2011年のWOWOWは毎月世界最高峰のテニスを中継!クルム伊達公子、錦織圭に杉山愛が来年の抱負を聞く
[10/11/25]
提供元:PRTIMES
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11月25日、都内で2011年の「WOWOWテニス」制作発表会見が実施された。記者会見にはクルム伊達公子選手、錦織圭選手、WOWOWテニス・スペシャルコメンテーターの杉山愛さんの3人が登場。日本テニス界の3大巨頭がそれぞれに来年への抱負を語った。
2010年にはすべての4大大会を含め、国別対抗戦であるデ杯、フェド杯、ナダル来日で湧いたジャパン・オープンなどを中継したWOWOWだが、2011年にはさらにテニス中継を拡大。ATPツアー6大会を始めとした関連番組を次々と追加し、1月から12月まで、毎月必ず世界最高峰のテニス中継を楽しめる体制を整えた。
来る12月19日夜11時からは、「錦織・クルム伊達 それぞれの世界挑戦2010」を抱負な試合映像はもちろん、独自取材の二人の舞台裏の素顔などをドキュメンタリーで放送する予定だ。
さて、会見はクルム伊達公子選手、錦織圭選手に、杉山愛さんが質問をぶつけるという形式で進行した。
錦織選手は「(ヒジの手術からの復帰となった)今年はつらい1年だった。リハビリをしていた頃には、すぐに元のレベルに戻れると考えていた時期もあったが、2、3カ月経ってもなかなかフィーリングが戻らず、今まで感じたことのないプレッシャーも出て来た」と言いつつも、そんな中で着実に成果を出し、復帰時に目標としていた100位以内を確保する活躍を見せたのだから、やはりその実力は本物。「来年は僕にとって大事な年。自分の最高ランキングである56位はもちろん、それ以上も狙っていきたい。ギアを上げて、いい結果を出したい」と話した。
そんな錦織選手をクルム伊達選手が「アスリートに必要な華、運を持っている選手。大舞台での強さもある。2週間の大会を戦い抜けるように、フィジカルをさらに強化して、頑張って欲しい」と励ませば、杉山愛さんは「まったく問題ない。ケガなく、圭くんらしいパフォーマンスを期待したい」と来シーズンでの活躍に太鼓判を押した。
一方、クルム伊達選手は、「1日1日が勝負の私にとっては、まずは大きなケガをしないことが大事。2011年は最後まで戦い抜きたいので、そのために気持ちと身体を調整しながら、1月には全開のプレーができるようにしたい。ファンの皆さんが、テレビに釘付けになるように頑張りたい」と力強く語った。
杉山さんがクルム伊達選手の活躍について、「実力はトップ10。2011年にも素敵なテニスを見せて欲しい」と話すと、錦織選手はさらに「今年は終盤にトップの選手を次々と倒して、本当に凄いと思う。来年もグランドスラムで活躍できるチャンスがあると思うので、ベスト8、ベスト4、優勝という目標を持ってやってほしい」と付け加えると、会見はなごやかな雰囲気に包まれた。
「WOWOW TENNIS ONLINE」で12月15日から「愛’S EYE」というコラムをスタートさせる杉山さんは「現役時代とは違った視点から、テニスの奥深さを学んだ1年だった。来年はこの経験を生かして、多くの方にテニスの楽しさを伝えていきたい」と話した。このコラムでは、試合のポイント分析から、インサイドストーリーの紹介など、様々な視点からテニスについて紹介していく予定だ。
また、2011年の4大大会に、WOWOW加入者を特派員(グランドスラム・リポーター)として、各大会1組2名様、合計4組8名様を招待する予定だが、この特派員は「愛’S EYE」で出題されるテーマに対するレポートを提出した方から選ばれる。第1回の出題は、12月15日午前10時にアップされる第1回で公開される。
2011年のWOWOWテニスに、より一層注目だ。
◆◆◆WOWOW番組情報◆◆◆
錦織・クルム伊達 それぞれの世界挑戦2010
12月19日(日)夜11:00(HV)
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全豪オープンテニス
1月17日(月)〜30日(日)まで連日生中継 ※デジタル192ch、193ch含む
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