難民危機 子どもたちの『Unfairy Tales(現実の物語)』 ユニセフ、難民の子どもの実話をアニメ化 【プレスリリース】
[16/03/30]
提供元:PRTIMES
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一人ひとりが行動するきっかけに
[画像1: http://prtimes.jp/i/5176/661/resize/d5176-661-491966-1.jpg ]
※本信はユニセフ本部が発信した情報をもとに、日本ユニセフ協会が編集・翻訳したものです。
※本信の原文は、http://www.unicef.org/media/media_90760.htmlからご覧いただけます。
【2016年3月29日 ニューヨーク発】
ユニセフ(国連児童基金)は今日、世界規模で移動する数千万人もの子どもたちや若者に対する前向きな見方を促すためのアニメーション映像を発表しました。
「Unfairy Tales(現実の物語)」と題した、紛争から逃れる子どもたちの実話を描いた3編のアニメーションは、なぜ子どもたちが逃れているのか、その背後にある恐怖を明らかにしています。物話風にアニメ化されたこれら3編は、同じく「Unfairy Tales」と題する対話型の電子書籍でも登場する予定です。
本アニメーションは、「#actofhumanity(人道的な行動を)」イニシアティブの一環で、どこから来た子どもであろうと、子どもは子どもであるということ、またすべての子どもは権利を持ち、公平な機会を与えられるべきであるということを強調しています。
[画像2: http://prtimes.jp/i/5176/661/resize/d5176-661-623631-2.jpg ]
「世界のどこにいても、難民・移民の子どもたちが目的地に着いたとき、それは旅路の終わりではなく、さらなる旅の始まりなのです」とユニセフの広報部長パロマ・エスクデロは話します。
「毎日、至るところで、人々はささやかな人道的行動により難民・移民を支援しています。そのような行動はほとんど報道されませんが、個々の難民・移民の子どもの世界を一変させているのです。ユニセフは人々の行動を呼び起こし、前進への道を示すために、この『人道的な行動を』イニシアティブを紹介したいと思います」とエスクデロは述べました。
物話の一つ「イビネとピロー」は、14歳のイビネさんと彼女の枕ピローの実話を描いています。シリアからの危険な避難を経て、イビネさんはドイツの難民キャンプで暮らしていますが、新たな問題に直面するばかりです。「マラクとボート」は、水漏れするボートで旅をする少女の物語です。3つ目のアニメーションは、自宅から避難して友だちが一人もいなくなり、誰と友だちになればいいのかと問うムスタファくんの話を描いています。
「3人の子どもたちの物話は、珍しいものではありません。世界で少なくとも6,500万人の子どもたちや若者が、紛争、貧困、異常気象から逃れ、より安定した生活と家と呼べる場所を求めて移動しています」とエスクデロは付け加えました。
ユニセフは、アニメーション制作会社Consulado、House of Colors、Bubba’s Chop Shop、Gilles+Cecilie Studio、対話型電子書籍を制作したMedia Monksの支援の下このシリーズを企画し、全面的に制作を担った広告代理店180LAに対して敬意を表しました。
[画像3: http://prtimes.jp/i/5176/661/resize/d5176-661-566376-3.jpg ]
180LAのエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターのラファエル・リズト氏とエドワルド・マルケス氏は、「『Unfairy Tales(現実の物語)』は、心が痛むような詳細の描写とともに、そのような状況下で子どもであることがどれほどのことなのか、子どもたちが決して経験するべきでない物語を描いています。一人ひとりにこのことを考えてもらうために、私たちはこのようなストーリーを語る必要があったのです」と話します。
ユニセフは、ソーシャルメディアのメッセージを通して視聴者に働きかけ、さらに多くのアニメーションを制作する予定です。ユニセフからのお願いはシンプルです。難民・移民の子どもたちと若者に対する人道的な行動を見せてください。ハッシュタグ(#actofhumanity)を使ってそのストーリーを共有し、私たちや他の人々に希望を与えてください。
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■アニメーション映像「マラクとボート」
[動画: http://www.youtube.com/watch?v=_4idCDeEjzY ]
■その他の動画はこちらからご覧いただけます。(日本語)
「イビネとピロー(枕)」〜実話に基づく短編アニメ物語集 https://youtu.be/EHSqwFuRaE0
「難民の少年、ムスタファ」〜実話に基づく短編アニメ物語集 https://youtu.be/OXh98WnaaPs
■ アニメーションの題材となったストーリーはこちらからご覧いただけます。(日本語)
・「マラクとボート」http://www.unicef.or.jp/news/2015/0372.html
・「難民の少年、ムスタファ」http://www.unicef.or.jp/news/2015/0371.html
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■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(http://www.unicef.org/)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (http://www.unicef.or.jp/)
