、試験導入した有機EL照明では展示照明だけでなく、展示説明パネルのバックライトに使用するなど新しい用途への展開を図っています。
パナソニック電工は、汐留ミュージアムを文化の発信の場としてだけでなく、「快適」と「エコ」を両立する、次世代照明による美術館ならではの照明空間を体感いただける場として位置づけ、美術館・博物館などへのLED照明導入への提案活動にも生かしていきます。
【一般からのお問い合わせ先】
<照明設計について>
パナソニック電工株式会社 照明事業本部 照明エンジニアリング綜合部 照明デザインEC
TEL:06-6908-1131(大代表)受付(平日のみ) 8:50〜17:30
LED照明器具エバーレッズシリーズサイト: http://denko.panasonic.biz/Ebox/everleds/index.html
<ミュージアムについて>
パナソニック電工 汐留ミュージアムサイト:
http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/