京都国立近代美術館 『「織」を極める 人間国宝 北村武資展』に、次世代照明で協力
[11/09/15]
提供元:PRTIMES
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京都国立近代美術館 『「織」を極める 人間国宝 北村武資展』に、次世代照明で協力
〜 有機EL照明モジュール(試作品)と美術館用LED照明などで演出 〜
パナソニック電工株式会社は、2011年9月16日(金)から10月30日(日)まで京都国立近代美術館(京都市左京区)で開催される『「織」を極める 人間国宝 北村武資展』に、次世代照明で協力します。協力内容は、有機EL照明モジュール(試作品)10個のほか、美術館用のLEDスポットライトなど約30台のLED照明を使用した照明演出です。これは、高い演色性が求められる美術館・博物館分野での有機EL照明の可能性を検証をするための取り組みの一つです。
今回の次世代照明による協力は、オール次世代照明化した「パナソニック電工 汐留ミュージアム」を見学され、美術館での作品と照明の関係に関心を持たれた京都国立近代美術館からの依頼により実現しました。
今回の展示作品である「織」の魅力を存分に鑑賞いただけるよう、一般的な吊り展示や平置き展示だけではなく、次世代照明の光で上下双方から照らすなどし、立体的で斬新な展示手法も採用しています。展示ケースの上からは演色性が高く、明るく均一な光の有機EL照明モジュール(試作品)で近接照射し、さらに下からもLED照明で効果的に照らしあげています。繊維を上下からの光で照射することで、織の透け感や軽やかさを表現しています。美術館関係者から、繊維の微細な部分がきれいに見え、今まで表現しづらかった「織」本来の色や作品の魅力が表現できていると評価いただいています。
パナソニック電工製の有機EL照明モジュールは、紫外線や赤外線などが少ないことや演色性が高いため、美術館関係者からも注目されています。また、LEDは省エネ・長寿命という特長に加え、美術品の劣化につながる紫外線や赤外線などが少なく、展示作品の損傷を抑えられるため、美術館や博物館などで主照明として採用増加が期待されています。
パナソニック電工は、これからも「快適」と「エコ」を両立する次世代照明技術を核に、美術館・博物館などへのLED照明や有機EL照明導入への提案活動に取り組んでまいります。
【一般からのお問い合わせ先】
<美術館などの照明設計について>
パナソニック電工株式会社 照明事業本部 照明エンジニアリング綜合部 照明デザインEC
TEL:06-6908-1131(大代表)受付(平日のみ) 8:50〜17:30
LED照明器具エバーレッズシリーズサイト:http://denko.panasonic.biz/Ebox/everleds/index.html
<有機EL照明モジュールについて>
有機EL照明モジュール: パナソニック電工株式会社 照明事業本部 照明デバイス開発事業部
TEL:06-6908-1131(大代表) 受付(平日のみ) 8:50〜17:30