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【京都 蔦屋書店】訪れるたび多彩な作品に出合える、現代アートの新拠点が誕生。10月17日(火)のグランドオープンを飾る作品展のラインナップを一挙公開。

アートと文化の「伝統と最先端」が共振する場として10月17日(火)に開業する京都 蔦屋書店(京都市下京区 京都高島屋S.C.[T8]5F・6F)では、フロア内各所に設置したアートスペースにて、現代アートを中心とした作品を展示いたします。オープニングには、京都を拠点に国内外で活躍する彫刻家・名和晃平、パロディを仕掛けた作品制作を通じてオリジナルとは何かを問う現代美術家・森洋史の展覧会のほか、若手注目作家らによる作品展を一斉に開催。そのラインナップをご紹介します。




[画像1: https://prtimes.jp/i/58854/641/resize/d58854-641-dd562ea91d4639f785c2-11.jpg ]

特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/36024-1530260920.html

5F エキシビションスペースでは彫刻家・名和晃平とSandwichによる展覧会を開催


名和晃平は、2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了後、2009年に京都・伏見にて「Sandwich」を創設。国内外を舞台に活動しながら、京都芸術大学教授として次代のアーティストの育成も手掛けています。名和は、感覚に接続するインターフェイスとして、彫刻の「表皮」に着目。セル(細胞・粒)という概念を機軸として、2002年に情報化時代を象徴する《PixCell》を発表しました。その後も彫刻の定義を柔軟に解釈した作品シリーズを通じて、鑑賞者に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を次々と生み出しています。本展では、油絵具を用いた数ヶ月間かけて変化するペインティング《Cell Field》や、物理シミュレーションによってセルの状態をあらわした版画シリーズなどに加え、テストピースやマテリアルサンプル、各種資料を展示します。また本展に合わせ、Sandwichが営まれてきた14年間を濃縮した初のスタジオブックも出版。多分野にまたがる活動の記録を編集し、識者やクリエイターといった名和とSandwichに縁深い4名がテキストを寄せるなど、数多のモノ・コト・ヒトの流動によって絶え間なく刺激され、成長・増殖を続けるSandwichの一端を体感できる一冊となっています。

KOHEI NAWA | Sandwich「Cell Field」
会場|5Fエキシビションスペース
会期|2023年10月17日(火)〜11月7日(火)
時間|11:00〜20:00 ※最終日のみ18時閉場
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/36022-1516210920.html
[画像2: https://prtimes.jp/i/58854/641/resize/d58854-641-6912245ec1e17580fdcf-1.jpg ]

6F ギャラリーでは現代美術家・森洋史の個展を開催


森洋史は、2013年東京藝術大学大学院美術研究科油画技法・材料修士課程修了。作品は、さまざまなモチーフと素材や技法を掛け合わせ、パロディの手法を使った表現が特徴です。たとえば、宗教画の伝統的な黄金背景を、最新技術のUV印刷によってマンガ風に変換したり、古典やポップ・アートの名画、アニメやマンガ、ゲームといった既存のイメージを引用し、そこに「いたずら」を仕掛けた作品を表現することで、アートにおける「オリジナルとは何か」を追求しています。今回の「MEGAMORI/森洋史 個展」で森が目指す新たなパロディ、シミュレーショニズムの展開は、消費し尽くされジャンク化していくサブカルチャーを美術表現として見せる試みです。会場にてぜひご確認ください。

「MEGAMORI/森洋史 個展」
会場|6Fギャラリー
会期|2023年10月17日(火)〜11月5日(日)
時間|11:00〜20:00 ※最終日のみ18時閉場
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/35872-1826430912.html
[画像3: https://prtimes.jp/i/58854/641/resize/d58854-641-4f6399834a3c1129f42c-17.jpg ]

