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　26日、ミッドナイト☆ドラマ「借王〈シャッキング〉II　 -運命の報酬-」の制作発表記者会見が行われ、主演の中村俊介、主題歌を担当したパク・ヘジン、香月秀之監督が登場した。


　本作は、それぞれの事情により多額の借金を背負った男女が巧妙な手口で大金を稼いでその返済にあてる金融サスペンスの第二弾。
　悲しい過去を持ち９億円の借金の返済に翻弄する金融業社長・本郷啓輔を演じた中村は、「今までにない、何かを背負っている影のある役なので、苦労しましたね。とくにダークな部分は、監督と話し合いながら作り上げていきました。ただ、啓輔は悲しい人物なのですが、人と出会っていくことによって前向きに変わっていきます。そのあたりも楽しんでいただければありがたいです」と今回のハードな役を振り返った。
　そんな中村に対して香月監督は、「初めて会ったときの印象は、甘いソフトなイメージだったんです。どうなるのかな？と思っていたら、撮影初日には（中村さんの）歩き方がアウトローな感じに変わっていて・・・。自分の中で役柄を昇華されていて本物の役者なんだなぁ〜と感じましたね。それで、このドラマの成功は見えた！と思いました」と絶賛。中村を「９億円の借金をカッコ良く背負ってくれる人」と称した。

　今回、このドラマの主題歌に抜擢されたのは、韓国ドラマ「エデンの東」などで俳優として活躍しているパク・ヘジン。本作の主題歌で歌手としてデビューを果たすパクは、「俳優が一生懸命歌っているところに注目していただきたいですね。決して歌が上手いわけではないですが、心を込めて歌いました」と謙遜気味。それに対して香月監督は、「私は、中村さんとパクさんのイメージが重なるところがあったんですよ。そんな彼が歌えば、ドラマの雰囲気が上手く伝わると思いました」とコメント。また、中村も「曲を聴いて、このドラマをより一層盛り上げてくれると思いましたね。壮大なロックバラードになっていて、ドラマの大いなる力になりました」と満足気だった。

　綿密かつ大胆な手段でお金を奪う痛快サスペンスの要素もある本作。ただ、香月監督は「お金を手に入れるテクニックだけではなく、人間が出会う運命的なことやラブストーリーも楽しめるようになっています。今の世の中、借金しても逃げればいいという人もいますが、そこを踏みとどまるプライドも感じていただきたいです」とドラマの奥深さもアピールしていた。


■ミッドナイト☆ドラマ「借王〈シャッキング〉II　 -運命の報酬-」はWOWOWで2011年1/8（土）深夜0:00スタート（全8話）。第一話は無料放送なので、お見逃しなく。
■ミッドナイト☆ドラマ「借王〈シャッキング〉II 　-運命の報酬-」の詳しい情報はこちら
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