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小田急小田原線 複々線化完成を記念したパブリックアート 大型陶板レリーフ『出会いそして旅立ち』を公開

〜出会いや旅立ち、賑わいを生み出す下北沢駅の新たなシンボルへ〜

小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区 社長:星野 晃司)は、2019年3月29日(金)、「小田急小田原線(代々木上原〜登戸間)複々線化※1」の完成を記念した大型の陶板レリーフを制作し、小田急線下北沢駅改札内コンコース壁面に設置しました。
大型陶板レリーフ『出会いそして旅立ち』は、2018年度末の「小田急小田原線(代々木上原駅〜梅ヶ丘駅間)連続立体交差事業および複々線化事業※2」の完了にあわせ、小田急小田原線代々木上原駅から登戸駅間(11.7km)の複々線化が完成したことを記念して制作しました。




[画像: https://prtimes.jp/i/12974/552/resize/d12974-552-283773-0.png ]

レリーフのテーマは、小田急グループの経営理念で謳われている「かけがえのない時間(とき)」と「ゆたかなくらし」です。
本パブリックアートは、株式会社エヌケービー(本社:東京都千代田区、社長:外谷 敬之)の協力のもと、今年生誕100年を迎え、1957年に就役した特急ロマンスカー・SE(3000形)のカラーデザインや内装をはじめ、箱根、丹沢、江の島の観光ポスターを手がけるなど、小田急に深い関わりのあった作家 故・宮永岳彦氏の情緒ある原画をもとにしています。宮永岳彦氏の内弟子である宮永辰夫氏、小林敬生氏、日高康志氏の監修のもと、デザインされました。制作は、陶板レリーフやステンドグラスを主素材に45年にわたって500を超えるパブリックアート作品を作り続けるクレアーレ工房(熱海・信楽)が行いました。
レリーフは、新しく生まれ変わった下北沢駅において、お客さま同士の素敵な出会いや旅立ち、そして駅周辺の賑わいの起点となる新たなシンボルを目指します。
※1・・・2018年3月3日より、線路を上下2本ずつの4線にする複々線での運転を開始しました
※2・・・連続立体交差事業は東京都が事業主体の都市計画事業です。当社の複々線化事業と一体的に行い、事業区間の立体化および複々線化の完成に加え、区間内にある下北沢駅の構築等により、2018年度末に完了します

大型陶板レリーフ『出会いそして旅立ち』の詳細については下記のとおりです。



○設置日
2019年3月29日(金)

○設置場所
小田急線下北沢駅 改札内コンコース(住所:東京都世田谷区北沢2-24-2)

○規模
縦2.6m 横8.9m

○原画・監修
故・宮永岳彦氏 内弟子3名
宮永辰夫(たつお)氏、小林敬生(けいせい)氏、日高康(やす)志(し)氏

○題名
「出会いそして旅立ち」

○陶板レリーフ制作
クレアーレ信楽工房(滋賀県甲賀市信楽町江田724)
クレアーレ熱海ゆがわら工房(静岡県熱海市泉230-1)

○作家プロフィール
故・宮永岳彦氏(みやなが・たけひこ)/洋画家
「光と影の華麗なる世界」と称される美人画や、ポスター、書籍の表紙画と装丁、挿絵、水墨画に及ぶ多彩な作品を残し、第一級の先駆的業績をあげた。
実家のあった秦野市にアトリエを構え、松坂屋百貨店銀座店宣伝部に勤務しながら1946年から15年間にわたり創作活動を続けた。1957年に就役した特急ロマンスカー・SE(3000形)のカラーデザインや内装をはじめ、箱根・丹沢・江の島などの旅客誘致ポスターも手がけるなど、小田急線との関わりが深い。1979年「日本芸術院賞」、1987年「勲三等瑞宝章」を受章。秦野を“ふるさと”として愛し、数多くの作品を残した。

以上
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