さまざまな平面作品や立体作品を鑑賞、購入できるフロア各所のアートスペース


5F・6Fのフロアに点在するアートスペースでは、京都で受け継がれてきた素材や技法を使った伝統工芸品から、最先端の現代アートまで、時間軸に囚われず、京都 蔦屋書店が良いと思った作品を同一空間に提案します。著名なアーティストから若手作家の作品まで、幅広い作品を観覧・購入できるほか、時にはアーティストやクリエイターにも直接会えるイベントを企画・開催いたします。
[画像4: https://prtimes.jp/i/58854/641/resize/d58854-641-82553ff71cc92a61015c-9.jpg ]

丹羽優太「キメラ流行記」|6F アートウォール


丹羽優太
1993 神奈川県生まれ
2019 京都造形芸術大学大学院修士課程修了
2021 屋台研究家 下寺孝典とのユニット「親指姫」としても活動開始

丹羽優太はナマズやオオサンショウウオなどをモチーフに、人々には見えない厄災、抵抗できない力が常に黒い何かに見立てられてきた歴史に着目し、作品制作を行っています。今回の展示では、コレラウイルスが蔓延した幕末の伝承などをもとに、虎狼鯰(コロナマズ)という疫病の妖怪をモチーフしながら屏風や掛け軸などに描いた作品をご覧いただきます。
 
■丹羽優太「キメラ流行記」
会期|2023年10月17日(火)〜11月2日(木)
時間|10:00〜20:00 ※最終日のみ18時閉場
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/35886-1831570913.html
[画像5: https://prtimes.jp/i/58854/641/resize/d58854-641-7fb6db70d19916cbf4ee-13.jpg ]

桝本佳子 展|6F アートスクエア


桝本佳子
1982年 兵庫県生まれ
2007年 京都市立芸術大学大学院 修士課程 陶磁器専攻 修了
現在、滋賀県信楽町在住

桝本佳子は器に施される装飾物としてのモチーフを、拡大したり、切り取ったり、圧縮したりすることで「器」という枠組みをはみ出した「器であって器でない」形を探っています。本展示では、アクアリウムをモチーフに、海中の生き物と壷を組み合わせ、モチーフが壷の形に切り取られている作品では、今まで挑戦したことのない魚群が取り上げられています。

■桝本佳子 展
会期|2023年10月17日(火)〜11月3日(金)
時間|10:00〜20:00 ※最終日のみ18時閉場
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/35884-1801010913.html
[画像6: https://prtimes.jp/i/58854/641/resize/d58854-641-d087db2c84ba71d4154a-14.jpg ]

LIAO YUAN YI「1,770.23」|6F ギャラリーウォール


LIAO YUAN YI
1994年 台北市生まれ
2018年 国立台湾芸術大学 芸術学部 美術学科卒業
2023年 京都芸術大学大学院修士課程美術工芸領域.彫刻/立体造形分野を卒業
現在は京都と台北を拠点とし、刺繍作品を中心に制作

本展のタイトルは、台北のアトリエから本会場までの距離(1,770.23 km)を表しています。京都芸術大学大学院修了後、台北に戻り、京都で出会った人や風景、経験など振り返りながら、創作活動を重ねるYI(イー)。現在と過去の記憶への関心を起点に、自分自身と他者の繫がり、異なる地域とを重ね合わせた試みを発表いたします。

■LIAO YUAN YI「1,770.23」 
会期|2023年10月17日(火)〜11月12日(日)
時間|10:00〜20:00 ※最終日のみ18時閉場
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/35885-1817340913.html
[画像7: https://prtimes.jp/i/58854/641/resize/d58854-641-c3d2905839201171d244-14.jpg ]

上田 良「MG/SD」|6F SHARE LOUNGE


上田 良
1989年 大阪生まれ
2012年 京都精華大学芸術学部メディア造形学科版画コース卒業
2014年 京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程修了

上田良(うえだ・やや)は、自作の造形物を撮影した写真作品をはじめ、版画やドローイング、コラージュなどを用いて、様々な場所に存在していたものたちが関係し合う瞬間に立ち会いたいという思いから制作を行うアーティストです。本展では、上田が2014年より取り組んでいる写真作品シリーズ「METAL GLUE」と、ドローイング作品「スロウ・ドローイング苑」を中心に展示します。

