ASUSサーバーの優れた電力効率、SPEC Powerで1位獲得
[20/05/29]
提供元:PRTIMES
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ASUSラックサーバー「RS720-E9-RS8」、「RS500A-E10-PS4」、IntelとAMDの両プラットフォームで、電力効率、パフォーマンスの最高スコアを達成
キーポイント
• ASUSサーバーは、サーバーベンチマークスイート「SPEC Power(R)」の電力効率ランキングでトップに(2020年4月16日時点)
• インテルベースの「RS720-E9-RS8」とAMDベースの「RS500A-E10-PS4」は、Windows Server、LinuxOSの両OSで上位獲得
• Thermal Radar 2.0がリアルタイムにサーバー温度を監視し、動的にファン曲線を調整することで、ファンの消費電力を低減
• Power Balancerがリアルタイム監視に基づいてCPU全体の負荷を自動調整し、総消費電力を削減
[画像: https://prtimes.jp/i/17808/418/resize/d17808-418-976770-0.jpg ]
サーバーシステム、サーバーマザーボード、ワークステーションの大手IT企業であるASUSは、ASUSサーバーがStandard Performance Evaluation Corporation (SPEC, www.spec.org)による電力効率のベンチマークスイートSPEC Power(R)で1位を達成したことを発表しました。ASUSはこれらのベンチマークに、インテルベースの「RS720-E9-RS8」とAMDベースの「RS500A-E10-PS4」の2つのラックサーバーを選びました。両CPUプラットフォームの優れた電力効率、パフォーマンス特性を実証するとともに、各顧客が自社のITインフラで、より迅速に展開し、優れた省エネを実現するための指標が示されました。ベンチマークの結果を実際のパフォーマンスや動作条件に直結させるため、データセンターで最も一般的なOSであるWindows ServerとLinuxの両方を使用したテストが実施されました。なお、これらの結果は2020年4月16日当時のものです。
ASUS Thermal Control 技術
近年、サーバー業界では、環境への配慮と消費電力が重要なトピックになっています。特に、より高い処理能力とより多くのストレージスペース、高速接続を、より優れた電力効率で実現することを求められるデータセンターの増加に伴い、その重要性は高まっています。ASUSは2019年、リアルタイムでサーバーの温度を監視し、動的にファン曲線を調整することでファンの消費電力を低減するサーバーの熱管理技術「Thermal Radar 2.0」を発表しました。また、第2世代Intel(R)Xeon(R)スケーラブル・プロセッサーの発売に伴い、新しい省エネ技術「Power Balancer」を導入し、最適化された電力効率技術の価値を継続的に提供しています。
ASUS Thermal Radar 2.0
Thermal Radar 2.0は、サーバーの前面パネルやCPU、メモリ、NVMe SSD、OCPメザニンコネクター、電源装置などに配置された最大56個の環境センサーを活用して内外部の温度監視を行います。また、リアルタイムのサーバー使用パターンに合わせて動的にファン曲線を調整し、ファンの消費電力を最大36%低減。総所有コストを削減し、膨大な作業負荷を抱えるデータセンターに最適です。
ASUS Power Balancer
Power Balancerは、リアルタイム監視に基づいてCPU全体の負荷をサーバーが自動調整し、総消費電力の削減と効率性の向上に貢献し、コスト、パフォーマンスの最適化を実現するASUS独自のテクノロジーです。
ASUS社内にあるサーバーラボでは先日、Power Balancer 機能の有無による比較を行いました。Power Balancerなしの場合は、80%のワークロードで稼働中のCPUが130ワットの電力を消費した一方で、Power Balancerありの場合は、同レベルのパフォーマンスを維持しながら電力消費を14%削減しました。この結果から、サーバーはPower Balancerにより最も適切な周波数を調整することが可能となり、マルチスレッドのシナリオにおけるCPUの消費電力を削減できることが明らかになりました。
