「AIドリブンカンパニー」を目指すホットリンク、生成AI活用に関する最新の社内調査結果を発表。本格推進から約半年、99%の社員が週3日以上AIツールを利用
[24/10/30]
提供元:PRTIMES
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SNSマーケティング支援サービスを提供する株式会社ホットリンク(本社:東京都千代田区、証券コード:3680、代表取締役:内山幸樹、以下ホットリンク)は、生成AIツールの活用状況について、2024年10月度の社内調査を実施しました。本プレスリリースでは、全社的なAI活用の現状や今後の展望をご報告いたします。
1.調査背景
総務省が発表した「令和6年版 情報通信白書」によると、国内企業で「メールや議事録、資料作成等の補助」に生成AIを使用していると回答した割合は46.8%に留まっており、米国・ドイツ・中国と比較しても低い数値となっています。
一方、ホットリンクでは「AIドリブンカンパニー」を目指し、最新のテクノロジーを積極的に活用することで、ビジネスの変革と成長を推進しています。当社は2023年より業務におけるAI活用、特にChatGPTの導入を段階的に開始し、2024年4月からは本格的な導入へとギアを上げ、全社的な取り組みを加速させています。
この全社導入を進めるにあたり、社員の意識や利用実態に関するアンケート調査を定期的に実施しています。本格導入前の2024年4月と、導入から3ヵ月後の2024年7月に続き、このたび3回目の社内調査を行いました。
2.調査概要
対象:株式会社ホットリンク 社員(正社員・契約社員)
有効回答数:127名
期間:2024年10月16日〜10月22日
形式:アンケート
3.調査結果
(1)業務におけるChatGPTなどのAIサービスの利用頻度
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2235/363/2235-363-4f73287e4cbe5375538f1ad991f50590-931x504.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
業務におけるChatGPTなどのAIサービスの利用頻度
「毎日(週に5回以上)」の割合は44.1%で、7月調査時より8.3%上昇しました。また、「週に3〜4回」の割合は37.8%で、7月調査時より2.0%上昇しました。2024年7月と本格導入前の2024年4月のデータは、プレスリリース「ホットリンク、ChatGPTなどのAIツールによる業務効率化を推進」をご覧ください。
(2)業務におけるChatGPTなどのAIサービスとの向き合い方
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2235/363/2235-363-91e4b40d87ede490b0d5979c7649c896-931x481.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
業務におけるChatGPTなどのAIサービスとの向き合い方
「積極的に使っていくべきと考え、実際に使っている(使おうと思っている)」の割合は71.7%、「積極的に使いたいが、使いどころが分からず使い切れていない」の割合は27.6%となりました。99%を超える社員が、業務におけるAIサービスの利用にポジティブであることが分かりました。
(3)業務におけるChatGPTなどのAIサービスの組み込み割合
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2235/363/2235-363-d06995c23dec1b6270a8770d87a6d0d2-939x481.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
業務におけるChatGPTなどのAIサービスの組み込み割合
「11%〜30%(少し組み込んでいる)」という回答がもっとも多く、45.7%となりました。次いで「1%〜10%(ほんの少し組み込んでいる)」が27.6%、「31%〜60%(半分くらい組み込んでいる)」が17.3%となりました。
(4)業務におけるChatGPTなどのAIサービスの利用効果
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2235/363/2235-363-c5b912d98f9cb4005436c7948a2b3209-939x481.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
業務におけるChatGPTなどのAIサービスの利用効果
「それなりにポジティブな効果を感じている」の割合がもっとも多く、53.5%となりました。次いで「とても強くポジティブな効果を感じている」の割合が多く、38.6%となりました。
(5)業務に利用しているAIサービス
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2235/363/2235-363-c40f92d19d683554533661d584178d2d-1102x492.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
業務に利用しているAIサービス(2024年10月)
ChatGPTがもっとも多く、96.9%となりました。Canva・Claude・Geminiはそれぞれ11〜14%、それ以外のツールの利用率は10%未満となりました。
(6)AIサービスの業務導入において、ポジティブな効果を感じる面
ポジティブな意見としては、特に「業務の効率化」や「作業のスピードアップ」「メンタルケア」への言及が多く見られました。
ポジティブな意見の例:
・工数が削減できた。
・答えが出るかどうかは置いといて、なにか物事を進めるきっかけになっている。
・他人に相談しにくいことを相談しても暖かい言葉を返してくれるので、メンタルが前に向きやすい。
(7)AIサービスの業務導入において、ネガティブな効果を感じる面
ネガティブな意見では、「出力のミスや揺らぎ」「アウトプットへの信頼性」についての不満が挙げられました。「特になし」という意見も一定数ありました。
ネガティブな意見の例:
・同じGPTでもアウトプットに揺らぎがある。
・生成結果の信憑性の評価が難しい。
・どうやったら良いアウトプットが出るか試行錯誤に時間がかかる。
4.AI活用を推進する執行役員 経営企画担当・大野俊太郎のコメント
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2235/363/2235-363-ae8d76c6c64691d1068a2fd6f949209b-300x300.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
執行役員 経営企画担当・大野俊太郎
執行役員 経営企画担当・大野俊太郎
前回のアンケート実施時は、社員のマインドセットが整い、具体的な導入を加速させていくフェーズでした。今回は、実際に具体的な利用を進めた結果が表れたアンケート結果となりました。
浸透が進んだというポジティブな側面がある一方で、利用が高まったことによる新たな課題も見えています。今後は、マインドや勢いという領域だけでなく、仕組みや設計などの改善を重ねることで、さらなる効率化・高品質化を実現していきます。そして、本質的なマーケティング課題の解決に貢献したいと考えています。
5.ホットリンクのAI活用に関連する記事
執筆工数70%削減! 雑談から生まれる、マーケティング部のAI活用術とは?
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作業時間40%減! SNSコンサルタントと開発メンバーで実現したGPTs「投稿作成bot」とは
https://www.hottolink.co.jp/blog/20240927_116805/
ホットリンク、ChatGPTなどのAIツールによる業務効率化を推進
https://www.hottolink.co.jp/info/20240926_116796/
株式会社ホットリンクについて(証券コード:3680 東証グロース)
日米で事業を展開するホットリンクグループのコア企業。SNSへの投稿など、生活者の声の投影であるソーシャルビッグデータを分析し、企業のマーケティング活動や報道、災害対策などでの活用支援を行っています。Web3においても、データ分析・活用力を活かしインフラを担い、世界中の人々が“HOTTO(ほっと)”できる世界の実現を目指しています。
設立日:2000年6月26日
代表者:代表取締役グループCEO 内山 幸樹
本社所在地:東京都千代田区富士見一丁目3番11号 富士見デュープレックスビズ5階
事業内容:SNSマーケティング支援
URL:https://www.hottolink.co.jp/