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STB用ICに統合されるスマートホーム向けソフトウェア・プラットフォームを発表

〜革新的なエネルギー管理、快適性、セキュリティに対応した新ソフトウェアと包括的ハードウェア・ポートフォリオにより、魅力的な高付加価値サービスを提供する先進的なスマートホーム・ボックスの開発に貢献〜

多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーで、セット・
トップ・ボックス(STB)用システム・オン・チップ(SoC)のリーダーである
STマイクロエレクトロニクス(NYSE: STM、以下ST)は、アムステルダムで開催
されるIBC2013(2013年9月13日〜17日)において、ソフトウェア・プラット
フォーム「Smart Home」を発表しました。STの「Smart Home」は、従来のSTBを
先進的なスマートホーム・ボックスへ進化させます。スマートホーム・ボックス
は、住宅内のエネルギー、ホーム・オートメーション、セキュリティの管理に
加えて、住宅内のあらゆる場所からデジタル・マルチメディア・コンテンツへの
アクセスを可能にします。

「Smart Home」は、スマートホーム機器向けのSTiG105 やSTiG112、マルチ
メディア・ゲートウェイ・デバイスであるSTiH416(Orly)やMonacoファミリ
(STiH407、STiH410、STiH412)など、STのSTB / ホーム・ゲートウェイ用SoCへ
の実装・検証後に提供されます。当社の顧客各社は、STのフレームワークを通し
て、エネルギー管理、モニタ型ホーム・オートメーションおよび各種機能など、
革新的で差別化されたサービスに対応した次世代製品の開発が可能になります。
これは、最終的に、放送事業者による加入者への高付加価値サービスの提供と
売上成長に貢献すると考えられます。

STのエグゼクティブ・バイスプレジデント 兼 デジタル・コンバージェンス・
グループ担当ジェネラル・マネージャであるGian Luca Bertinoは、次の様に
コメントしています。「STBにスマートホーム用のアプリケーションやサービス
を追加することは自然な進展であり、これによって放送事業者は革新的な新
サービスを実現し、一貫したユーザ体験といったメリットを加入者に提供できる
ようになります。当社の『Smart Home』と、ホーム・ゲートウェイ用SoC、
通信用IC、センサ、アクチュエータなどの幅広い製品群の組み合わせは、魅力的
な新しいチャンスの可能性を引き出すために必要なすべてを、開発者に提供しま
す。」

Linux、Java Virtual Machine、OSGiフレームワークなどのオープン規格に基づ
いている「Smart Home」は、HGi(Home Gateway Initiative)、UPnP
(Universal Plug and Play)、およびDLNA(Digital Living Network Alliance)
などの一般的なデジタル・ホーム規格に対応しています。また、ZigBee(R)
(最新のSmart Energy Profile 2.0含む)、Z-Wave、Wi-Fi(IEEE 802.11n含む)
、およびNFC(近距離無線通信)など、スマートホーム・アプリケーション向け
の無線接続に関する主要プロトコルのすべてに対応しています。さらに、
「Smart Home」は、Bluetooth(R) Smart Readyや、2G、3G、LTEの携帯電話にも
対応しています。

OEM各社、放送事業者、アプリケーション開発業者は、STiG105をベースに構成さ
れたハードウェア・リファレンス・ボードと「Smart Home」を活用することで、
スマート・ホーム向けアプリケーションとサービスの開発を迅速に開始すること
ができます。

STは、IBC2013において、「Smart Home」を実行するスマートホーム・ボックス
を用いてユーザが自宅の監視カメラ、照明、暖房、マルチメディア関連機器を
どのように操作・制御できるのか見せるデモを行いました。製品開発キットは、
アルファ版を2013年9月、完成版を2013年12月にリリースする予定です。

STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロ
セッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供
する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・
セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、
家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆる
シーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた
技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2012年の売上
は84.9億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト
http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。

◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
デジタル製品グループ
TEL: 03-5783-8250 FAX: 03-5783-8216
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