第2世代インテル(R) Xeon(R) スケーラブル・プロセッサー搭載ラックサーバー「RS720-E9-RS8」
「RS720-E9-RS8」は、作業負荷の増加に対応すべく設計されたIntelベースの高性能2Uサーバーです。3.5インチベイ(SATA/SAS/NVMe ※最大4基)× 8、デュアルM.2 (PCIeまたはSATA)、PCIeスロット× 8、2.5インチベイ(SATA/NVMe)× 2 ※オプションを搭載したハイブリッドストレージ設計に加え、冗長 850W 80PLUSチタン電源により、優れた電力効率を実現。データセンターの運営コストを大幅に削減します。
AMD EPYC 7002プロセッサー搭載ラックサーバー「RS500A-E10-PS4」
仮想化ワークロードに最適なコンパクトなAMD EPYC 1Uサーバー「RS500A-E10-PS4」は、2.5/3.5インチホットスワップ対応ドライブベイ(SATA/SAS)× 4、M.2 22110 SSD × 1をサポートします。一般的な電源に比べ最大92%の高い変換効率を備えた冗長電源 650W 80 PLUS Platinum PSUをはじめ、データセンターの運用コストを大幅に削減するさまざまな電源オプションをご用意しています。
SPEC *について
Standard Performance Evaluation Corporation(SPEC、標準性能評価法人)は、最新世代のコンピューティングシステムのパフォーマンスとエネルギー効率の評価の基準となるベンチマークとツールを確立、維持、承認するために設立された非営利法人です。SPECは一連のベンチマークを開発、またそのメンバー組織やライセンス所有者から提出された結果のレビューおよび公開を行います。
SPECpower_ssj 2008 は、ボリュームサーバークラスコンピューターの消費電力とパフォーマンス特性を評価する、業界初のSPECベンチマークです。最初のベンチマークは、サーバー側のJavaのパフォーマンスを測定するもので、作業負荷項目の追加も計画されています。
製品ページ
RS720-E9-RS8 : https://www.asus.com/jp/Commercial-Servers-Workstations/RS720-E9-RS8/
RS500A-E10-PS4 : https://www.asus.com/jp/Commercial-Servers-Workstations/RS500A-E10-PS4/
キーポイント
• ASUSサーバーは、サーバーベンチマークスイート「SPEC Power(R)」の電力効率ランキングでトップに(2020年4月16日時点)
• インテルベースの「RS720-E9-RS8」とAMDベースの「RS500A-E10-PS4」は、Windows Server、LinuxOSの両OSで上位獲得
• Thermal Radar 2.0がリアルタイムにサーバー温度を監視し、動的にファン曲線を調整することで、ファンの消費電力を低減
• Power Balancerがリアルタイム監視に基づいてCPU全体の負荷を自動調整し、総消費電力を削減
[画像: https://prtimes.jp/i/17808/418/resize/d17808-418-976770-0.jpg ]
サーバーシステム、サーバーマザーボード、ワークステーションの大手IT企業であるASUSは、ASUSサーバーがStandard Performance Evaluation Corporation (SPEC, www.spec.org)による電力効率のベンチマークスイートSPEC Power(R)で1位を達成したことを発表しました。ASUSはこれらのベンチマークに、インテルベースの「RS720-E9-RS8」とAMDベースの「RS500A-E10-PS4」の2つのラックサーバーを選びました。両CPUプラットフォームの優れた電力効率、パフォーマンス特性を実証するとともに、各顧客が自社のITインフラで、より迅速に展開し、優れた省エネを実現するための指標が示されました。ベンチマークの結果を実際のパフォーマンスや動作条件に直結させるため、データセンターで最も一般的なOSであるWindows ServerとLinuxの両方を使用したテストが実施されました。なお、これらの結果は2020年4月16日当時のものです。
ASUS Thermal Control 技術
