これで、安心して逝くことができる。 『人生のしまい方 残された時間を、どう過ごすか』発売。
[20/03/30]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
3,000人以上の人を看取った医師が語る、
安心して逝くことができる人生の終え方
「これでよかったんだ」と思える見送り方
[画像: https://prtimes.jp/i/11369/408/resize/d11369-408-578263-0.jpg ]
3,000人以上の人を看取った医師が語る、
安心して逝くことができる人生の終え方
「これでよかったんだ」と思える見送り方
自分の人生がどのように終わるか、たいていの人はわかりません。終わりが近づいてきたときに見通しが立てられて、時間と気持ちの余裕があれば、死に対する準備は十分できるかもしれません。
しかし、その余裕がないほど急に進む病気もありますし、時間があっても何もしないでいて、気づいたら目の前に迫っているかもしれない。そんなとき、人は「こんなはずじゃなかった」と思うでしょう。
私は、人生の最後に「こんなはずじゃなかった」と思わないためにする会話は、すべて人生会議といっていいというくらいに、人生会議の幅をかなり広く考えています。
この本には、私が緩和ケア医として向き合ってきた、たくさんの人との会話を書きましたが、いま振り返ると「あのとき話したことは人生会議だったな」「これも人生会議だね」と思うものがたくさんありました。
ただし、人生会議の定義は一つには定まっていませんし、私の考えを押しつけようとも思わないので、この本では「人生会議」という言葉で会話をくくることはしませんでした。
介護の現場で働く人たちが考える、人生のしまい方。
緩和ケアに携わる医療従事者が考える、人生のしまい方。
救急現場にいる医療従事者が考える、人生のしまい方。
小籔千豊さんのポスターを見た一般の人が考える、人生のしまい方。
これらすべてが少しずつ違っているのが現状で、それはそれでいいと思います。
「延命治療はしたくない」とか、「最期はどこで過ごしたい」という医療や介護の話だけではなく、人生最期の希望を叶えることや、亡くなったあとに家族が困らないようにすることも、後悔のない、これでよかったと思える人生の締めくくりをするため、欠かすことのできない大切なことだと考えます。
(はじめに より)
著者略歴
平方 眞(ひらかた・まこと)
愛和病院(長野県長野市)副院長。1962年東京都生まれ。山梨医科大学(現・山梨大学医学部)卒業。武蔵野赤十字病院、町立厚岸病院、自治医科大学血液内科を経て、94年に諏訪中央病院(長野県茅野市)に着任。訪問を中心にがん患者に対する緩和ケアを開始。2009年4月より現職。著書に『看取りの技術』(日経BP)、『医者とホンネでつきあって、明るく最期を迎える方法』(清流出版)、『がんになっても、あわてない』(朝日新聞出版)などがある。
http://books.cccmh.co.jp/list/detail/2420/
安心して逝くことができる人生の終え方
「これでよかったんだ」と思える見送り方
[画像: https://prtimes.jp/i/11369/408/resize/d11369-408-578263-0.jpg ]
3,000人以上の人を看取った医師が語る、
安心して逝くことができる人生の終え方
「これでよかったんだ」と思える見送り方
自分の人生がどのように終わるか、たいていの人はわかりません。終わりが近づいてきたときに見通しが立てられて、時間と気持ちの余裕があれば、死に対する準備は十分できるかもしれません。
しかし、その余裕がないほど急に進む病気もありますし、時間があっても何もしないでいて、気づいたら目の前に迫っているかもしれない。そんなとき、人は「こんなはずじゃなかった」と思うでしょう。
私は、人生の最後に「こんなはずじゃなかった」と思わないためにする会話は、すべて人生会議といっていいというくらいに、人生会議の幅をかなり広く考えています。
この本には、私が緩和ケア医として向き合ってきた、たくさんの人との会話を書きましたが、いま振り返ると「あのとき話したことは人生会議だったな」「これも人生会議だね」と思うものがたくさんありました。
ただし、人生会議の定義は一つには定まっていませんし、私の考えを押しつけようとも思わないので、この本では「人生会議」という言葉で会話をくくることはしませんでした。
介護の現場で働く人たちが考える、人生のしまい方。
緩和ケアに携わる医療従事者が考える、人生のしまい方。
救急現場にいる医療従事者が考える、人生のしまい方。
小籔千豊さんのポスターを見た一般の人が考える、人生のしまい方。
これらすべてが少しずつ違っているのが現状で、それはそれでいいと思います。
「延命治療はしたくない」とか、「最期はどこで過ごしたい」という医療や介護の話だけではなく、人生最期の希望を叶えることや、亡くなったあとに家族が困らないようにすることも、後悔のない、これでよかったと思える人生の締めくくりをするため、欠かすことのできない大切なことだと考えます。
(はじめに より)
著者略歴
平方 眞(ひらかた・まこと)
愛和病院(長野県長野市)副院長。1962年東京都生まれ。山梨医科大学(現・山梨大学医学部)卒業。武蔵野赤十字病院、町立厚岸病院、自治医科大学血液内科を経て、94年に諏訪中央病院(長野県茅野市)に着任。訪問を中心にがん患者に対する緩和ケアを開始。2009年4月より現職。著書に『看取りの技術』(日経BP)、『医者とホンネでつきあって、明るく最期を迎える方法』(清流出版)、『がんになっても、あわてない』(朝日新聞出版)などがある。
http://books.cccmh.co.jp/list/detail/2420/