[画像1: http://prtimes.jp/i/5176/661/resize/d5176-661-491966-1.jpg ]
※本信はユニセフ本部が発信した情報をもとに、日本ユニセフ協会が編集・翻訳したものです。
※本信の原文は、http://www.unicef.org/media/media_90760.htmlからご覧いただけます。
【2016年3月29日 ニューヨーク発】
ユニセフ(国連児童基金)は今日、世界規模で移動する数千万人もの子どもたちや若者に対する前向きな見方を促すためのアニメーション映像を発表しました。
「Unfairy Tales(現実の物語)」と題した、紛争から逃れる子どもたちの実話を描いた3編のアニメーションは、なぜ子どもたちが逃れているのか、その背後にある恐怖を明らかにしています。物話風にアニメ化されたこれら3編は、同じく「Unfairy Tales」と題する対話型の電子書籍でも登場する予定です。
本アニメーションは、「#actofhumanity(人道的な行動を)」イニシアティブの一環で、どこから来た子どもであろうと、子どもは子どもであるということ、またすべての子どもは権利を持ち、公平な機会を与えられるべきであるということを強調しています。
[画像2: http://prtimes.jp/i/5176/661/resize/d5176-661-623631-2.jpg ]
「世界のどこにいても、難民・移民の子どもたちが目的地に着いたとき、それは旅路の終わりではなく、さらなる旅の始まりなのです」とユニセフの広報部長パロマ・エスクデロは話します。
「毎日、至るところで、人々はささやかな人道的行動により難民・移民を支援しています。そのような行動はほとんど報道されませんが、個々の難民・移民の子どもの世界を一変させているのです。ユニセフは人々の行動を呼び起こし、前進への道を示すために、この『人道的な行動を』イニシアティブを紹介したいと思います」とエスクデロは述べました。
物話の一つ「イビネとピロー」は、14歳のイビネさんと彼女の枕ピローの実話を描いています。シリアからの危険な避難を経て、イビネさんはドイツの難民キャンプで暮らしていますが、新たな問題に直面するばかりです。「マラクとボート」は、水漏れするボートで旅をする少女の物語です。3つ目のアニメーションは、自宅から避難して友だちが一人もいなくなり、誰と友だちになればいいのかと問うムスタファくんの話を描いています。
「3人の子どもたちの物話は、珍しいものではありません。世界で少なくとも6,500万人の子どもたちや若者が、紛争、貧困、異常気象から逃れ、より安定した生活と家と呼べる場所を求めて移動しています」とエスクデロは付け加えました。
ユニセフは、アニメーション制作会社Consulado、House of Colors、Bubba’s Chop Shop、Gilles+Cecilie Studio、対話型電子書籍を制作したMedia Monksの支援の下このシリーズを企画し、全面的に制作を担った広告代理店180LAに対して敬意を表しました。
[画像3: http://prtimes.jp/i/5176/661/resize/d5176-661-566376-3.jpg ]
180LAのエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターのラファエル・リズト氏とエドワルド・マルケス氏は、「『Unfairy Tales(現実の物語)』は、心が痛むような詳細の描写とともに、そのような状況下で子どもであることがどれほどのことなのか、子どもたちが決して経験するべきでない物語を描いています。一人ひとりにこのことを考えてもらうために、私たちはこのようなストーリーを語る必要があったのです」と話します。
ユニセフは、ソーシャルメディアのメッセージを通して視聴者に働きかけ、さらに多くのアニメーションを制作する予定です。ユニセフからのお願いはシンプルです。難民・移民の子どもたちと若者に対する人道的な行動を見せてください。ハッシュタグ(#actofhumanity)を使ってそのストーリーを共有し、私たちや他の人々に希望を与えてください。
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■アニメーション映像「マラクとボート」
[動画: http://www.youtube.com/watch?v=_4idCDeEjzY ]
■その他の動画はこちらからご覧いただけます。(日本語)
「イビネとピロー(枕)」〜実話に基づく短編アニメ物語集 https://youtu.be/EHSqwFuRaE0
「難民の少年、ムスタファ」〜実話に基づく短編アニメ物語集 https://youtu.be/OXh98WnaaPs
■ アニメーションの題材となったストーリーはこちらからご覧いただけます。(日本語)
・「マラクとボート」http://www.unicef.or.jp/news/2015/0372.html
・「難民の少年、ムスタファ」http://www.unicef.or.jp/news/2015/0371.html
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■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(http://www.unicef.org/)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (http://www.unicef.or.jp/)