東京都「大学発スタートアップ創出支援事業」採択決定について
[24/01/31]
提供元:PRTIMES
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順天堂大学(学長:新井 一)は、このたび東京都が公募した「大学発スタートアップ創出支援事業」に採択されました。今後、順天堂大学大学院医学研究科AIインキュベーションファーム(センター長:服部 信孝)において、東京都の支援をうけながらヒトにやさしいAI医療の実現をミッションとし、デジタルヘルス・医療データを活用する大学発スタートアップの輩出に向けた支援体制の一層の強化と、10年で5つのコアプロジェクト(ヒト人にやさしいサステイナブルな医療の実現等)達成を目指すための基盤を形成して参ります。
本事業は、東京都が令和4年11月スタートアップ戦略「Global Innovation with STARTUPS」を策定し、「未来を切り拓く10×10×10のイノベーションビジョン」を掲げて、グローバルに活躍するスタートアップの創出や、スタートアップの裾野拡大、行政がイノベーションを支援する官民協働の拡大に取組む事業の一つであり、知の拠点である大学が集積する東京の強みを活かし、大学等に眠る技術シーズやアイデアの事業化に向けた「大学発スタートアップ創出支援事業」とされています。
「大学発スタートアップ創出支援事業」採択の概要
東京都とコーディネーター(※1)が連携し、大学発スタートアップの創出に向けた各種取組に対して、物的支援及び伴走支援を受けます。
支援タイプ:事業化促進型(タイプI)…大学等に眠るシーズ等を活用した新事業の創出に向けた支援
協定期間:2023年12月から2025年3月31日
※1 東京都と共に本事業を運営し、大学の実情に応じた支援を企画・提供
<東京都HP>大学発スタートアップ創出支援事業
https://www.startupandglobalfinancialcity.metro.tokyo.lg.jp/startup/initiatives/university-startup-support
■東京都による支援の内容
物的支援
支援上限額:令和 5年度 3,300万円、令和6年度 7,700万円
伴走支援
・相談窓口の設置
・専門家等の紹介
・ネットワーキング
■AIインキュベーションファームとは
AIインキュベーションファーム(以下、「aif」という。)は、順天堂大学の学是である「仁」にもとづく「ヒトに優しいAI医療の実現」を根本哲学とし、仮想空間と現実空間を高度に融合させたヒト中心の医療を患者・市民に届けることを目的に2021年12月に設立された順天堂大学大学院医学研究科の研究センターです。aifは、破壊的イノベーションを創出する産官学民の連携による先端技術の創生や、産業創出の好循環を生み出すエコシステムを構築し、世界のデジタルヘルスを牽引していくことをビジョンとして掲げています。aifでは順天堂大学医学部の6附属病院に集積された健康・医療ビッグデータとそれを用いたデジタルヘルスの研究開発及び産業創出の好循環を生み出すエコシステム構築のため、次の5つのコアプロジェクトを推進しています。
1.データ駆動型医療に向けた次世代医療エコシステムの実現
2.予測、予防、個別化医療、参加型医療によるP4 Medicine(※2)の実現
3.次世代地域医療連携による安心な社会の実現
4.未来を創る次世代教育と人材育成の実現
5.人にやさしいサステイナブルな医療の実現
※2 P4 Medicine:Predictive、Personalized、Preventative、Participatory Medicine
■今後の展開
aifでは、2023度から大学発スタートアップ創出のための新規プロジェクト「JASTAR」(※3)を立ち上げ、「スタートアップ企業」×「順天堂大学の医療・健康ビッグデータ」のコラボレーションによる、研究・事業化の促進に取り組んでいます。また、2025年4月には東京都文京区と共同で設置される「元町ウェルネスパーク(仮称)」内に、aif施設が設置されることが決定されています。
今回の採択により東京都とより密接な連携が図れることから、順天堂大学医学部の6附属病院に集積された健康・医療ビッグデータとそれを用いたデジタルヘルスの研究開発及び産業創出に必要な次世代医療エコシステムならびに東京都文京区と連携し世界のデジタルヘルスを牽引する「共創の場」の構築を加速させ、社会課題の解決を推進させていくと共に、知の拠点である大学が集積する東京の強みを活かし、大学に眠る研究シーズやアイデアの事業化に向けた「大学発スタートアップの創出」を推進させ地域に対する貢献を果たしていくことが出来ると考えています。