■上田 良「MG/SD」
会期|2023年10月17日(火)〜12月18日(月)
時間|8:00〜22:00 ※最終日のみ18時閉場
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/36006-1657280919.html
[画像8: https://prtimes.jp/i/58854/641/resize/d58854-641-6b537bccb8e1edaafa43-14.jpg ]

菅原玄奨 作品展示|6F アートショーケース


菅原玄奨
1993年 東京都生まれ
2016年 東京造形大学造形学部彫刻専攻領域を卒業
2018年 東京造形大学大学院造形研究科美術専攻領域を修了

他者の存在をテーマに、彫刻における塑造技法を用いて、匿名的な人物像を制作しています。消費的なファッションをまとって記号化されていく現代人の身体をかたどり、わずかな触覚性と匿名性を強調した作品は、移ろいゆく現代の表層や実態の拠りどころのなさを内包します。本企画では人物像と等しく、内部構造が空洞化している様々なオブジェクトと並列に展示することで、 表面と内面、静と動といった両義性を強調し、ショーケース全体を使ったインスタレーションとしての展開を試みます。

■菅原玄奨 作品展示
会期|2023年10月17日(火)〜1月8日(月)
時間|10:00〜20:00 ※最終日のみ18時閉場
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/36023-1529430920.html
[画像9: https://prtimes.jp/i/58854/641/resize/d58854-641-dc11254f2ebf7ddfc959-13.jpg ]

11月からの作品展を一部ご紹介します


今後の展覧会詳細につきましては、順次プレスリリースにて告知いたします。

山崎愛彦 11月3日(金祝)〜11月20日(月)6F アートウォール
田島享央己 11月4日(土)〜11月21日(火)6F アートスクエア
山口幸士 11月11日(土)〜11月28日(火)5F エキシビションスペース
イケムラレイコ 11月11日(土)〜11月28日(火)6F ギャラリー

京都 蔦屋書店


[画像10: https://prtimes.jp/i/58854/641/resize/d58854-641-f69487bef58ddc91429f-16.jpg ]

京都 蔦屋書店は、全フロアを通じてアートと文化の「伝統と最先端」が共振する場です。芸術分野を広く取り扱う約6万冊の書籍と、日常のアートピースとなるような文具・工芸品のほか、フロア内に点在するアートスペースでは、注目の現代アート作品を展示。店頭と合わせてECサイトでもご案内いたします。約120席ある SHARE LOUNGE では、カフェや仕事場、イベントスペースとして、居心地の良い空間を提供します。

住所|〒600-8001 京都府京都市下京区四条通寺町東入二丁目御旅町35 京都高島屋S.C.[T8]5・6階
電話番号|075-606-4525
営業時間|10:00〜20:00
HP: https://store.tsite.jp/kyoto/
X(旧Twitter):KYOTO_TSUTAYA(@KYOTO_TSUTAYA)(https://twitter.com/KYOTO_TSUTAYA
Instagram:@kyoto_tsutayabooks (https://www.instagram.com/kyoto_tsutayabooks
Facebook:京都 蔦屋書店(https://www.facebook.com/profile.php?id=100092705685029

TTC LIFESTYLE株式会社


TTC LIFESTYLE株式会社は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、高島屋、東神開発が設立したアート販売における相互チャネルの活用、ライフスタイルコンテンツを提案する店舗の出店・運営を行う合弁会社です。3社の強みである「ライフスタイルや文化の発信・提案」に関わる合弁事業を行うことで、シナジーの最大化を目ざします。また、アート分野の市場開拓に取り組むとともに、魅力的なコンテンツの提案を通じてアートシーンの活性化および、お客様のより豊かなライフスタイルの実現に貢献してまいります。

CCCアートラボ


CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/
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