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ナイジェリア 2カ月で子ども320人以上が急性栄養不良【報道参考資料】

バマの避難民キャンプで保健・医療支援を拡充




[画像1: http://prtimes.jp/i/5176/704/resize/d5176-704-709541-2.jpg ]



※本信は、ユニセフ本部の発信情報を元に、日本ユニセフ協会が翻訳、編集しています。
※本信の原文は、http://www.unicef.org/media/media_91725.htmlでご覧いただけます。

【2016年6月23日 アブジャ(ナイジェリア)発】

ユニセフ(国連児童基金)は、2016年3月以来、紛争によって家を追われた人々が身を寄せるボルノ州バマのキャンプにおいて、パートナー団体らとともに保健、栄養、水と衛生などの支援を続けています。このキャンプには、子ども1万5,000人を含む2万5,000人が避難しています。

これまでにユニセフの保健や栄養の支援を受けたのは、およそ1万9,000人。バマでは5月以降、ユニセフとボルノ州の保健・医療ケア開発局が、常時、基礎保健ケアを提供できるよう支援してきました。一日平均140人の外来患者を診察し、マラリア、呼吸器系疾患、下痢などの治療をおこなっているほか、子どもの栄養状態の検査や深刻な栄養不良児の治療ケア、ビタミンAや微量栄養素、虫下し剤などの提供をおこなっています。
[画像2: http://prtimes.jp/i/5176/704/resize/d5176-704-374539-1.jpg ]



バマで活動するチームからの最新の報告では、4月3日から5月31日までの期間に、320人以上の子ども(平均で毎日6人の子ども)が、深刻な急性栄養不良の治療のために入院を余儀なくされました。

ユニセフはまた、バマの5カ所の井戸を改修し、キャンプの住民一人当たり毎日10〜12リットルの水を確保できるようにしました。また150のトイレの建設が、数日以内に始まる予定です。

家族と離ればなれになってしまった3,000人の子どもたちを登録し、家族を探すための支援も始まっています。


■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(http://www.unicef.org
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (http://www.unicef.or.jp/
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