全仏オープンテニスがいよいよ5月23日(日)に開幕!本戦出場のクルム伊達選手にWOWOWが独占インタビュー!
[10/05/18]
提供元:PRTIMES
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2010年5月23日(日)〜6月6日(日)にWOWOWで全15日間連日生中継される「全仏オープンテニス」(デジタル192ch、193chを含む)。本戦ストレートインで出場することになったクルム伊達公子選手(40)にWOWOWが独占インタビューを行った。
―――全仏オープンテニスではレッドクレー(赤土のコート)で戦うことになりますが、サーフェスの特徴と戦い方、どういうところを注意していこうと思いますか?
これは90年代の現役当時からずっと言い続けていることですが、私はクレー育ちではあるんですが、私の最も嫌いなサーフェスなんです。最初にテニスを始めた時はクレーでずっとやっていました。でも自分のテニスはクレーに向いているとは思わないし、好きでもない。初めてシードがついた時に1回戦で負けた年があったのですが、もう2度と赤土には戻らないと断言していました。でも全仏オープンはすごく華やかな場所だし、パリという土地柄、食事も美味しい。「試合はこれ以上悪くならないし、ダメ元で行けばいいか!」と旅行気分で翌年行ったのが、確かベスト4に入った94年だったと思います(笑)。
昨年の予選はふくらはぎの肉離れの影響もあって、途中リタイヤという悔しい思いをしました。レッドクレーはすごく体力を使うサーフェスなので、全仏までに大会をこなしてクレーに慣れようとするものの、疲れを溜めずにいかなくてはなりません。今年はせっかく本戦入りできる位置から全仏オープンに挑めるので、グランドスラムに照準を合わせ、その前にあまり無理せずに入って行くようにしたいと思います。あとはレッドクレーと喧嘩をせず、仲良くすることがポイントかな。いかにレッドクレーにイライラせず「できなくて当然だ」と自分に言い聞かせてやれるか・・・それも最初の3日間だけで、だんだん土にムカついてくるんですけどね(笑)。そうならないようにすることがテーマです。
―――ベスト4という実績を残した全仏オープンですが、技術的にどの辺りがポイントになるか教えてください。
私は普段はベースラインからそれほど下がって打つタイプではないですが、クレーになればハードコートより多少後ろに下がらざるを得なくなります。バウンドも高くなりますし、決まるボールが決まらなくなるのでラリーの数も増える分、動く量も、心肺機能への負担も増えます。スタミナやパワーが求められ、試合をやりながらクレーへのフットワークに早く慣れることも求められてきます。ボールをどこにどういう風に打ち込んでいくかも重要で、高低差を付けたり、前後に動いたり、コートを広く使って攻めることで、いかに展開を作っていくかが求められます。それがクレーの特徴なので、その辺を上手く練習していく必要がありますね。サーブの確率も上げていかないといけない。私はもともとエースを取れるサーブではないですが、いつも以上に確率重視ということを求められてくると思います。
―――グランドスラム14年ぶりの勝利に向かってという事になりますが、14年ぶりという意識はありますか?
2年前に再チャレンジということでスタートさせていただいてから、まさかグランドスラムで本戦ストレートインできる位置に立てる日がくるとは思ってもみなかったです。14年ぶりと言われることはありますが、自分では何年ぶりなのかもう意識していないですね。当然、ランキングが上がると同時に自分の目標意識も必然的に高くなってきています。グランドスラムの素晴らしさというものも改めて感じるようになっていて、だからこそグランドスラムでの活躍を意識するようにもなってきています。そういう意味では簡単ではないですけど、グランドスラムで勝ちたいという気持ちは当然高くはなってきていますね。
◆◇◆ 番組情報 ◆◇◆
クルム伊達公子選手が出場する「全仏オープンテニス」は、2010年5月23日(日)〜6月6日(日)にWOWOWで全15日間連日生中継される(デジタル192ch、193ch含む)。また、グランドスラム4大大会を全て放送するWOWOWは、2010年も「世界を体感!Welcome to Grand Slam」をスローガンに掲げ、世界最高峰のテニスをお届けする!
