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生成AIを活用するRAGをノーコード・ノープロンプトで構築!AIエージェント「AI相談室」をLINE WORKS公式サイトに開設

AI事業におけるプロトタイプの第1弾として発表 相談内容に対しChatGPTを活用したAIエージェントがスピーディに回答




ビジネス現場のコミュニケーションツール「LINE WORKS」を提供するLINE WORKS株式会社(本社:東京都渋谷区、共同代表:島岡 岳史、増田 隆一、以下当社)は、「LINE WORKS」サービスに関するさまざまな相談や営業活動に役立つ情報を生成AIによって支援するAIエージェント「AI相談室」を、本日より「LINE WORKS」公式WEBサイトに開設したことをお知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/20202/415/resize/d20202-415-acb8f2d7e72b56b4d8c9-0.png ]

「AI相談室」URL:https://ask-ai.worksmobile.com/jp


「AI相談室」は、「LINE WORKS」の公式WEBサイト上に実装された生成AIエージェントです。現在当社が取り組んでいるAI事業における新規プロジェクト「WORKS AI Project」の一環として、自社用AIエージェントを簡単に実装できる開発中の製品プロトタイプです。この製品は社内にあるさまざまな情報を活用し、ノーコード・ノープロンプトでRAG(Retrieval-Augmented Generation:検索拡張生成)を構築し、生成AIを通じて最適化された回答が得られます。なお、LLM(大規模言語モデル)には最新のChatGPTを採用しています。

「AI相談室」では、「LINE WORKS」の300件を越える導入事例や活用ガイドなどの資料をRAGに登録しており、「LINE WORKS」に関するさまざまな疑問に対する回答を生成AIによって導きます。これから「LINE WORKS」の利用を検討されている方々の疑問に答えるほか、自社と同じ業界のユーザーによる「LINE WORKS」の活用方法はもちろん、「LINE WORKS」の営業提案に役立つ参考情報を生成AIが答えるなど、さまざまなシーンに活用できます。当社は「AI相談室」による質問への回答で解決までの時間を短縮し、ステークホルダーの皆様の満足度向上へつなげてまいります。

「WORKS AI Project」とは
LINE WORKS株式会社は、「LINE WORKS」の使いやすさをそのままに、より便利な働きかたを実現するための、生成AIによる機能強化を目指しています。
本プロジェクトの大きな特長は、以下の2点です。
・高い精度の回答を出力するRAGを、自社のノウハウで開発していること
・複数LLMへの対応を目指していること
利用者のニーズに応じたLLMを利用者自身が選択し、ノーコード・ノープロンプトで「LINE WORKS」を通じて自社に最適化された生成AIにアクセスできる状態を目指して、利便性の高い機能の開発を進めています。

「AI相談室」の技術的な特長
「AI相談室」は、生成AIによって回答を導き出す”社内のサポート役”を担い、「LINE WORKS」に関連するさまざまな質問に的確に答えてくれるものです。
生成AIを使ったAIエージェント「AI相談室」の開設にあたり、丁寧な前処理を独自の技術や知見を駆使して当社のAIエンジニアが精度の高い回答を返すRAGの開発を行っています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/20202/415/resize/d20202-415-31367f91841f04dabed5-1.png ]

外部データソースについて
「AI相談室」の外部データソースとしては、「LINE WORKS」公式WEBサイト上で公開しているコンテンツ(ヘルプセンター、導入事例、セキュリティホワイトペーパー、LINE WORKS Developersなど)を使用しています。

例えば、ユーザーが「〇〇業界において他社はどのように LINE WORKSを利用しているかを知りたい」と質問すると、AIは300件以上の「LINE WORKS」の公開事例の中から、最適な情報を整理して回答します。また、回答に「外部との連携を活用している」という内容が含まれる場合、「外部との連携はどのように行えばよいか」と質問すると、設定手順について外部データソースを元に整理した上で回答します。回答の元になった参照先の「LINE WORKS」公式ガイドのリンク等も合わせて案内します。これを営業活動に応用すると、従来は人力で試行錯誤しながら行なっていた提案資料の作成や提案シナリオの検討を効率的に行うことができます。

「AI相談室」利用イメージ

[画像3: https://prtimes.jp/i/20202/415/resize/d20202-415-0a54ecbf7e665c21fbcf-2.png ]

「AI相談室」の安全性について
「AI相談室」のRAGは国内で管理しています。また、前述のとおり公開情報(「LINE WORKS」公式WEBサイト上で公開しているコンテンツ)を使用して回答を生成しています。回答の正確性向上を目的としたチューニングを行うため、回答データを当社が閲覧することがあります。LLM(大規模言語モデル)には最新のChatGPTを採用しており、LLMに送信されたデータの取り扱いについては、LLM提供企業の利用規約、プライバシーポリシー等が適用されます。


※免責事項
・「AI相談室」は、生成 AI モデルを活用することで、新しいトピックを探索し、創造力を高め、新しいことを学ぶことができます。ただし、モデルを使用する際は、法を遵守し、責任を持ってご利用ください。
・「AI相談室」の利用にあたり、認証、認可等のために、ユーザーの個人情報を当社が取得する事はありません。ユーザーの責任によって、本サービスに入力する情報を管理してください。
・上記を含む、利用にあたっての詳細や禁止事項などは、「AI相談室 利用規約」をご参照ください。

■今後のAI事業について
今後は、当社が蓄積しているAI技術のノウハウを活かし、お客様の環境や用途に応じてAIエージェントを柔軟に活用いただけるような製品・サービスの提供を検討しています。”AIの民主化”を目指して「LINE WORKS」サービス機能や「LINE WORKS AI製品」に生成AIを活用し、より業務効率性・生産性の高い「はたらき方」を提案してまいります。

「LINE WORKS」とは
チャットやスタンプはもちろん、掲示板、カレンダー、アドレス帳、アンケートなど、現場で活用できる充実したグループウェア機能を揃えたビジネスチャットです。コミュニケーションアプリ「LINE」のような使いやすさを保ちながら独自に開発・提供を行っており、ユーザーの教育も最小限に導入したその日から誰でもすぐに使えます。PCやタブレットのほか、スマートフォンだけでもほとんどの機能が使えるため、オフィスワークだけでなく、拠点や店舗などPCを使う時間の少ない「現場」での活用が進んでいます。無料版、有料版(スタンダード・アドバンスト)があり、無料でもほとんどの基本機能を使うことができ、顧客や取引先など社外とのやりとりにも活用していただけます。
富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2018〜2023年版」では、2017年度~2022年度まで6年連続で有料ビジネスチャット国内シェアNo.1を獲得しました。

「LINE WORKS AI製品」について
新たな企業価値創造のため、AI事業を2023年4月に組織統合し、「LINE WORKS AiCall(電話応対AIサービス)」、「LINE WORKS OCR(AI-OCRサービス)」、「LINE WORKS Vision(クラウド型映像録画サービス)」の3つのAI製品を提供しています。また、最先端のAI技術研究に取り組んでおり、論文の採択や国際コンペティションへの参加など、AI技術の社会実装に貢献しようとしています。

■会社概要
社名:LINE WORKS株式会社
本社:東京都渋谷区神宮前1-5-8 神宮前タワービルディング11F
設立:2015年6月
代表者:共同代表:島岡 岳史、増田 隆一
資本金:55億2,000万円
URL:https://line-works.com/
※記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
※本プレスリリース記載の情報は発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、予めご了承ください。
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