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5大学・6企業で構成の産学協同「Future Skills Project研究会」13年度計画 企業と大学による「学生の主体的な学びを引き出す実践講座」、 導入大学を拡大し、実践事例を蓄積

〜11月28日、「産学協同就業力育成シンポジウム2013」で今期成果を発表〜




 社会で活躍できる人材を育成するための大学教育を考える、産学協同の「Future Skills Project研究会」(座長・安西祐一郎:日本学術振興会理事長、以下:FSP研究会)は、2013年度の活動計画を作成しました。昨年度までに基本型を完成させた「学生の主体性を引き出す実践講座(以下、FSP実践講座)」に関しては、引き続き、研究会参加大学で開講、実践を深めます。同時に、より多くの大学に同様の取り組みを広げるために、シンポジウム等を通じて研究会の知見を広く公開、導入をサポートするための学生用ノート、教員用指導書を刊行します。2013年度は、研究会参加大学を含め、新たに3大学がFSP実践講座の導入を決定しています(4月9日時点)。各大学での実践状況は、FSP研究会にて集約し、11月28日、明治大学・駿河台キャンパスにて開催する 「産学協同就業力育成シンポジウム2013」にて、成果の発表を行います。


 「Future Skills Project研究会」は、2010年7月、社会で活躍できる人材輩出のために産学協同で行うべきことは何かをテーマに、青山学院大学、上智大学、東京理科大学、明治大学、立教大学の5つの大学と、アステラス製薬株式会社、サントリーホールディングス株式会社、株式会社資生堂、日本オラクル株式会社、野村證券株式会社、株式会社ベネッセコーポレーションの6つの企業をメンバーとして、結成されました。従来の個別企業と個別大学の協同とは異なり、複数企業・大学が参画し、対等な立場で意見交換するからこそできる包括的な議論の中で、大学のカリキュラムに直接的に関わる教育プログラムを企画、FSP研究会参加大学の1年次の正課授業の中で実践しつつ、研究を深めてまいりました。


 2013年度は、これまでの研究会参加大学・企業での研究・実践の成果がより普遍的な取り組みとなるよう実践例を拡大し、完成度を高める段階に移ります。このため、より多くの大学がこの動きに続くことができるよう、これまでの講座運営の知見を基に、学生用ノートと教員用指導書を開発しました。大学がFSP実践講座のような取り組みを導入する際、障壁となるのはプロジェクト型学習(PBL=Project Based Learning)の経験が少ないことからくる不安と、教員の負荷の高さです。学生用ノートと教員用指導書は、こうした経験不足からくる不安の解消と、講座運営の負担軽減を目指しています。


 今期の成果は、11月28日(木)、明治大学・駿河台キャンパスにて開催する「産学協同就業力育成シンポジウム2013」にて発表します。詳細は、10月頃に発表します。


Future Skills Project研究会2013年度計画詳細


1.2013年度実践大学
2013年度は、導入大学を拡大し、7大学で実践事例を蓄積します。

 2011年度から実践を行っている青山学院大学、上智大学、明治大学(以上、研究会参加メンバー大学)に加え、2013年度からは芝浦工業大学、中央大学、東京薬科大学の3大学がFSP実践講座を実施します。
 当講座は、従来のグループワークをベースとしたPBL学習の形式を取りつつも、「企業と大学の連携による」、「教え過ぎない」をコンセプトに、学生の失敗体験を通した学びに重きを置いた講座です。講座の前半では、学生はまずは自由に企業からの課題に取り組み、企業から厳しいフィードバックを受けます。そしてその反省をもとに、後半の2企業目の課題に取り組みます。
 学生は半期14コマで2企業の事例に取り組むことで、未知の課題に挑戦し、「失敗⇒反省⇒改善⇒実行」する流れを体験します。また、この講座では、学生が内省し振り返る機会を数多く用意しています。講座での体験を一過性のものにせず、学生が大学の学びの重要性に気づき、社会に出ることに対して具体的に考えるきっかけを作ることが目的です。


■前期実施大学
大学:青山学院 / 学部:経営学部 / 曜日:水 / 時間:午前 / 場所:青山
大学:上智 / 学部:学部横断 / 曜日:火 / 時間:午後 / 場所:四ツ谷
大学:東京薬科 / 学部:生命科学部 / 曜日:金 / 時間:午後 / 場所:八王子
大学:明治 / 学部:商学部 / 曜日:木 / 時間:午後 / 場所:和泉

■後期実施大学
大学:青山学院 / 学部:学部横断 / 曜日:水 / 時間:午後 / 場所:青山
大学:芝浦工業 / 学部:学部横断 / 曜日:金 / 時間:午後 / 場所:大宮
大学:中央 / 学部:商学部 / 曜日:火 / 時間:午後 / 場所:八王子
大学:明治 / 学部:学部横断 / 曜日:木 / 時間:午後 / 場所:中野


2.学生用ノートと教員用指導書

 この実践講座が学生にとって成長のきっかけとなるためには、学生自身が学んだことをいかに振り返ることができるかが重要なポイントです。ともすれば、グループワークやプレゼンテーションは「やること」自体が目的になり、うまくいかなかった反省や次の学びにつながる気づきが一過性のものになりがちです。そこで当研究会では、学生がプロジェクトを進めるにあたって最低限必要なスキルや振り返りのためのワークが行えるようなノートを用意し、実践講座の効果を高める試みを行っています。
 また一方で、大学には、こうした実践を行った経験のある教員がまだまだ少ないのが現実です。そうした教員の方々が、実践を導入するにあたって壁となる授業の進め方や学生への声かけの仕方をまとめた指導書を作成しました。この指導書は上記の学生用ノートと合わせて使用することを想定しています。


1.学生用ノート:Project Support Notebook (プロジェクトサポートノート)

2色刷り A4仕様 88ページ 1500円(税込)
・課題解決型授業の心構え
・14コマの章立て書込式ノートスタイル
・講座で必要なスキルの解説(ディスカッション・プレゼンテーション・クリティカルシンキングなど)
※FSP研究会の実践内容をもとに、事務局である(株)ベネッセコーポレーションが刊行します。


2.付属・教員用指導書:Project Support Notebook (プロジェクトサポートノート指導書)

フルカラー A4仕様 126ページ 付属CD付き―講師用スライド集収録
・課題解決型授業の秘訣
・14コマ毎の指導内容(狙い・成果・タイムテーブル)
・Project Managementの考え方と声かけ事例
・クラスManagementの手法と事例
・企業担当者との確認チェックリストと目線合わせの方法
※指導書はProject Support Notebookの使用を前提としたものです。


3.「産学協同就業力育成シンポジウム2013」

 当研究会では、2011年、2012年と情報共有のためのシンポジウムを実施してまいりました。2013年度も引き続き、11月28日(木)、明治大学・駿河台キャンパスにて開催を予定しています。2013年度の活動報告並びに学生の声などもふんだんに盛り込んだシンポジウムの予定です。詳細は、10月頃に発表します。


4.大学・企業からのお問い合わせ先 : Future Skills Project研究会事務局

    〒163-0411 東京都新宿区西新宿2-1-1新宿三井ビルディング13階
    株式会社ベネッセコーポレーション 大学事業部 担当:平山
    E-mail:fsp@mail.benesse.co.jp
    Tel:03-5320-1301 (土日祝日を除く9:30〜17:30)
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