World Solar Challengeの出場チームに、電力効率に優れたソリューションを提供
[15/10/23]
提供元:PRTIMES
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自動車の未来を輝かせるWSC
多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、World Solar Challenge 2015(WSC)に参加する米国およびインドネシアの大学のソーラー・カー・チームに、複数の製品を提供していることを発表しました。このソーラー・カー・レースは2015年10月18日〜25日まで開催され、その行程は、オーストラリアのダーウィンからアデレードまでの約3,000kmに及びます。
STのマス・マーケット / オンライン・マーケティング・プログラム担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるPaul Grimmeは、次の様にコメントしています。「複数のST製品がソーラー・カーに採用されたことは、STの製品ポートフォリオの多様性を表しています。中でも32bitマイクロコントローラ(マイコン)であるSTM32は、電力効率と性能の卓越したバランスを実証しています。Smart Drivingを実現するST製品は、これまでのWSCでその信頼性を証明しています。当社は、参加チームの電力効率と安全性の革新的技術が、将来の自動車に生かされることを楽しみにしています。当社は、全参加チームの幸運を祈っています。」
ST製品を採用している参加チーム
・スタンフォード大学(米国)の学生チームStanford Solar Car Projectは、ソーラー・カー「Arctan」のさまざまなアプリケーションにSTM32F4マイコンを採用しています。このARM(R) Cortex(R)-M搭載マイコンは、バッテリ寿命と太陽光発電パネルの効率をモニタし、電動モータとドライバ制御機能を管理しています。また、スタンフォード大学のソーラー・カーとしては4台目となるArctanに搭載されているSTM32は、車両・環境状況のリアルタイム分析に基づき、車の性能を最適化します。このチームは、長年にわたり、その他のST製品の評価を行い、例えば、太陽光発電を最適化する昇圧コンバータSPV1020や後方カメラ用のカメラ・モジュールなどを採用してきました。( http://solarcar.stanford.edu/team/ )
・ミシガン大学(米国)の学生が運営するチームは、ソーラー・カー「Aurum」を開発しました。この車にはSTM32F4が採用されており、複数の重要なアプリケーションにおける頭脳として機能しています。これらのアプリケーションには、電圧および消費電流を計測・制御する極めて重要なバッテリ管理システム、LCDとボタン入力による操舵システム、各種設定および制御用のユーザ入力パネルを備えたダッシュボード管理システムが含まれます。( http://www.solarcar.engin.umich.edu/ )
・ミネソタ大学(米国)のソーラー・カー・プロジェクトは、25年前に学部生のチームによって創設されました。今年は、ソーラー・カー「Eos」で参戦しています。この車は、STM32F4が車内の全システムを制御しています。このマイコンは、各システムの相互通信と独立した駆動を可能にするために採用されました。また、STのパワーMOSFET(STD30NF03LT4 / STR2N2VH5)は、車内のほぼすべてのシステムに信頼性と性能を提供する他、TVSダイオードは、車両のプライマリ・パワー・ボード上にあるメインDC-DC降圧コンバータの入出力を保護します。( http://umnsvp.org/ )
・スラバヤ工科大学(インドネシア)は、多くの専門分野を持つ学生グループの本拠地で、ソーラー・カー「Widya Wahana」を開発しました。この車には、STM32F0およびSTM32F4の複数のマイコンと共に、モータ・ドライバ(L6235)およびパワー・トランジスタが搭載されています。また、SPV1020により、太陽電池パネルの発電量を最大化しています。( http://solarcarteam.its.ac.id/ )
1987年から2年に一度開催されてきたWorld Solar Challengeは、最先端の自動車技術の開発を奨励し、従来の自動車エンジンの代替技術の開発を推進しています。参加チームは、ソーラー・カーを運転し、オーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまで、約3,000kmの行程を太陽光から得られた電力のみで走破します。大会開催者の発表によると、今年は過去最高となる25カ国47チームが参加しています。
World Solar Challengeの詳細は、 http://www.worldsolarchallenge.org/ をご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、私たちの暮らしに欠かすことのできないエレクトロニクス機器に、優れた性能と高い電力効率を特徴とした半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。あらゆるシーンで活躍するSTの製品は、お客様が開発する次世代モバイルやIoT機器の他、よりスマートな自動車、工場、都市および住宅を可能にします。STは、生活をより豊かにする技術革新を通じ、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。STは、10万社を超えるお客様に半導体を提供しており、2014年の売上は74.0億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
