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予約者数No.1サイト『人間ドックのここカラダ』の婦人科検診の受診動向を発表

婦人科検診の検査項目1位は3年連続で「乳腺エコー」 受診年代のボリュームゾーンは30代が約半数という結果に




[画像1: https://prtimes.jp/i/11414/750/resize/d11414-750-796913-0.jpg ]

株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野 健、以下リクルートライフスタイル)が運営する、人間ドックの予約者数No.1サイト※1『人間ドックのここカラダ』では、2017年4月1日(土)〜2018年3月31日(土)の期間における、『人間ドックのここカラダ』の婦人科検診※2予約データを、婦人科検診の受診動向としてまとめましたので、以下の通り発表いたします。
・『人間ドッグのここカラダ』WEBサイト:https://dock.cocokarada.jp/
・乳がん検診特設ページ:https://dock.cocokarada.jp/ld/pinkribbon/

※1(株)東京商工リサーチ調べ 調査数1,108 人(2018年6月時点)
※2『人間ドックのここカラダ』では、子宮がん、乳がんといった女性特有のがんの検査を含む検診を、婦人科検診としています。


『人間ドックのここカラダ』婦人科検診の受診動向
国立がん研究センターの発表によると、2016年時点で女性の乳がんの罹患率は9%と11人に1人が乳がんを発症しています。一方で、厚生労働省が発表している平成28年国民生活基礎調査によると、乳がん検診の受診率は44.9%と、半数以上の女性が乳がん検査を受診していないというギャップがあることも分かります。
『人間ドッグのここカラダ』は、「乳がん検診を含む婦人科検診の実態」を発表することで、早期発見が重要と言われている乳がんの検診を身近に感じていただき、検診を通じて早期発見に繋がるきっかけになればと考えています。また、リクルートライフスタイルが運営する『人間ドックのここカラダ』は、認定NPO法人J.POSH(大阪市鶴見区今津南2丁目6番3号、理事長:田中完児)のオフィシャルサポーターとして、ピンクリボン運動を応援しています。


検査項目
■婦人科検診の検査項目1位は3年連続「乳腺エコー」
(『人間ドックのここカラダ』婦人科検診の予約データより)
…2017年度の予約数のトップ5を見てみると、「乳腺エコー(32.7%)」、「マンモグラフィ(23.9%)」、「乳房視触診(19.1%)」、「子宮頸がん細胞診(14.3%)」、「経膣エコー(6.6%)」であり、順位については2015年度、2016年度で変化はなかった。

2017年度 婦人科検診の検査項目 予数数割合トップ5

[画像2: https://prtimes.jp/i/11414/750/resize/d11414-750-640988-1.jpg ]



年代・費用
■婦人科検診の受診者の年代は、30代が49.1%と最多。受診者の約9割が20〜40代
(『人間ドックのここカラダ』婦人科検診の予約データより)
…2017年度の婦人科検診の受診者の年代は30代が49.1%とボリュームゾーン。次いで、40代が21.6%、20代が19.1%と、約9割が20代〜40代という結果になった。
…2017年度の平均受診費用は1万800円。年代が上がるにつれて平均受診費用は増加する傾向にあった。

※ 『人間ドックのここカラダ』婦人科検診の予約データ
・『人間ドックのここカラダ』過去予約データを、2015年度、2016年度、2017年度の年度別に集計
・対象期間:2015年度:2015年4月1日〜2016年3月31日、2016年度: 2016年4月1日〜2017年3月31日、2017年度:2017年4月1日〜2018年3月31日(受診日ベース)
・抽出条件:検査カテゴリに婦人科検診を含み、 受診者が20〜69歳の全予約データの検査項目を集計(重複あり)


乳がん検診に関する概要
・乳腺エコー(超音波)
乳房に超音波をあてて、その反射波(エコー)を画像化し、がん、乳腺症などの乳房の異変の発見に役立つ検査です。あおむけの状態で乳房にゼリーを塗り、超音波を出す器具をのせて動かします。X線照射が無く何度でも検査できるのがメリットです。
40歳未満の女性は乳腺の密度が濃いため、マンモグラフィではしこりの有無が分かりづらいことがありますが、超音波検査ではしこりを高確率で診断することができます。その半面、マンモグラフィで見つかるような微細な石灰化の発見は難しく、画面を見る医師や技師の読影力が必要とも言われています。

・マンモグラフィ
X線を使用し乳房内部を撮影します。触診では見つけることのできない5mm程度の小さながんなどを発見するのに役立つ検査です。透明なプラスチック板に乳房を片方ずつはさんで撮影するため、多少の痛みを伴うことがあります。

・乳房視触診
乳房視触診では、医師が乳房にしこりや変形がないか、乳頭にただれや分泌物がないかを観察します。座った状態やあおむけの状態で、指の腹で乳房全体に触れながらしこりの有無を確かめます。さらに、わきの下や鎖骨上のリンパ節も触診します。