近年、サーバー業界では、環境への配慮と消費電力が重要なトピックになっています。特に、より高い処理能力とより多くのストレージスペース、高速接続を、より優れた電力効率で実現することを求められるデータセンターの増加に伴い、その重要性は高まっています。ASUSは2019年、リアルタイムでサーバーの温度を監視し、動的にファン曲線を調整することでファンの消費電力を低減するサーバーの熱管理技術「Thermal Radar 2.0」を発表しました。また、第2世代Intel(R)Xeon(R)スケーラブル・プロセッサーの発売に伴い、新しい省エネ技術「Power Balancer」を導入し、最適化された電力効率技術の価値を継続的に提供しています。
ASUS Thermal Radar 2.0
Thermal Radar 2.0は、サーバーの前面パネルやCPU、メモリ、NVMe SSD、OCPメザニンコネクター、電源装置などに配置された最大56個の環境センサーを活用して内外部の温度監視を行います。また、リアルタイムのサーバー使用パターンに合わせて動的にファン曲線を調整し、ファンの消費電力を最大36%低減。総所有コストを削減し、膨大な作業負荷を抱えるデータセンターに最適です。
ASUS Power Balancer
Power Balancerは、リアルタイム監視に基づいてCPU全体の負荷をサーバーが自動調整し、総消費電力の削減と効率性の向上に貢献し、コスト、パフォーマンスの最適化を実現するASUS独自のテクノロジーです。
ASUS社内にあるサーバーラボでは先日、Power Balancer 機能の有無による比較を行いました。Power Balancerなしの場合は、80%のワークロードで稼働中のCPUが130ワットの電力を消費した一方で、Power Balancerありの場合は、同レベルのパフォーマンスを維持しながら電力消費を14%削減しました。この結果から、サーバーはPower Balancerにより最も適切な周波数を調整することが可能となり、マルチスレッドのシナリオにおけるCPUの消費電力を削減できることが明らかになりました。
第2世代インテル(R) Xeon(R) スケーラブル・プロセッサー搭載ラックサーバー「RS720-E9-RS8」
「RS720-E9-RS8」は、作業負荷の増加に対応すべく設計されたIntelベースの高性能2Uサーバーです。3.5インチベイ(SATA/SAS/NVMe ※最大4基)× 8、デュアルM.2 (PCIeまたはSATA)、PCIeスロット× 8、2.5インチベイ(SATA/NVMe)× 2 ※オプションを搭載したハイブリッドストレージ設計に加え、冗長 850W 80PLUSチタン電源により、優れた電力効率を実現。データセンターの運営コストを大幅に削減します。
AMD EPYC 7002プロセッサー搭載ラックサーバー「RS500A-E10-PS4」
仮想化ワークロードに最適なコンパクトなAMD EPYC 1Uサーバー「RS500A-E10-PS4」は、2.5/3.5インチホットスワップ対応ドライブベイ(SATA/SAS)× 4、M.2 22110 SSD × 1をサポートします。一般的な電源に比べ最大92%の高い変換効率を備えた冗長電源 650W 80 PLUS Platinum PSUをはじめ、データセンターの運用コストを大幅に削減するさまざまな電源オプションをご用意しています。
SPEC *について
Standard Performance Evaluation Corporation(SPEC、標準性能評価法人)は、最新世代のコンピューティングシステムのパフォーマンスとエネルギー効率の評価の基準となるベンチマークとツールを確立、維持、承認するために設立された非営利法人です。SPECは一連のベンチマークを開発、またそのメンバー組織やライセンス所有者から提出された結果のレビューおよび公開を行います。
SPECpower_ssj 2008 は、ボリュームサーバークラスコンピューターの消費電力とパフォーマンス特性を評価する、業界初のSPECベンチマークです。最初のベンチマークは、サーバー側のJavaのパフォーマンスを測定するもので、作業負荷項目の追加も計画されています。
製品ページ
RS720-E9-RS8 : https://www.asus.com/jp/Commercial-Servers-Workstations/RS720-E9-RS8/
RS500A-E10-PS4 : https://www.asus.com/jp/Commercial-Servers-Workstations/RS500A-E10-PS4/