日本の戦後70周年を期に昨年アメリカで発売され話題 NY在住日本人イラストレーターによる 長崎原爆被災者 谷口稜曄氏の“その時と今”を語る絵本『生きているかぎり語りつづける』発売
[16/07/28]
提供元:PRTIMES
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2016年7月29日(金)全国の書店・ネット書店で発売
16才の時に長崎で被爆した谷口稜曄(すみてる)の悲惨な被爆体験とその後の人生を、ニューヨーク在住のイラストレーター、舘林愛が明るさと暗さを織り交ぜたイラストレーションで綴る!「生きるための闘い」とそれに導かれる「希望」を伝えるストーリー
[画像1: http://prtimes.jp/i/2372/579/resize/d2372-579-468283-5.jpg ]
『生きているかぎり語りつづける』https://www.amazon.co.jp/dp/4074181428/
日本の戦後70周年を期に昨年アメリカで発売された絵本『生きているかぎり語りつづける』(原題:A Good Life in Hell)を、この度、日本語の絵本として7月29日(金)に発売いたします。
[画像2: http://prtimes.jp/i/2372/579/resize/d2372-579-141146-3.jpg ]
本書は、16才のときに長崎に投下された原子爆弾で背中に大やけどを負った谷口稜曄さんに、アメリカ在住のイラストレーター、舘林愛が直接インタビューを実施し描き起こしたものです。
決して癒されることのない体を抱え、原爆投下から71年経った今でも、原爆と戦いながら生きている谷口さん。その様子を本書では、妻の栄子さんとの暮らしぶりを織り交ぜながら描きます。原爆の脅威を語るためだけでなく、絶望から立ち上がり、「懸命に生きようとすること」の素晴らしさを伝えており、複雑な日常社会につかれた現代人にも普遍的なメッセージとして届きます。
谷口さんの不屈の精神が、己の家族愛や平和活動を生み出しているように、各個人の生きる力は希望と平和に繋がることを教えてくれる一冊です。
[画像3: http://prtimes.jp/i/2372/579/resize/d2372-579-745400-0.jpg ]
[画像4: http://prtimes.jp/i/2372/579/resize/d2372-579-749962-2.jpg ]
[画像5: http://prtimes.jp/i/2372/579/resize/d2372-579-343507-1.jpg ]
[画像6: http://prtimes.jp/i/2372/579/resize/d2372-579-420750-4.jpg ]
谷口稜曄氏 プロフィール
16歳の時、郵便配達の仕事中に、長崎市の爆心地から約1.8kmの地点で被爆。背中に大やけどを負う。3年7カ月の入院生活を経て、復帰。以降は反核、平和活動に従事し、欧米、アジア諸国で講演する。また日本原水爆被害者団体協議会の代表委員などを務めており、2015年にはノーベル平和賞にもノミネートされている。
[画像7: http://prtimes.jp/i/2372/579/resize/d2372-579-634095-7.jpg ]
谷口稜曄さんからのメッセージ
「私のこの地獄のような苦しみは死ぬまでつづきます。私は死を恐れているわけではありませんが、忘却を恐れます。それは原爆の恐ろしさを忘れてしまうということです。そうなると人々は次第に核燃料などを受け入れ、ついには核兵器を受容してしまう。だから私は皆さんに私の体をしっかりと目に焼きつけてほしいと思うのです。核と人間は決して共存できません」
本書を制作した舘林愛さんの思い
著者の舘林愛さんは、イラストレーションを学ぶために渡米。外側から見た日本について改めて学ぶことも多く、中でも最たるものとして、原爆投下を正義とするアメリカ人と、原爆投下が及ぼした非人道的な残虐さを学んだことのある自身との認識のギャップだったと言います。
たまたまテレビ放映で、谷口稜曄さんのことを知り、「平和が蘇って、昨今の世相を見れば過去の苦しみなど忘れさられつつあるようです。でも私はその忘却を恐れます」という谷口さんの言葉に感銘を受けた舘林さんは、いつか自分のイラストレーターとしてのスキルを使って、谷口さんのこと、原爆のことを世界に広く知らせたいと思うようになりました。