身体的な負担が少ない乳がん検診の紹介
婦人科検診の検査項目2位になった「マンモグラフィ」検査は多少の痛みを伴うことがあり、敬遠される方もいらっしゃると思います。『人間ドックのここカラダ』に掲載されている施設には、身体的な負担が少ないと言われている検査を扱う施設もあります。ここでは、2つの検査を一例としてご紹介します。


・ABVS(超音波自動ブレストボリュームスキャナ)
乳腺エコーでは医師が手動でプロープを操作しますが、ABVSでは乳房全体が自動でスキャンされ、数百枚の画像を撮影します。施行者によらず一定のクオリティの画像が取得・保存されるため、見落としの少ない検査を行うことができると言われています。軽く乳房を押さえて撮影を行い、強い圧迫を伴いません。

ABVS・PEM検査機器の画像例

[画像3: https://prtimes.jp/i/11414/750/resize/d11414-750-541437-2.jpg ]

ACUSON S2000 ABVS HELX Evolution
(画像提供:シーメンスヘルスケア(株))


・乳房専用PET
専用の機器で検査します。機器には、2つのタイプがあり、マンモグラフィのように乳房を平板の検出器ではさむ「対向型(PEM)」と、検出器をリング型に配置し、うつぶせで検出器に乳房を下垂させる「リング型(マンモPET)」があります。乳房により近い位置で時間をかけて撮影することで、背景の乳腺と病変部のコントラストが明瞭な画像を得ることができ、乳がんの診療に有用と考えられています。また、マンモPETについては、乳房を圧迫しないという特徴があります。
[画像4: https://prtimes.jp/i/11414/750/resize/d11414-750-498989-3.jpg ]

(左)乳房専用PET装置 Elmammo Avant Class
(画像提供:株式会社島津製作所)
(右)同装置の使用イメージ


『人間ドックのここカラダ』でのピンクリボン運動について
『人間ドックのここカラダ』を運営するリクルートライフスタイルは、認定NPO法人J.POSH(http://www.j-posh.com/、大阪市鶴見区今津南2丁目6番3号、理事長:田中完児)のオフィシャルサポーターを通じてピンクリボン運動を応援しています。
乳がん検診の特集ページ(https://dock.cocokarada.jp/ld/pinkribbon/)や、会員へのコンテンツメールの配信などを通じ、乳がん検診を呼びかけています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/11414/750/resize/d11414-750-307744-4.jpg ]



【検査項目】婦人科検診の検査項目で予約数1位は3年連続「乳腺エコー」
・2017年度の婦人科検診検査項目における予約数割合のトップ5を見てみると、「乳腺エコー(32.7%)」、「マンモグラフィ(23.9%)」、「乳房視触診(19.1%)」、「子宮頸がん細胞診(14.3%)」、「経膣エコー(6.6%)」となった。順位については2015年度、2016年度で変化はなく、「乳腺エコー」が3年連続で婦人科検診の予約数1位となった。
・年代別に見てみると、「マンモグラフィ」は20代では3位となっているが、年代が上がるにつれて割合が上がり、40代では「乳腺エコー」と同程度、50代、60代では1位となる年もあった。 「マンモグラフィ」は微細な石灰化を発見することに役立つ一方、 40歳未満の女性は乳腺の密度が濃いため、しこりの有無が分かりづらいことがあると言われている。予約データからも、20代、30代では「マンモグラフィ」の比率が低いが、40代から比率が高くなっていることが分かった。


婦人科検診の検査項目予約数割合トップ5(年代別)

[画像6: https://prtimes.jp/i/11414/750/resize/d11414-750-320300-5.jpg ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/11414/750/resize/d11414-750-381963-6.jpg ]

『人間ドックのここカラダ』婦人科検診の予約データより


【年代・費用】婦人科検診の受診者の年代は30代が49.1%と最多 受診者の約9割が20〜40代
・2017年度の受診者の年代は、30代が49.1%で最多となった。経年で見ても、 2015年度48.1%、2016年度51.7%と、30代の割合がいずれも約半数を占める結果となった。
・2017年度の受診者の年代は、30代に次いで40代が21.6%、20代が19.1%となっており、受診者の約9割が20代〜40代であった。
・2017年度の平均受診費用は1万800円。 2016年度の1万131円よりは669円上回るも、2015年度は1万442円と、この数年はほぼ横ばいで推移していることが分かった。年代が上がるにつれて平均受診費用は増加する傾向にあった。


[画像8: https://prtimes.jp/i/11414/750/resize/d11414-750-142820-7.jpg ]

[画像9: https://prtimes.jp/i/11414/750/resize/d11414-750-894262-8.jpg ]



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【本件に関するお問い合わせ先】
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