◆◇◆ プレゼント情報 ◆◇◆
WOWOWでは全仏オープンテニスの優勝者予想クイズを実施中。見事、男女シングルスの優勝者をともに当てた方の中から抽選で1名様に「デジタルビデオカメラ(ビクター GZHM300)」をプレゼント!詳しくWOWOW TENNIS ONLINE(http://www.wowow.co.jp/sports/tennis/)をご覧ください。
―――全仏オープンテニスではレッドクレー(赤土のコート)で戦うことになりますが、サーフェスの特徴と戦い方、どういうところを注意していこうと思いますか?
これは90年代の現役当時からずっと言い続けていることですが、私はクレー育ちではあるんですが、私の最も嫌いなサーフェスなんです。最初にテニスを始めた時はクレーでずっとやっていました。でも自分のテニスはクレーに向いているとは思わないし、好きでもない。初めてシードがついた時に1回戦で負けた年があったのですが、もう2度と赤土には戻らないと断言していました。でも全仏オープンはすごく華やかな場所だし、パリという土地柄、食事も美味しい。「試合はこれ以上悪くならないし、ダメ元で行けばいいか!」と旅行気分で翌年行ったのが、確かベスト4に入った94年だったと思います(笑)。
昨年の予選はふくらはぎの肉離れの影響もあって、途中リタイヤという悔しい思いをしました。レッドクレーはすごく体力を使うサーフェスなので、全仏までに大会をこなしてクレーに慣れようとするものの、疲れを溜めずにいかなくてはなりません。今年はせっかく本戦入りできる位置から全仏オープンに挑めるので、グランドスラムに照準を合わせ、その前にあまり無理せずに入って行くようにしたいと思います。あとはレッドクレーと喧嘩をせず、仲良くすることがポイントかな。いかにレッドクレーにイライラせず「できなくて当然だ」と自分に言い聞かせてやれるか・・・それも最初の3日間だけで、だんだん土にムカついてくるんですけどね(笑)。そうならないようにすることがテーマです。
―――ベスト4という実績を残した全仏オープンですが、技術的にどの辺りがポイントになるか教えてください。
私は普段はベースラインからそれほど下がって打つタイプではないですが、クレーになればハードコートより多少後ろに下がらざるを得なくなります。バウンドも高くなりますし、決まるボールが決まらなくなるのでラリーの数も増える分、動く量も、心肺機能への負担も増えます。スタミナやパワーが求められ、試合をやりながらクレーへのフットワークに早く慣れることも求められてきます。ボールをどこにどういう風に打ち込んでいくかも重要で、高低差を付けたり、前後に動いたり、コートを広く使って攻めることで、いかに展開を作っていくかが求められます。それがクレーの特徴なので、その辺を上手く練習していく必要がありますね。サーブの確率も上げていかないといけない。私はもともとエースを取れるサーブではないですが、いつも以上に確率重視ということを求められてくると思います。
―――グランドスラム14年ぶりの勝利に向かってという事になりますが、14年ぶりという意識はありますか?
2年前に再チャレンジということでスタートさせていただいてから、まさかグランドスラムで本戦ストレートインできる位置に立てる日がくるとは思ってもみなかったです。14年ぶりと言われることはありますが、自分では何年ぶりなのかもう意識していないですね。当然、ランキングが上がると同時に自分の目標意識も必然的に高くなってきています。グランドスラムの素晴らしさというものも改めて感じるようになっていて、だからこそグランドスラムでの活躍を意識するようにもなってきています。そういう意味では簡単ではないですけど、グランドスラムで勝ちたいという気持ちは当然高くはなってきていますね。
◆◇◆ 番組情報 ◆◇◆
クルム伊達公子選手が出場する「全仏オープンテニス」は、2010年5月23日(日)〜6月6日(日)にWOWOWで全15日間連日生中継される(デジタル192ch、193ch含む)。また、グランドスラム4大大会を全て放送するWOWOWは、2010年も「世界を体感!Welcome to Grand Slam」をスローガンに掲げ、世界最高峰のテニスをお届けする!
◆◇◆ プレゼント情報 ◆◇◆
WOWOWでは全仏オープンテニスの優勝者予想クイズを実施中。見事、男女シングルスの優勝者をともに当てた方の中から抽選で1名様に「デジタルビデオカメラ(ビクター GZHM300)」をプレゼント!詳しくWOWOW TENNIS ONLINE(http://www.wowow.co.jp/sports/tennis/)をご覧ください。