"文化系女子"ファッション雑誌SPRiNG2年で売上部数が2倍に!
[16/11/26]
提供元:PRTIMES
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〜編集長・平澤に聞きました!SPRiNGヒットの秘密〜
[画像1: http://prtimes.jp/i/5069/464/resize/d5069-464-220894-4.jpg ]
ファッション雑誌販売部数トップシェア(※)の宝島社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:蓮見清一)が発行する『SPRiNG(スプリング)』 は、11月7日に一般社団法人日本ABC協会より発表された2016年上半期(1〜6月)雑誌販売部数において、月刊平均10万部を売り上げ、前年同期比217%で、伸長率No.1となりました。さらに、今年に入ってから9カ月連続で前年同期比100%を超えており、驚異的な勢いで売り上げを伸ばしています。
※日本ABC協会 雑誌発行社レポート2016年上半期(1〜6月)より
『SPRiNG』は1996年に創刊した雑誌で、当初は「ナチュカワ(ナチュラルで可愛い)」をコンセプトにしていました。しかし世の中のトレンドが変化してきたことから、2014年に大幅リニューアルを行うことになり、編集長に抜擢されたのが、当時29歳だった平澤梢でした。平澤は、読者ターゲットを自身と同世代の30歳前後の女性、東急東横線・学芸大学や中目黒に住んでいて、カフェ店員や美容師、音楽業界やアパレル業界で働いているような人たちに設定。おしゃれで知的な文化系女子「グッドガール」を新しくコンセプトに掲げ、ファッションスタイルをこれまでと真逆の「メンズライク」に変更しました。リニューアル後すぐは部数が激減しましたが、今回の日本ABC協会雑誌発行社レポートで、前年同期比217%と今最も売り上げを伸ばしている雑誌になりました。その背景には、コンセプトを貫き、読者へメッセージを伝え続けた地道な努力と、宝島社ならではの大部数戦略があります。
宝島社は、企業理念「人と社会を楽しく元気に」のもと、今後もより多くの方に喜んでいただけるコンテンツを
企画開発・提供してまいります。
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〜編集長・平澤に聞きました!〜
部数5万部をわずか2年で倍以上に!SPRiNGヒットの秘密!!
■ターゲットは“文化系女子”、コンセプトは「シンプルおしゃれが好き!」
コンセプトは「シンプルおしゃれが好き!」。ファッションスタイルはフラットシューズを履き、オーバーサイズのTシャツやレザージャケット等を愛用する、男性的なテイストのシンプルな「メンズライク」ファッションです。以前から自分らしさや個性を大切にしていて、カルチャー好きでおしゃれな女子がいると感じていましたが、当時、NY発の“ノームコア”(究極のシンプル)ファッションスタイルが世界中で流行っていたこともあり、そのコアな層をとことん突き詰めれば、マスになるはず!と思いました。イメージとしては、東横線の学芸大学や中目黒に住んでいて、カフェ店員や美容師、音楽業界やアパレル業界で仕事をしている方です。ファッションに関するおしゃれ偏差値が高いだけでなく、本や映画、旅行やグルメにも詳しい、“文化系女子”です。
[画像3: http://prtimes.jp/i/5069/464/resize/d5069-464-749180-1.jpg ]
■コンセプト確立のため、部数激減に耐えた1年半・・・支えてくれたのは読者の声
リニューアル当初は、コンセプトや世界観を伝えるために、表紙に外国人モデルを起用。ファッションの系統が表紙で伝わるように、一般人やモデルのスナップ写真をコラージュにするなど、宝島社の雑誌では通常やらない手法だらけでした。すると部数は激減!一方で新たな読者の方々やモデルからの評判は高く、編集部には、「こんな雑誌が読みたかった!」「毎月買います〜」等の熱いメッセージが届き、手ごたえを感じました。編集の仕事を始めたときに研修で言われた、「誰かの“好き”を突き詰めれば、20万部は売れる」という言葉が自分の中に強く残っていて、この“文化系女子”を突き詰めて、20万部の雑誌にしようと思いました。
[画像4: http://prtimes.jp/i/5069/464/resize/d5069-464-599761-2.jpg ]
■部数2倍以上に!! コアターゲット×大部数の仕掛け・・・起爆剤は付録!