※3 JASTAR: Juntendo Univ. AI Incubation Farm MedTec Startup acceleration project
本事業は、東京都が令和4年11月スタートアップ戦略「Global Innovation with STARTUPS」を策定し、「未来を切り拓く10×10×10のイノベーションビジョン」を掲げて、グローバルに活躍するスタートアップの創出や、スタートアップの裾野拡大、行政がイノベーションを支援する官民協働の拡大に取組む事業の一つであり、知の拠点である大学が集積する東京の強みを活かし、大学等に眠る技術シーズやアイデアの事業化に向けた「大学発スタートアップ創出支援事業」とされています。
「大学発スタートアップ創出支援事業」採択の概要
東京都とコーディネーター(※1)が連携し、大学発スタートアップの創出に向けた各種取組に対して、物的支援及び伴走支援を受けます。
支援タイプ:事業化促進型(タイプI)…大学等に眠るシーズ等を活用した新事業の創出に向けた支援
協定期間:2023年12月から2025年3月31日
※1 東京都と共に本事業を運営し、大学の実情に応じた支援を企画・提供
<東京都HP>大学発スタートアップ創出支援事業
https://www.startupandglobalfinancialcity.metro.tokyo.lg.jp/startup/initiatives/university-startup-support
■東京都による支援の内容
物的支援
支援上限額:令和 5年度 3,300万円、令和6年度 7,700万円
伴走支援
・相談窓口の設置
・専門家等の紹介
・ネットワーキング
■AIインキュベーションファームとは
AIインキュベーションファーム(以下、「aif」という。)は、順天堂大学の学是である「仁」にもとづく「ヒトに優しいAI医療の実現」を根本哲学とし、仮想空間と現実空間を高度に融合させたヒト中心の医療を患者・市民に届けることを目的に2021年12月に設立された順天堂大学大学院医学研究科の研究センターです。aifは、破壊的イノベーションを創出する産官学民の連携による先端技術の創生や、産業創出の好循環を生み出すエコシステムを構築し、世界のデジタルヘルスを牽引していくことをビジョンとして掲げています。aifでは順天堂大学医学部の6附属病院に集積された健康・医療ビッグデータとそれを用いたデジタルヘルスの研究開発及び産業創出の好循環を生み出すエコシステム構築のため、次の5つのコアプロジェクトを推進しています。
1.データ駆動型医療に向けた次世代医療エコシステムの実現
2.予測、予防、個別化医療、参加型医療によるP4 Medicine(※2)の実現
3.次世代地域医療連携による安心な社会の実現
4.未来を創る次世代教育と人材育成の実現
5.人にやさしいサステイナブルな医療の実現
※2 P4 Medicine:Predictive、Personalized、Preventative、Participatory Medicine
■今後の展開
aifでは、2023度から大学発スタートアップ創出のための新規プロジェクト「JASTAR」(※3)を立ち上げ、「スタートアップ企業」×「順天堂大学の医療・健康ビッグデータ」のコラボレーションによる、研究・事業化の促進に取り組んでいます。また、2025年4月には東京都文京区と共同で設置される「元町ウェルネスパーク(仮称)」内に、aif施設が設置されることが決定されています。
今回の採択により東京都とより密接な連携が図れることから、順天堂大学医学部の6附属病院に集積された健康・医療ビッグデータとそれを用いたデジタルヘルスの研究開発及び産業創出に必要な次世代医療エコシステムならびに東京都文京区と連携し世界のデジタルヘルスを牽引する「共創の場」の構築を加速させ、社会課題の解決を推進させていくと共に、知の拠点である大学が集積する東京の強みを活かし、大学に眠る研究シーズやアイデアの事業化に向けた「大学発スタートアップの創出」を推進させ地域に対する貢献を果たしていくことが出来ると考えています。
※3 JASTAR: Juntendo Univ. AI Incubation Farm MedTec Startup acceleration project