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ASUSの1P・2PサーバーがSPEC.orgの性能評価で世界最高記録を樹立

計算集約型のワークロード向けに設計された複数のアーキテクチャ、プラットフォームの性能テスト683項目で最高記録を樹立




[画像: https://prtimes.jp/i/17808/520/resize/d17808-520-921786-0.jpg ]


キーポイント
· ASUSは、インテル(R)およびAMDプラットフォームを搭載したシングルソケット、デュアルソケットサーバーの性能ベンチマークで合計683項目の最高評価を獲得
· 2020年9月29日現在、SPEC CPU(R) 2017のベンチマークで首位を獲得
· ASUSはAMD EPYC™ 7002プロセッサー搭載モデルで213項目で一位を獲得し、最多記録保持者となる
· 第1、第2世代インテル(R)Xeon(R)スケーラブル・プロセッサー搭載サーバーでも業界トップの466項目の記録を樹立

サーバーシステム、サーバーマザーボード、ワークステーションの大手プロバイダーであるASUSは、Standard Performance Evaluation Corporation(SPEC、標準性能評価法人 www.spec.org)のベンチマークで、新たに合計578項目の世界最高記録を樹立したことを発表しました。ASUSのシングル(1P)およびダブル(2P)ソケットサーバーはSPEC CPU(R) 2017のベンチマークで最も多くの記録を獲得しました。これらの世界記録は、第1、第2世代インテル(R) Xeon(R) スケーラブル・プロセッサー、AMD EPYC™ 7002プロセッサーおよびワークロードなど、インテル(R)とAMDのプラットフォームを採用したサーバーにより達成されました。また、これらのサーバーは、一般的なビジネスインフラから、ソフトウェア定義デプロイメント、データ分析、AI、HPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)に至るまで、幅広い分野で活用されています。上記の結果は2020年9月29日現在のものです。

AMD EPYC製品の包括的なポートフォリオを提供
AMD EPYC™ 7002プロセッサーを搭載したASUSサーバーは現在、驚異的な213項目の世界記録を保持しています。これは、整数レート、浮動小数点レート、整数速度、浮動小数点速度を含むSPEC CPU(R) 2017のベンチマークすべての合計で、シングルソケットは167項目、デュアルソケットは46項目で最高記録を達成しています。 ASUSはGPUに最適化された高密度で汎用性の高い1U・2UケースのAMD EPYCサーバーを豊富なカテゴリで提供します。これらはすべてAMD EPYC™ 7002シリーズを搭載し、最大64コア、128スレッド、8チャネルのDDR4 3200、128 PCIe(R) 4.0レーンをサポートしています。各サーバーカテゴリは、AI推論、仮想化、VDI、アナリティクス、ソフトウェア定義デプロイメントなどさまざまなワークロードに合わせ最適に設計されています。

最適化によりGPUを最大限に活用:最大4つのダブルスロットGPUをサポートする「ESC4000A-E10」
ASUS ESC4000A-E10は、圧倒的なCPUコア、豊富なGPUサポート、高速通信を必要とするデータセンターや企業環境でのAI、HPC、仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)アプリケーション向けに設計されたAMD EPYCプロセッサー搭載の2U GPUサーバーです。

ESC4000A-E10はGPUに最適化されたパフォーマンスを備え、NVIDIA Ampereアーキテクチャ上に構築された最新のNVIDIA(R) A100 PCIe GPU、Tesla T4およびQuadro(R) GPUを含む最大4つの高性能ダブルスロットまたは8つのシングルスロットGPUをサポートしています。GPUリソースを共有プールに統合することで仮想化を実現し、ユーザーはより効率的にリソースを利用できます。

高密度サーバー:世界最速のEPYC 2U6Nを搭載した高密度サーバー「RS620SA-E10-RS12」
RS620SA-E10-RS12は2Uケースに6つのノードを備え、各ノードにAMD EPYC™ 7002を搭載しています。RS620SA-E10-RS12は最大280W のTDP、ノードあたり最大64コア、PCIe (R)4.0の帯域幅をサポートしており、各ノードにPCIe 4.0 x16とOCP 3.0スロットをそれぞれ1基ずつ備えています。 最大12基のホットスワップ可能なストレージベイは優れた柔軟性を発揮し、最大6つのSATA/SASハードドライブと6つのNVMe™ SSD、あるいは12基すべてにNVMe SSDストレージを配置することが可能です。高いコア数と高速通信という2つの利点を備えたRS620SA-E10-RS12は、システム全体に優れた柔軟性を提供します。

汎用ラックサーバー:多様なソケットとフォームファクターに対応する「RS720A」と「RS500A」
ASUSは多様なストレージオプション、電源、通信、拡張オプションを備え、さまざまなビジネスのニーズや環境に最適な、汎用性に優れたラックサーバーを提供します。ASUS RS720A-E9およびRS700A-E10は、高性能、高効率で管理のしやすいバランスのとれた2U・1Uケースのデュアルソケットサーバーです。ASUS RS500A-E10およびRS500A-E9は、規模の拡大を見込む組織が手頃な価格帯で必要不可欠な機能を手に入れることができるコンパクトな1Uケースのシングルソケットサーバーです。

パフォーマンスブースト・チューニング技術
ASUSサーバーは、独自のパフォーマンスブースト技術を備えており、ワークロードの要件に応じてサーバーを調整することで、最高のパフォーマンスとアジリティを実現し、データセンターの管理を強化します。このテクノロジーは、プロセッサー周波数を最大化し、電力を高めることによりワークロードのスループットを改善します。金融サービスやデータセンターの運用など、時間に制約のあるアプリケーションに最適です。

パフォーマンスブーストは、3つの重要なテクノロジーで構成されています。コアオプティマイザーは、マルチコア操作でプロセッサー周波数を最大化し、レイテンシーを軽減するために周波数シフトを回避します。エンジンブーストは、革新的な電圧設計により自動電力加速を実現し、サーバー全体のパフォーマンスを向上させ、最大24.5%のTflopsパフォーマンスを実現します 。ワークロードプリセットは、ワークロードとパフォーマンスと効率を向上させるベンチマークに基づいて事前設定されたBIOSサーバープロファイルで、ピーク時のパフォーマンスを5.8% 向上させます。

SPECについて
Standard Performance Evaluation Corporation(SPEC、標準性能評価法人)は、最新世代のコンピューティングシステムのパフォーマンスとエネルギー効率の評価の基準となるベンチマークとツールを確立、維持、承認するために設立された非営利法人です。SPECは一連のベンチマークを開発、またそのメンバー組織やライセンス所有者から提出された結果のレビューおよび公開を行います。

次世代型、業界標準のCPU集約型のSPEC CPU 2017ベンチマークパッケージは、システムのプロセッサ、メモリサブシステム、およびコンパイラに負荷をかけ、計算集約的なパフォーマンスの測定・比較を行います。これらのベンチマークスイートは実ユーザーアプリケーションから開発されたワークロードを使用して、広範囲な実用的ハードウェアの計算集約的なパフォーマンスの比較測定を提供します。
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