2010年、ニューヨークの国連で開催された核不拡散条約(NPT)再検討会議を機に、当地を訪れていた谷口さんに、絵本の取材を申し入れ、その後5年間に渡り、他のイラストレーションの仕事と並行しながら制作を進めてきました。その間、2度長崎を訪問し、取材。原爆投下から70周年という2015年に、『A Good Life in Hell』としてアメリカと欧州での販売を開始。2016年、日本語版『生きているかぎり語りつづける』(主婦の友社刊)を発売。
世界中の、一人でも多くの学生さんや大人達にこの絵本を手にとっていただき、被爆者の実態を知ってほしい、と舘林さんは願っています。
[画像8: http://prtimes.jp/i/2372/579/resize/d2372-579-887172-6.jpg ]
著者 舘林 愛プロフィール
立教大学卒業後、広告代理店にて営業に従事。2000年に退社、同時にニューヨークに渡りSchool of Visual Artsの大学院にてイラストレーションを学ぶ。以降、ニューヨークタイムズ紙、ニューヨークマガジン、ランダムハウスなど多数にわたるエディトリアルの分野でイラストレーションを手がける。その作品はAmerican Illustration等の年鑑に選出、紹介されている。現在ニューヨーク在住。http://www.miniai.com/#sthash.w8LeVlKu.dpbs
構成協力 Justin Neely(ジャスティン・ニーリー)
ストーリー構成、英語原稿作成を担当。
原題『A Good Life in Hell』の考案者でもある。
ニューヨーク・ブルックリン在住。
書誌情報
[画像9: http://prtimes.jp/i/2372/579/resize/d2372-579-468283-5.jpg ]
『生きているかぎり語りつづける』
著者:舘林 愛
価格:本体1500円+税
発売日:2016年7月29日(金)
ページ数・判型:88ページ、B5判
発行:主婦の友社
ISBN:978-4-07-418142-1
プロローグ:著者の長崎訪問。谷口夫妻との対面。
第1章:栄子さん、日本帰国・・・妻、栄子さんとのインタビューに基づく、栄子さんの戦後の生活と稜曄さんとの出会い、そして結婚に至るまでのストーリー。
第2章:稜曄さんの話・・・稜曄さんの被爆経験と生存をかけた闘病生活
第3章:ふたりの生活・・・夫婦の現在を取り巻く環境や生活、そして支え合い
本件に関する報道関係者のお問い合わせ先
株式会社主婦の友社 広報・宣伝課
TEL:03-5280-7577(直通)
FAX:03-5280-7578
pr★shufutomo.com ※★を@に変換してお送りください
16才の時に長崎で被爆した谷口稜曄(すみてる)の悲惨な被爆体験とその後の人生を、ニューヨーク在住のイラストレーター、舘林愛が明るさと暗さを織り交ぜたイラストレーションで綴る!「生きるための闘い」とそれに導かれる「希望」を伝えるストーリー
[画像1: http://prtimes.jp/i/2372/579/resize/d2372-579-468283-5.jpg ]
『生きているかぎり語りつづける』https://www.amazon.co.jp/dp/4074181428/
日本の戦後70周年を期に昨年アメリカで発売された絵本『生きているかぎり語りつづける』(原題:A Good Life in Hell)を、この度、日本語の絵本として7月29日(金)に発売いたします。
[画像2: http://prtimes.jp/i/2372/579/resize/d2372-579-141146-3.jpg ]
本書は、16才のときに長崎に投下された原子爆弾で背中に大やけどを負った谷口稜曄さんに、アメリカ在住のイラストレーター、舘林愛が直接インタビューを実施し描き起こしたものです。
決して癒されることのない体を抱え、原爆投下から71年経った今でも、原爆と戦いながら生きている谷口さん。その様子を本書では、妻の栄子さんとの暮らしぶりを織り交ぜながら描きます。原爆の脅威を語るためだけでなく、絶望から立ち上がり、「懸命に生きようとすること」の素晴らしさを伝えており、複雑な日常社会につかれた現代人にも普遍的なメッセージとして届きます。
谷口さんの不屈の精神が、己の家族愛や平和活動を生み出しているように、各個人の生きる力は希望と平和に繋がることを教えてくれる一冊です。
