ブルンジ-タンザニア 難民の間のコレラ拡大を危惧 【プレスリリース】
[15/05/22]
提供元:PRTIMES
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混雑する国境地域ですでに27人が死亡
[画像1: http://prtimes.jp/i/5176/488/resize/d5176-488-708326-0.jpg ]
※本信は、ユニセフ本部の発信情報を元に、日本ユニセフ協会が作成・配信しています。
※原文は http://www.unicef.org/media/media_82001.html でご覧いただけます。
【2015年5月21日 タンガニーカ湖(ブルンジ-タンザニア国境)発】
ブルンジと国境を接するタンザニアの北西部タンガニーカ湖岸で、ブルンジから逃れて
きた5万人の難民の間でコレラが広がり始めていることを受け、ユニセフは早急に支援
物資を輸送しました。
ユニセフはコレラを治療するための救援物資に加え、水、トイレ、保健、栄養に関する
支援物資をブルンジとタンザニアからコレラ被害地域へ輸送し、両国から国境地帯への
支援を拡大しています。
最近の情勢不安によって、ブルンジでは11万人が近隣諸国へ避難しています。その多く
が女性と子どもで、最も多くの難民が流入したタンザニアでは、既にコレラで27人が
命を落としています。
ユニセフ東部・南部アフリカ地域事務所代表のレイラ・パカラは、「避難している
人々の半数以上が子どもたちです。子どもはコレラに感染する可能性が特に高いの
です。ブルンジとタンザニア両国が協力してコレラの広がりを抑えるための物資を
急送しました」と報告しました。
およそ5万人に上る最大の難民数が避難しているカグンガ村は、タンザニアの中でも
最もアクセスが難しい辺境地にあります。
混雑と不衛生な環境によって、難民の間でコレラや急性の水様性下痢の症例が増加して
います。ユニセフは、カグンガにコレラ治療センターを設置しなければ、死亡率が
非常に高くなると警鐘を鳴らしています。
[画像2: http://prtimes.jp/i/5176/488/resize/d5176-488-104243-1.jpg ]
ブルンジでは、ニャンザラックの病院にコレラが疑われる患者が15人搬送されました。
これを受けたブルンジ保健省は、ユニセフの支援のもと、この地域のコレラ治療
センターを再開させました。
ユニセフが届けた支援物資には、100人分のコレラ治療キット、塩素、石けん、浄水剤、
プラスチック製バケツなどが含まれています。また、1,000人の子どもの1週間分に
相当する、すぐ口にできる高栄養食品も届けています。
首都ブジュンブラでの対立によって、多くのブルンジ人が隣国3カ国(ルワンダ、
コンゴ民主共和国、タンザニア)に逃れており、ユニセフはパートナー団体と共に
基礎保健ケア、水、トイレ、子どもの保護、教育などの分野で支援を実施しています。
* * *
■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036 Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Johary Randimbivololona, UNICEFブルンジ, TEL: +257 718 19178,
Eメール:jrandimbivololona@unicef.org
Sandra Bisin, UNICEF タンザニア, TEL: +255 787 600079,
Eメール:sbisin@unicef.org
Siddartha Shrestha, UNICEFルワンダ, TEL: +250 788 30 1419,
Eメール: sidshrestha@unicef.org
Patricia Nakell, UNICEF南アフリカ, TEL: +27 76 872 2147,
Eメール:pnakell@unicef.org
James Elder, UNICEF 東部・南部アフリカ地域事務所, TEL: +254 71558 1222;
Eメール: jelder@unicef.org
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)
[画像1: http://prtimes.jp/i/5176/488/resize/d5176-488-708326-0.jpg ]
※本信は、ユニセフ本部の発信情報を元に、日本ユニセフ協会が作成・配信しています。
※原文は http://www.unicef.org/media/media_82001.html でご覧いただけます。
【2015年5月21日 タンガニーカ湖(ブルンジ-タンザニア国境)発】
ブルンジと国境を接するタンザニアの北西部タンガニーカ湖岸で、ブルンジから逃れて
きた5万人の難民の間でコレラが広がり始めていることを受け、ユニセフは早急に支援
物資を輸送しました。
ユニセフはコレラを治療するための救援物資に加え、水、トイレ、保健、栄養に関する
支援物資をブルンジとタンザニアからコレラ被害地域へ輸送し、両国から国境地帯への
支援を拡大しています。
最近の情勢不安によって、ブルンジでは11万人が近隣諸国へ避難しています。その多く
が女性と子どもで、最も多くの難民が流入したタンザニアでは、既にコレラで27人が
命を落としています。
ユニセフ東部・南部アフリカ地域事務所代表のレイラ・パカラは、「避難している
人々の半数以上が子どもたちです。子どもはコレラに感染する可能性が特に高いの
です。ブルンジとタンザニア両国が協力してコレラの広がりを抑えるための物資を
急送しました」と報告しました。
およそ5万人に上る最大の難民数が避難しているカグンガ村は、タンザニアの中でも
最もアクセスが難しい辺境地にあります。
混雑と不衛生な環境によって、難民の間でコレラや急性の水様性下痢の症例が増加して
います。ユニセフは、カグンガにコレラ治療センターを設置しなければ、死亡率が
非常に高くなると警鐘を鳴らしています。
[画像2: http://prtimes.jp/i/5176/488/resize/d5176-488-104243-1.jpg ]
ブルンジでは、ニャンザラックの病院にコレラが疑われる患者が15人搬送されました。
これを受けたブルンジ保健省は、ユニセフの支援のもと、この地域のコレラ治療
センターを再開させました。
ユニセフが届けた支援物資には、100人分のコレラ治療キット、塩素、石けん、浄水剤、
プラスチック製バケツなどが含まれています。また、1,000人の子どもの1週間分に
相当する、すぐ口にできる高栄養食品も届けています。
首都ブジュンブラでの対立によって、多くのブルンジ人が隣国3カ国(ルワンダ、
コンゴ民主共和国、タンザニア)に逃れており、ユニセフはパートナー団体と共に
基礎保健ケア、水、トイレ、子どもの保護、教育などの分野で支援を実施しています。
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■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036 Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Johary Randimbivololona, UNICEFブルンジ, TEL: +257 718 19178,
Eメール:jrandimbivololona@unicef.org
Sandra Bisin, UNICEF タンザニア, TEL: +255 787 600079,
Eメール:sbisin@unicef.org
Siddartha Shrestha, UNICEFルワンダ, TEL: +250 788 30 1419,
Eメール: sidshrestha@unicef.org
Patricia Nakell, UNICEF南アフリカ, TEL: +27 76 872 2147,
Eメール:pnakell@unicef.org
James Elder, UNICEF 東部・南部アフリカ地域事務所, TEL: +254 71558 1222;
Eメール: jelder@unicef.org
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)