高校の英語授業を変えなければ、「英語を使える日本人」は作れません。訳読オンリーから抜け出す3つの授業モデルを紹介 ― 新刊『高校英語授業を変える!』発売
[11/11/24]
提供元:PRTIMES
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株式会社アルク(東京都杉並区永福 代表:平本 照麿、以下アルク)より、アルク選書シリーズ『高校英語授業を変える!』のご案内を申し上げます。
◆近年、英語でのコミュニケーション力や発信力の向上が声高に求められていますが、
高校における英語授業は、数々の理由があり、なかなか変えられないのが実情です
「英語を使える日本人」を育てる役割を期待されながら、いまだに「文法訳読式」の授業が大半を占める高校英語の教育現場。授業が変わらないのは、教師が個々で乗り越えるには高すぎるハードルが数多くあるためです。
また、現在の教員養成課程では、「高校で英語を教えるための技術」を十分に学ぶことが難しく、文法訳読式授業以外の授業の型(モデル)を知らずに、教壇に立つ教師が多いのも一因と考えられます。
◆高校英語を変えるための、具体的な授業モデルを提案
その原因1つ1つを取り除く具体的な解決策を検討し、授業改善をサポートすべく、2010年、東京学芸大学教授の金谷憲先生とアルクはSherpa* (Senior High English Reform Project ALC)を立ち上げました。
Sherpaのメンバーは、教科書と授業のコマ数を変更せずに、どんな風に授業を変えることができるか、1年半以上にわたって議論を重ね、マイクロティーチングやセミナーを通して現場の声を集め、「実際に教室で使える授業モデル」を作りました。その授業モデル3つを紹介しているのが本書です。
【*Sherpaとは】
東京学芸大学教授の金谷憲先生とアルクが高校の英語授業改革を目的にスタートしたプロジェクト。シェルパが登山家を頂上まで導くように、高校英語の先生方の授業改善への努力を具体的な解決策(授業モデルの提案)をもってサポートすることを目的とする。
<本書の特長>
本書は、「内容理解」中心の文法訳読式授業に「定着活動」を取り入れ、生徒の頭の中に英語が残るような授業の仕方を学ぶためのものです。
・3つのモデルを紹介し、各モデルの時間配分、必要なツール、
その制作方法や定期テストの問題例などを具体的に提示
・検定教科書を使い、TM*の想定時間内で授業を進めながらも
「英語が使える生徒」を生み出す授業ができる
英語Iの検定教科書を使って、規定の授業時間の中で、「内容理解活動」に加えて「定着活動」をどう取り入れていくか、授業1コマの時間の使い方から、課全体の流れ、使用するツールの作成方法まで、教師の負担を軽くする配慮をちりばめつつ、具体的に提案しています。
さらに、教科書自体の改善案や全国で行われている新しい取り組みなども取り上げているので、現役の教師はもちろん、これから教師を目指す学生にもおすすめの一冊です。
*Teacher’s Manual(検定教科書を教える際に教師が参照する冊子)
<商品情報>
【タイトル】『高校英語授業を変える!』
http://shop.alc.co.jp/spg/v/-/-/-/7011095/
【定価】2,310円(税込) 【ISBN】978-4-7574-2019-9
【サイズ】四六判 【頁数】207ページ
【編著者】金谷憲 【著者】 高山芳樹、臼倉美里、大田悦子
【発売日】2011年11月21日
【対象】英語教師向け
【編著】金谷憲
東京学芸大学教授。1948年東京生まれ。東京大学文学英文科卒。同大学院人文科学研究科修士課程(英語学)、教育学研究科博士課程(学校教育学)及びスタンフォード大学博士課程を経て(単位取得退学)、1980年より東京学芸大学で教鞭を執る。専門は英語教育学。研究テーマとしては、多読の効果、ライティングにおける教師のフィードバックの効果など。 全国英語教育学会会長、関東甲信越英語教育学会会長を歴任。現在ELPA(英語運用能力検定協会)理事、ELEC(英語教育協議会)アドバイザー。1986年より3年間NHK「テレビ英語会話I」講師、1994年から2年間NHKラジオ「基礎英語2」監修者。著書には『英語教師論』(河源社刊)、『和訳先渡し授業の試み』(三省堂刊)、『高校英語教育構造改革論』(開隆堂出版刊) など多数。
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【学校専売品】
『高校英語の授業マニュアル〜訳読OnlyからのTakeoff〜』
【定価】1,365円(税込)
【編著 】金谷憲 【著者】 高山芳樹、臼倉美里、大田悦子
【対象】高校の先生、高校教員を目指す方
※本書は書店では市販いたしません。
★テキスト準拠DVD 【定価】10,500円 (税込)
1.訳読からtakeoffできる3つの授業モデルを紹介
2.授業の実践に必要なツールの作成方法まで詳しく説明
3.別売DVDで授業の様子を参照しながら授業法を学べる
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<アルクは、高校の英語の先生と高校生を応援します!>
【WEBサイト】 英語の先生応援団
http://www.gakko-oendan.com/
高校の英語の先生のご要望から生まれた、高校英語教育に関わる方々の
ためのWEBサイトです。
【フリーマガジン】 『英語の先生応援マガジン』
現場で奮闘する高校の英語の先生を応援する情報誌です(年4回発行)。
【フリーマガジン】 『高校生応援マガジンmini』
英語を学習する高校生に役立つ情報、学習の意欲が高まるような話題を
お届けする情報誌です。
[株式会社アルクとは]http://www.alc.co.jp/
アルクは、1969年4月の創業以来、企業理念として「地球人ネットワークを創る」を掲げ、実践的な語学力を身につける教材の開発をすすめてきた出版社です。語学情報ポータルサイト「SPACE ALC」をはじめ、『ENGLISH JOURNAL』などの学習情報誌、受講者数100万人を超える通信講座「ヒアリングマラソン」、eラーニング教材、書籍、各種デジタルコンテンツの提供など、語学分野における学習者向けの様々な支援を行っております。