株式会社エスアイエレクトロニクス アミューズメント用システム基板「SYSTEM BOARD Y2」を中国へ出荷開始
[09/04/30]
提供元:DreamNews
提供元:DreamNews
株式会社エスアイエレクトロニクス(本社:東京都港区、以下エスアイエレクトロニクス)は、アミューズメント機器用のシステム基板「SYSTEM BOARD Y2」を日本での発売に先駆けて中国広州に本社を置くNEW CHANNEL CORPORATIONへ供給し、中国をはじめとするアジア地域へ展開します。
ニュースリリース
このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更される可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
2009年4月30日
アミューズメント用システム基板「SYSTEM BOARD Y2」を中国へ出荷開始
株式会社エスアイエレクトロニクス(本社:東京都港区、以下エスアイエレクトロニクス)は、アミューズメント機器用のシステム基板「SYSTEM BOARD Y2」を日本での発売に先駆けて中国広州に本社を置くNEW CHANNEL CORPORATIONへ供給し、中国をはじめとするアジア地域へ展開します。
「SYSTEM BOARD Y2」は、エスアイエレクトロニクスが独自に開発したアミューズメントゲーム機用のシステム基板です。自社製ASIC「YATA-2」を使用し、コンパクト、低価格化を実現しています。
NEW CHANNEL CORPORATIONは、中国でも大きなシェアを持つアミューズメント機器の製造販売会社です。
近年、中国では経済発展とともにアミューズメント産業が急成長し、デパートなどの大型商業施設を中心に大規模なゲームセンターが増加しています。若者たちにとってゲームセンターで遊ぶことは今や特別なことではなく、日常的な余暇時間の過ごし方になってきました。今後益々の市場拡大は確実といわれております。
しかしながら1プレイの料金相場が1元=約¥13程度であり、高額なアミューズメント機器を購入すると償却が難しいため、市場を占めてるのは日本製の中古機がほとんどです。このような市場性の違いにより新製品の拡販が難しく、日本のアミューズメント機器メーカーにとっては大きな収益にはなっていませんでした。また、中古機が市場を形成しているため、ほとんどが旧式のアミューズメント機器規格(JAMMA規格)のゲーム筐体です。新製品のシステム基板は新しい規格(JAMMA VIDEO規格)対応のものが多く、旧式のゲーム筐体に対応させるには変換装置が必要になり、さらに費用が掛かるという事情があります。
「SYSTEM BOARD Y2」は、設計当初より中国・アジア地域での販売を考慮しており、中古機に対抗できる低価格と、JAMMA規格・JAMMA VIDEO規格の両対応を実現しております。NEW CHANNEL CORPORATIONからはその点が高く評価され、今回の供給が決定いたしました。すでに出荷は開始しており、日本市場向けの数倍の出荷数を見込んでいます。
エスアイエレクトロニクスは、今後とも世界市場を視野にアミューズメント産業の発展のために貢献してまいります。
※JAMMA規格、JAMMA VIDEO規格
社団法人日本アミューズメントマシン工業協会が定める、ゲーム筐体とシステム基板とのインターフェース規格
■会社概要
会社名 株式会社エスアイエレクトロニクス
英文会社名 SI ELECTRONICS LTD.
住所 〒105-0022 東京都港区海岸2-2-6 YS海岸ビル1F
設立年月日 1992年4月
資本金 24,400万円
代表取締役社長 山田 順久
事業内容 アミューズメント機用の画像表示関連装置の開発、設計、製造及び販売等
URL http://www.sie.co.jp/
株式会社エスアイエレクトロニクスは、主にアミューズメント向けグラフィックスシステムの
ハードウェア、アプリケーション開発環境をトータルで開発・製造・販売しています
画像表示用ASIC"グラフィックスエンジン"はCPUを内蔵し、3DCG表示や高品位なムービー再生を
実現、また、グラフィックスエンジンを簡単に使いこなせる使いやすいSDK提供によるアプリケー
ション開発の効率化や、システムトータルでの低コスト化に注力しています。
また、2008年7月にエスアイエレクトロニクスは加賀電子グループに入りました。加賀電子グループに
よる新たなシナジー効果を創出し、お客様の利益拡大に貢献する企業を目指しています。
■お問合せ
株式会社エスアイエレクトロニクス
事業開発室 戸崎健司
TEL:03-6686-4121 FAX:03-5730-1346
詳細はこちら