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カンボジア・シェムリアップ州政府副知事らがフォーバル本社を訪問

〜スマートシティ構想を中心に意見交換を実施〜




 『「新しいあたりまえ」で、新しい世界を創るFORVAL』を理念に掲げ、ESG経営を可視化伴走型で支援する「企業ドクター(次世代経営コンサルタント)集団」の株式会社フォーバル(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中島 將典、以下「フォーバル」)は、カンボジア・シェムリアップ州政府のユン・リネ副州知事および国際連携・PR局メアス・ピセト様を本社に迎え、スマートシティ構想や産官学連携の取り組みについて意見交換を行いました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104276/367/104276-367-ae523f60953a6c56ad784f6175ea65f1-3727x1678.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(左から)メアス・ピセト様、水越健晴(フォーバルカンボジア社長) 、ユン・リネ副州知事、谷井剛(フォーバル常務取締役) 、高野 昌樹(ネットリソースマネジメント社長)、川浪武盛(エルコム副社長)

訪問の背景

 本訪問は、国土交通省主催「第7回日ASEANスマートシティ・ネットワーク ハイレベル会合」への参加後、シェムリアップ州政府代表団が日本国内のスマートシティ関連企業・機関を視察する一環として実施されたものです。フォーバルは、カンボジアにおける事業展開や日本における地方自治体との連携実績を評価され、訪問先に選定されました。

意見交換の概要

出席者:
- シェムリアップ州政府:リネ副州知事、国際連携・PR局メアス・ピセト様、三宅繁輝様(JICA長期専門家)、秋葉拓哉様(JICA長期専門家)
- フォーバルグループ:谷井剛(フォーバル常務取締役)水越健晴(フォーバルカンボジア社長)、高野 昌樹(ネットリソースマネジメント社長)、川浪武盛(エルコム副社長)

主な内容:
1. フォーバルグループの紹介
2. 函館市における産官学連携スマートシティ事例(ネットリソースマネジメント)
3. 券売機、券売・入場管理システム事例(エルコム)
4. ディスカッション、記念撮影

意見交換の様子

〈AI・カメラを用いたリアルタイム「可視化」技術で観光地の混雑・移動課題を解決〉
ネットリソースマネジメント(NRM)は、都市課題解決に向けた実証実験「ワークラボ函館」で実績を積んだ技術を、シェムリアップのスマートシティプロジェクトへ紹介いたしました。AIとカメラを活用することで路面電車や主要観光地のリアルタイム混雑状況を「可視化」し、オーバーツーリズム対策において有効性を発揮しています。シェムリアップからの皆様に対しては、この技術を基盤とした観光客向けデジタルマップアプリケーションの導入を紹介。リアルタイムの混雑状況に加え、観光客の移動ルートやペルソナ分析を表示することで、都市管理の高度化と効率的な観光客分散に貢献できる点が評価され、高い関心を集めました。

〈先進的な券売・入場管理システムによる遺跡群保全への貢献〉
エルコムは、長年の実績を持つチケット券売・入退場管理システムを紹介しました。券売機とゲートを連動させることで、施設の入場者数管理や時間制限付きの入場制御を可能にします。
特に、顔認証技術を用いた複数日券の不正利用防止機能や、特定の地域・施設でのみ利用可能な地域限定ICカード(地域通貨)の発行機能は、アンコール遺跡群の入場者数コントロール、データ収集、および文化遺産保全への貢献が期待されています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104276/367/104276-367-b8ff161c1955c053a18e53c18b745be8-1139x758.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104276/367/104276-367-d9289e94e9c647e1915d48dd0f36273f-2036x1367.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ユン・リネ副知事(シェムリアップ州政府)コメント

 フォーバル本社を訪問する機会を得て、カンボジアにて私たちがこれまでに築いてきた強固な協力関係と、揺るぎない信頼関係を実感しております。本日のプレゼンテーションを通じて、スマートシティ構想におけるフォーバルグループの卓越した能力と、その強みを深く理解することができました。私たちは、このスマートシティ・プロジェクト、あるいは将来的な他のプロジェクトにおいて、さらなる協力関係を築き、共に発展していけることを心から願っており、次なる機会を大変楽しみにしています。

秋葉拓哉様(JICA 長期専門家)コメント

 スマートシティ・プロジェクトの推進において、サービスのプロバイダーはフォーバルのような民間企業であると位置づけており、そのための民間企業との共同は非常に重要だと考えております。一方で、民間企業のシェムリアップ州への進出メリットを創出することに現在注力しておりますが、まだ難しさもあり、苦戦しているのが現状です。是非、今後、フォーバルのような企業と連携し、共にこのプロジェクトに取り組めることを心から願っております。

今後の展望

 今回のリネ副知事およびシェムリアップ州政府代表団との意見交換は、フォーバルのカンボジアにおける事業展開と、同州が目指すスマートシティ構想の実現に向けた、強固な協力関係をさらに深める貴重な機会となりました。今後もフォーバルグループが培ってきた「企業ドクター」としての知見や、地方自治体との連携実績、そしてカンボジアでの事業展開の経験を最大限に活用し、シェムリアップ州の持続的な発展と課題解決に貢献してまいります。
 また、フォーバルのカンボジアにおける取り組みについては、JETROによるインタビュー(2025年12月18日公開)でも触れられています。
https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2025/8154fec7421c1606.html

株式会社フォーバルについて

  ESG経営を可視化伴走型で支援する「企業ドクター(次世代経営コンサルタント)集団」であるフォーバル(資本金: 41億 50百万円、 【証券コード: 8275】)は、中小・小規模企業を対象に「情報通信」「海外」「環境」「人材・教育」「起業・事業承継」の 5分野に特化したコンサルティングサービスをコアビジネスとしています。      
 政府が掲げる4つの原動力「グリーン」「デジタル」「活力ある地方創り」「少子化対策」に則り、自治体・民間企業・教育機関・金融機関と連携しながら日本全国でDX・GX人材を育て、その人材が地元経済を活性化させるという好循環によって永続的な地方創生の実現を目指す「F-Japan」構想を推進するとともに、近年ますます注目される人的資本をはじめとしたESG経営の可視化伴走支援に取り組んでいます。
 
■会社概要
社名:株式会社フォーバル
代表:代表取締役社長 中島 將典
設立:1980年(昭和55年)9月18日
所在地:東京都渋谷区神宮前五丁目52番2号青山オーバルビル14階
※詳細はホームページをご覧ください。
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