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類似文書検索エンジン「DiscoveryBrain」を提供開始

蓄積された膨大なデータをすばやく検索、有効活用することで業務プロセスを効率化

キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤明、以下キヤノンITS)は、類似文書検索エンジン「DiscoveryBrain(ディスカバリーブレイン)」を2020年8月26日より提供開始します。




[画像1: https://prtimes.jp/i/1375/548/resize/d1375-548-308519-6.png ]


クラウド、ビッグデータアナリティクス、IoT、AIなどの技術を活用したデジタル変革(デジタルトランスフォーメーション)に取り組む企業が増え、デジタル化されたビジネス文書をナレッジとして有効活用する取り組みが進んでいます。
デジタル化された文書は大量となり、さまざまなシステムに分散していく傾向の中で、目的の文書を探しだす「検索」にかかる時間が業務効率化のボトルネックとなっている場面も少なくありません。

このような状況を受け、キヤノンITSは自社独自の自然言語処理技術にElasticsearch社の全文検索エンジン「Elasticsearch(※1)」を融合させた類似文書検索エンジン「DiscoveryBrain」の提供を開始します。
「DiscoveryBrain」は、企業内に点在する複数のストレージシステム、文書管理システムを横断して高速で検索することができる、類似文書検索エンジンです。キヤノンITSの自然言語処理技術により、大量の検索対象文書の特徴を解析することで、一般的な単語や短文だけではなく、複数ページにわたる文書を検索条件とできる「類似文書検索(文書同士のマッチング検索)」機能を備え、検索条件の文書と内容が類似した文書を容易に見つけ出すことができます。

この類似文書検索の利用例として、以下のようなケースが想定されます。

●営業部門において、担当者がお客さまから受領した提案依頼書と内容が似ている過去案件の提案書類を探す。
●設計・製造部門において、担当者が自分の作成した設計仕様等の文書を検索条件として、過去の関連文書と比較、過去に課題となった箇所を把握しミスを未然に防ぐ。

その他にも、会議資料・企画書・説明書といった企業内のさまざまな文書にも応用が可能です。

キヤノンITSは、これまで製造業や金融業などさまざまな業界にドキュメントソリューションの提供・導入を通じて、お客さまの業務文書のデジタル化、業務プロセスの効率化を支援してきました。今回の「DiscoveryBrain」にある検索技術を活用することで、各業界に沿った業務プロセス効率化の提案範囲を拡大することができます。今後「DiscoveryBrain」に関連するサービス提供により、2022年までに年間売上高2億円を目指します。加えてAI・機械学習を利用した検索補助機能も拡充させるなど、サービスの充実を図っていきます。

<価格>

[画像2: https://prtimes.jp/i/1375/548/resize/d1375-548-454842-1.png ]


<「DiscoveryBrain」の概要>
企業内に点在しているストレージ、文書管理サーバーを横断的に高速で検索することが可能です。また、全文検索による類似文書の検索、類義語登録により検索キーワードを含まない類似文書の検索、意味判定により文書内の目的の情報の抽出、およびカテゴリ検索により検索結果のカテゴリ分類なども可能です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/1375/548/resize/d1375-548-921551-7.png ]



<「DiscoveryBrain」の特長>
●類似文書検索(文書同士のマッチング検索)
検索キーワードを指定せずに、文書をそのままあるいは全文コピーしてDiscoveryBrainに渡すことで、類似する文書を検索することが可能です。
[画像4: https://prtimes.jp/i/1375/548/resize/d1375-548-157050-3.png ]


●検索対象文書の自動分類
業務上類似する単語をグループ化し、分類名を付与することができる辞書機能を備えています。この機能により、辞書で定めたルールに基づき、文書を自動的に分類することができます。また、検索時の単語やフレーズが含まれていない文書も、検索条件に類似している情報と判断し、検索結果に含めることができます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/1375/548/resize/d1375-548-445999-4.png ]

●横断検索
文書を一箇所に集約する必要なく、現運用の文書管理サーバーとクラウドストレージを横断的に検索することが可能です。

●API提供によるUIカスタマイズ
API機能を活用し、お客さまのご要望に応じた検索画面を構築することが可能です。独自のWeb検索アプリケーションの開発、社内ポータルのエンジンとしてご活用いただけるほか、ビジネスチャットで稼働するボット開発も可能です。ボット連携用のテンプレートには、株式会社L is Bが提供するビジネスチャットサービス「direct(※2)」を用意しています。
[画像6: https://prtimes.jp/i/1375/548/resize/d1375-548-412675-5.png ]


●お客さま個別のシステム環境へ柔軟に対応
お客さまの固有システムとの連携についても、個別開発により柔軟に対応します。

■Elasticsearch様からのエンドースメント
世界的なデータ流通量の急増、データの点在化、リモートワーク下における更なるDX推進、ニューノーマル時代に向けた働き方改革など、昨今の急激な変化に順応する上で、サーチへの期待が今まで以上に高まっています。キヤノンITSの自然言語処理技術および長年にわたる日本語文書検索の実績、それにElasticsearchの全文検索技術が融合することにより、瞬時かつ高い適合性を持った横断的企業内文書検索が実現しました。個人の検索能力起因における社内データ格差是正はもとより、業務効率化、労働時間の短縮、部門間連携などに大きく貢献できるものと確信しています。類似文書検索エンジン「DiscoveryBrain」と全文検索エンジン「Elasticsersch」の融合を心より歓迎いたします。

Elasticsearch株式会社 RVP ジャパン カントリーマネージャー 川崎友和


■L is B様からのエンドースメント
私どもは、企業内文書検索エンジン「DiscoveryBrain」とビジネスチャット「direct」の連携を心から歓迎いたします。
これまで「direct」は、現場での報連相、デジタル化に役立つビジネスチャットとして2,000社以上のお客さまに導入され、現場の働き方改革を支援してまいりました。この度の連携により、「DiscoveryBrain」と「direct」を組み合わせることでチャットボットに話しかけるだけで社内文書検索が瞬時に完了することができるようになり、社内業務の効率化に貢献できるものと確信しております。

株式会社L is B 代表取締役社長 横井 太輔

※1「Elasticsearch」
「Elasticsearch」は、分散型でオープンソースの検索・分析エンジンです。テキスト、数値、地理空間情報を含むあらゆる種類のデータ、構造化データと非構造化データの双方に、対応しています。
(製品詳細URL:https://www.elastic.co/jp/elasticsearch/

※2「direct」
株式会社L is Bの「direct」は、オフィスワーカーとフィールドワーカーをリアルタイムで繋ぐビジネスチャットです。業務に役立つさまざまな機能とチャットを組み合わせて、現場状況を共有できます。
(製品詳細URL:https://l-is-b.com/ja/


● 報道関係者のお問い合わせ先
企画本部 コミュニケーション推進部 コミュニケーション推進課
03-6701-3603(直通)

● 一般の方のお問い合わせ先
キヤノングループ事業部 営業本部 商品企画課
03-6701-3345(直通)
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