そして、じわじわとですが部数が伸びてきたところでマス向けに表紙で人気タレントを起用。
ブランドアイテム付録も、より多くの方が知っているブランドや、手に取りやすいデザイン、使いやすさを重視したアイテムに切り替え、会社の戦略的に発行部数も2倍に増やしたところ、一気に売上部数も2倍以上になりました。
[画像5: http://prtimes.jp/i/5069/464/resize/d5069-464-162969-3.jpg ]
■メンズ誌を読む女子を取り込め!V字逆転雑誌の誌面作り
アンケートをとると、メンズファッション誌を一緒に購読している読者がたくさんいることが判明。メンズライクなテイストを好むためもありますが、男性誌は女性誌と比べて、知識欲を満たす情報が満載なことも要因でないかと思います。”文化系女子”は好奇心旺盛で知識欲が高いため、「カルチャー」×「ファッション」を意識し、文字は小さく、情報量は多くを心がけ、ブランドの歴史やアイテムの解説などの企画も作っています。また、メンズ誌の編集経験も生かし、スッキリとしたレイアウトにしています。
■デジタルインフルエンサーを持つSPRiNGの戦略!
SPRiNGには、読者代表のファッショニスタ6名が、スプリングオフィシャルインフルエンサー「スプリングラマー」として誌面のみならず、SNS等のデジタル分野でも活躍しています。インスタグラムとコーディネートアプリWEARの個人フォロワー数を全員分足し上げると、現状でなんと「95万人」ものフォロワーへリーチが可能となります。この秋2社さまとのお取り組み実績がありますが、大変ご好評を頂きました。ベネトンジャパン様では、本誌スナップとインスタグラム、WEARの個人アカウントを連動。WEARでは本誌掲載アイテムがそのままゾゾタウンで購入できるEC販促企画を実施。スウォッチジャパン様では、横浜タカシマヤでスプリングスペシャルイベントを実施。スプリングラマーもイベントに参加し、イベントレポートや時計に合うコーディネート提案をインスタで拡散しました。
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ファッション雑誌販売部数トップシェア(※)の宝島社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:蓮見清一)が発行する『SPRiNG(スプリング)』 は、11月7日に一般社団法人日本ABC協会より発表された2016年上半期(1〜6月)雑誌販売部数において、月刊平均10万部を売り上げ、前年同期比217%で、伸長率No.1となりました。さらに、今年に入ってから9カ月連続で前年同期比100%を超えており、驚異的な勢いで売り上げを伸ばしています。
※日本ABC協会 雑誌発行社レポート2016年上半期(1〜6月)より
『SPRiNG』は1996年に創刊した雑誌で、当初は「ナチュカワ(ナチュラルで可愛い)」をコンセプトにしていました。しかし世の中のトレンドが変化してきたことから、2014年に大幅リニューアルを行うことになり、編集長に抜擢されたのが、当時29歳だった平澤梢でした。平澤は、読者ターゲットを自身と同世代の30歳前後の女性、東急東横線・学芸大学や中目黒に住んでいて、カフェ店員や美容師、音楽業界やアパレル業界で働いているような人たちに設定。おしゃれで知的な文化系女子「グッドガール」を新しくコンセプトに掲げ、ファッションスタイルをこれまでと真逆の「メンズライク」に変更しました。リニューアル後すぐは部数が激減しましたが、今回の日本ABC協会雑誌発行社レポートで、前年同期比217%と今最も売り上げを伸ばしている雑誌になりました。その背景には、コンセプトを貫き、読者へメッセージを伝え続けた地道な努力と、宝島社ならではの大部数戦略があります。
宝島社は、企業理念「人と社会を楽しく元気に」のもと、今後もより多くの方に喜んでいただけるコンテンツを
企画開発・提供してまいります。
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〜編集長・平澤に聞きました!〜
部数5万部をわずか2年で倍以上に!SPRiNGヒットの秘密!!
