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三菱造船、性能推定&線図選定システム「MiPoLin(R)」を東京大学から受注

「海事デジタルエンジニアリング講座(MODE)」で利用開始

◆ 大規模な水槽試験データベースに基づく性能推定を、シミュレーション基盤のモデル構築に活用
◆ デジタルエンジニアリングを活用した海事分野の技術開発に貢献




三菱重工グループの三菱造船株式会社(社長:北村 徹、本社:横浜市西区、以下、三菱造船)は、独自に開発した性能推定&線図選定システム「MiPoLin(R)(Mitsubishi Shipbuilding Power prediction & Lines selection system)」※1を、国立大学法人東京大学から受注しました。MiPoLin(R)は、同大学で開講されている「海事デジタルエンジニアリング講座(MODE:Maritime and Ocean Digital Engineering Laboratory)」※2にて利用が開始されています。

MiPoLin(R)は、三菱重工が長崎市内に所有する三菱船型試験場で100年以上にわたり蓄積された、1,200ケースを超える多様な水槽試験結果と420隻以上の船型データを利用した、使いやすく計算精度の高いWebベースの性能推定&線図選定システムです。三菱造船が保有する大規模なデータベースと船舶建造で得られた実績・ノウハウを活用することで、高精度な推進性能推定とそれに紐付く船型の生成が可能であり、船舶の初期設計や性能評価に利用可能です。三菱重工グループの技術を海事産業全般に関わる問題解決に幅広く活用いただけるよう、2022年8月から販売開始しています。

MODEは、東京大学と、三菱造船を含む7社が2022年10月1日付で設置した社会連携講座です。日本の海事産業が抱える課題を解決するシミュレーション基盤の構築に向けて活動しており、MiPoLin(R)の提供する大規模な水槽試験データベースが、MODEで計画されているシミュレーション基盤のモデル構築に活用可能であると評価を受けたことから今回の採用に至りました。

海事業界では環境に配慮した船舶や運航のニーズが高まっています。三菱造船は、MiPoLin(R)をはじめとするさまざまなソリューションを通じて、海事業界の脱炭素化を推進してカーボンニュートラル社会を実現するとともに、これまで積み重ねてきた最先端の造船技術・知見をさらに高め、海事産業の発展に貢献していきます。

※1 MiPoLin(R) について、詳しくは以下URLをご覧ください。
https://www.mhi.com/jp/products/ship/engineering_mipolin.html
※2 MODEについて、詳しくは以下URLをご覧ください。
https://mode.k.u-tokyo.ac.jp/

[画像: https://prtimes.jp/i/25611/571/resize/d25611-571-36a2b6d46b5338718378-1.jpg ]


■三菱重工業株式会社
 ウェブサイト:https://www.mhi.com/jp/
 オンラインマガジン「SPECTRA」(日本語):https://spectra.mhi.com/jp
 公式Twitter:@MHI_GroupJP
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