マイクロコントローラ・メモリ・セキュアMCU製品グループ
TEL: 03-5783-8240 FAX: 03-5783-8216
多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、World Solar Challenge 2015(WSC)に参加する米国およびインドネシアの大学のソーラー・カー・チームに、複数の製品を提供していることを発表しました。このソーラー・カー・レースは2015年10月18日〜25日まで開催され、その行程は、オーストラリアのダーウィンからアデレードまでの約3,000kmに及びます。
STのマス・マーケット / オンライン・マーケティング・プログラム担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるPaul Grimmeは、次の様にコメントしています。「複数のST製品がソーラー・カーに採用されたことは、STの製品ポートフォリオの多様性を表しています。中でも32bitマイクロコントローラ(マイコン)であるSTM32は、電力効率と性能の卓越したバランスを実証しています。Smart Drivingを実現するST製品は、これまでのWSCでその信頼性を証明しています。当社は、参加チームの電力効率と安全性の革新的技術が、将来の自動車に生かされることを楽しみにしています。当社は、全参加チームの幸運を祈っています。」
ST製品を採用している参加チーム
・スタンフォード大学(米国)の学生チームStanford Solar Car Projectは、ソーラー・カー「Arctan」のさまざまなアプリケーションにSTM32F4マイコンを採用しています。このARM(R) Cortex(R)-M搭載マイコンは、バッテリ寿命と太陽光発電パネルの効率をモニタし、電動モータとドライバ制御機能を管理しています。また、スタンフォード大学のソーラー・カーとしては4台目となるArctanに搭載されているSTM32は、車両・環境状況のリアルタイム分析に基づき、車の性能を最適化します。このチームは、長年にわたり、その他のST製品の評価を行い、例えば、太陽光発電を最適化する昇圧コンバータSPV1020や後方カメラ用のカメラ・モジュールなどを採用してきました。( http://solarcar.stanford.edu/team/ )
・ミシガン大学(米国)の学生が運営するチームは、ソーラー・カー「Aurum」を開発しました。この車にはSTM32F4が採用されており、複数の重要なアプリケーションにおける頭脳として機能しています。これらのアプリケーションには、電圧および消費電流を計測・制御する極めて重要なバッテリ管理システム、LCDとボタン入力による操舵システム、各種設定および制御用のユーザ入力パネルを備えたダッシュボード管理システムが含まれます。( http://www.solarcar.engin.umich.edu/ )
・ミネソタ大学(米国)のソーラー・カー・プロジェクトは、25年前に学部生のチームによって創設されました。今年は、ソーラー・カー「Eos」で参戦しています。この車は、STM32F4が車内の全システムを制御しています。このマイコンは、各システムの相互通信と独立した駆動を可能にするために採用されました。また、STのパワーMOSFET(STD30NF03LT4 / STR2N2VH5)は、車内のほぼすべてのシステムに信頼性と性能を提供する他、TVSダイオードは、車両のプライマリ・パワー・ボード上にあるメインDC-DC降圧コンバータの入出力を保護します。( http://umnsvp.org/ )
・スラバヤ工科大学(インドネシア)は、多くの専門分野を持つ学生グループの本拠地で、ソーラー・カー「Widya Wahana」を開発しました。この車には、STM32F0およびSTM32F4の複数のマイコンと共に、モータ・ドライバ(L6235)およびパワー・トランジスタが搭載されています。また、SPV1020により、太陽電池パネルの発電量を最大化しています。( http://solarcarteam.its.ac.id/ )
1987年から2年に一度開催されてきたWorld Solar Challengeは、最先端の自動車技術の開発を奨励し、従来の自動車エンジンの代替技術の開発を推進しています。参加チームは、ソーラー・カーを運転し、オーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまで、約3,000kmの行程を太陽光から得られた電力のみで走破します。大会開催者の発表によると、今年は過去最高となる25カ国47チームが参加しています。
World Solar Challengeの詳細は、 http://www.worldsolarchallenge.org/ をご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、私たちの暮らしに欠かすことのできないエレクトロニクス機器に、優れた性能と高い電力効率を特徴とした半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。あらゆるシーンで活躍するSTの製品は、お客様が開発する次世代モバイルやIoT機器の他、よりスマートな自動車、工場、都市および住宅を可能にします。STは、生活をより豊かにする技術革新を通じ、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。STは、10万社を超えるお客様に半導体を提供しており、2014年の売上は74.0億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
マイクロコントローラ・メモリ・セキュアMCU製品グループ
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