■ターゲットは“文化系女子”、コンセプトは「シンプルおしゃれが好き!」
コンセプトは「シンプルおしゃれが好き!」。ファッションスタイルはフラットシューズを履き、オーバーサイズのTシャツやレザージャケット等を愛用する、男性的なテイストのシンプルな「メンズライク」ファッションです。以前から自分らしさや個性を大切にしていて、カルチャー好きでおしゃれな女子がいると感じていましたが、当時、NY発の“ノームコア”(究極のシンプル)ファッションスタイルが世界中で流行っていたこともあり、そのコアな層をとことん突き詰めれば、マスになるはず!と思いました。イメージとしては、東横線の学芸大学や中目黒に住んでいて、カフェ店員や美容師、音楽業界やアパレル業界で仕事をしている方です。ファッションに関するおしゃれ偏差値が高いだけでなく、本や映画、旅行やグルメにも詳しい、“文化系女子”です。
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■コンセプト確立のため、部数激減に耐えた1年半・・・支えてくれたのは読者の声
リニューアル当初は、コンセプトや世界観を伝えるために、表紙に外国人モデルを起用。ファッションの系統が表紙で伝わるように、一般人やモデルのスナップ写真をコラージュにするなど、宝島社の雑誌では通常やらない手法だらけでした。すると部数は激減!一方で新たな読者の方々やモデルからの評判は高く、編集部には、「こんな雑誌が読みたかった!」「毎月買います〜」等の熱いメッセージが届き、手ごたえを感じました。編集の仕事を始めたときに研修で言われた、「誰かの“好き”を突き詰めれば、20万部は売れる」という言葉が自分の中に強く残っていて、この“文化系女子”を突き詰めて、20万部の雑誌にしようと思いました。
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■部数2倍以上に!! コアターゲット×大部数の仕掛け・・・起爆剤は付録!
そして、じわじわとですが部数が伸びてきたところでマス向けに表紙で人気タレントを起用。
ブランドアイテム付録も、より多くの方が知っているブランドや、手に取りやすいデザイン、使いやすさを重視したアイテムに切り替え、会社の戦略的に発行部数も2倍に増やしたところ、一気に売上部数も2倍以上になりました。
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■メンズ誌を読む女子を取り込め!V字逆転雑誌の誌面作り
アンケートをとると、メンズファッション誌を一緒に購読している読者がたくさんいることが判明。メンズライクなテイストを好むためもありますが、男性誌は女性誌と比べて、知識欲を満たす情報が満載なことも要因でないかと思います。”文化系女子”は好奇心旺盛で知識欲が高いため、「カルチャー」×「ファッション」を意識し、文字は小さく、情報量は多くを心がけ、ブランドの歴史やアイテムの解説などの企画も作っています。また、メンズ誌の編集経験も生かし、スッキリとしたレイアウトにしています。
■デジタルインフルエンサーを持つSPRiNGの戦略!
SPRiNGには、読者代表のファッショニスタ6名が、スプリングオフィシャルインフルエンサー「スプリングラマー」として誌面のみならず、SNS等のデジタル分野でも活躍しています。インスタグラムとコーディネートアプリWEARの個人フォロワー数を全員分足し上げると、現状でなんと「95万人」ものフォロワーへリーチが可能となります。この秋2社さまとのお取り組み実績がありますが、大変ご好評を頂きました。ベネトンジャパン様では、本誌スナップとインスタグラム、WEARの個人アカウントを連動。WEARでは本誌掲載アイテムがそのままゾゾタウンで購入できるEC販促企画を実施。スウォッチジャパン様では、横浜タカシマヤでスプリングスペシャルイベントを実施。スプリングラマーもイベントに参加し、イベントレポートや時計に合うコーディネート提案をインスタで拡散しました。