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谷口稜曄氏 プロフィール
16歳の時、郵便配達の仕事中に、長崎市の爆心地から約1.8kmの地点で被爆。背中に大やけどを負う。3年7カ月の入院生活を経て、復帰。以降は反核、平和活動に従事し、欧米、アジア諸国で講演する。また日本原水爆被害者団体協議会の代表委員などを務めており、2015年にはノーベル平和賞にもノミネートされている。
[画像7: http://prtimes.jp/i/2372/579/resize/d2372-579-634095-7.jpg ]
谷口稜曄さんからのメッセージ
「私のこの地獄のような苦しみは死ぬまでつづきます。私は死を恐れているわけではありませんが、忘却を恐れます。それは原爆の恐ろしさを忘れてしまうということです。そうなると人々は次第に核燃料などを受け入れ、ついには核兵器を受容してしまう。だから私は皆さんに私の体をしっかりと目に焼きつけてほしいと思うのです。核と人間は決して共存できません」
本書を制作した舘林愛さんの思い
著者の舘林愛さんは、イラストレーションを学ぶために渡米。外側から見た日本について改めて学ぶことも多く、中でも最たるものとして、原爆投下を正義とするアメリカ人と、原爆投下が及ぼした非人道的な残虐さを学んだことのある自身との認識のギャップだったと言います。
たまたまテレビ放映で、谷口稜曄さんのことを知り、「平和が蘇って、昨今の世相を見れば過去の苦しみなど忘れさられつつあるようです。でも私はその忘却を恐れます」という谷口さんの言葉に感銘を受けた舘林さんは、いつか自分のイラストレーターとしてのスキルを使って、谷口さんのこと、原爆のことを世界に広く知らせたいと思うようになりました。
2010年、ニューヨークの国連で開催された核不拡散条約(NPT)再検討会議を機に、当地を訪れていた谷口さんに、絵本の取材を申し入れ、その後5年間に渡り、他のイラストレーションの仕事と並行しながら制作を進めてきました。その間、2度長崎を訪問し、取材。原爆投下から70周年という2015年に、『A Good Life in Hell』としてアメリカと欧州での販売を開始。2016年、日本語版『生きているかぎり語りつづける』(主婦の友社刊)を発売。
世界中の、一人でも多くの学生さんや大人達にこの絵本を手にとっていただき、被爆者の実態を知ってほしい、と舘林さんは願っています。
[画像8: http://prtimes.jp/i/2372/579/resize/d2372-579-887172-6.jpg ]
著者 舘林 愛プロフィール
立教大学卒業後、広告代理店にて営業に従事。2000年に退社、同時にニューヨークに渡りSchool of Visual Artsの大学院にてイラストレーションを学ぶ。以降、ニューヨークタイムズ紙、ニューヨークマガジン、ランダムハウスなど多数にわたるエディトリアルの分野でイラストレーションを手がける。その作品はAmerican Illustration等の年鑑に選出、紹介されている。現在ニューヨーク在住。http://www.miniai.com/#sthash.w8LeVlKu.dpbs
構成協力 Justin Neely(ジャスティン・ニーリー)
ストーリー構成、英語原稿作成を担当。
原題『A Good Life in Hell』の考案者でもある。
ニューヨーク・ブルックリン在住。
書誌情報
[画像9: http://prtimes.jp/i/2372/579/resize/d2372-579-468283-5.jpg ]
『生きているかぎり語りつづける』
著者:舘林 愛
価格:本体1500円+税
発売日:2016年7月29日(金)
ページ数・判型:88ページ、B5判
発行:主婦の友社
ISBN:978-4-07-418142-1
プロローグ:著者の長崎訪問。谷口夫妻との対面。
第1章:栄子さん、日本帰国・・・妻、栄子さんとのインタビューに基づく、栄子さんの戦後の生活と稜曄さんとの出会い、そして結婚に至るまでのストーリー。
第2章:稜曄さんの話・・・稜曄さんの被爆経験と生存をかけた闘病生活
第3章:ふたりの生活・・・夫婦の現在を取り巻く環境や生活、そして支え合い
本件に関する報道関係者のお問い合わせ先
株式会社主婦の友社 広報・宣伝課
TEL:03-5280-7577(直通)
FAX:03-5280-7578
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