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「もうだれも、ひとりにさせない」専門家や大学生らとともに考える、“人との繋がりや信頼関係”で薬物から身を守るということ




 麻薬・覚醒剤・大麻などの違法薬物の乱用根絶を図るため全国一斉に実施されている「麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動」(10月1日(土)から11月30日(水)まで)の一環として、厚生労働省・神奈川県主催「麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動神奈川大会」が開催され、大会の模様が11月30日(水)より動画配信されます。その企画・運営等広報業務を株式会社小学館集英社プロダクション(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:都築 伸一郎)が受託いたしました。
 近年、薬物乱用の多様化と低年齢化が問題となっています。中でも全国の大麻事犯検挙人員は、昨年に過去最多となる5,783人となりました。そのうち約7割は30歳未満であり、大麻乱用者の裾野が青少年を中心に拡大しています。そしてそのきっかけ、原因として、SNSや友人・知人からの誘いのほか、学校や家庭などで本音を言えず、我慢を強いられ、人に頼れなくなってしまうといった「心理的な孤立」が、大きく影響すると考えられています。人と人とのつながりが希薄になる現代社会において誰にでも忍び寄る可能性のある、一人ひとりがしっかりと考える必要のある大きな問題であり、青少年はもちろん保護者層にも縁遠い話ではなく、広く子育て一般の情報として知るべき話題でもあります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/2610/755/resize/d2610-755-7a1175449ddb7e3098e2-0.jpg ]

 本年は、神奈川県立精神医療センター副院長、同センター医療局長の小林桜児先生による薬物依存症治療の最前線に関する講演に続き、薬物依存に関する専門家のみなさんと学生によるパネルディスカッションを実施いたしました。
 ここでは、小林桜児先生に加え、日本における依存性薬物や医療用麻薬研究の第一人者でいらっしゃる湘南医療大学薬学部教授・薬学部長の鈴木勉先生、その教え子の湘南医療大学薬学部の学生のみなさん、薬物依存症経験者であり今は薬物依存症の回復を目指す方々を支援する活動に携わっていらっしゃる岡崎重人さん、そして薬物依存症の治療・回復や子どもたちへの薬物乱用防止指導教育にも長年携わっておられる堀口忠利さんなど、様々な立場の方も登場し、薬物問題がどうして若者の間で身近になってきているのかなど、薬物問題を知って、知識を得る機会となっています。
 そして、大会全体を通して、薬物乱用問題全体に強く関わる要素の一つである「人との繋がりや信頼関係を持つことの大切さ」について、若い人たちだけでなく、彼らを見守る大人の皆さんにも、広く訴えかけています。

■開催概要
・今年度は新型コロナ感染症拡大に鑑み無観客で実施し、大会の模様を動画にて公開。

■動画視聴方法
下記URLの動画配信チャンネルからご覧いただけます。

令和4年11月30日(水)より公開
令和4年度神奈川大会YouTubeチャンネル:
https://www.youtube.com/channel/UCmPMNpNG71n4gCcLsnaD_0g
[画像2: https://prtimes.jp/i/2610/755/resize/d2610-755-a1f89eac1cbdbd393bed-6.png ]

公開日:令和4年12月5日(月)より公開
神奈川県ホームページ:
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/n3x/2022makakutaikaikanagawa.html
[画像3: https://prtimes.jp/i/2610/755/resize/d2610-755-f5dd2b888fde17bc5171-7.png ]

YouTube厚生労働省動画チャンネル:
https://www.youtube.com/user/MHLWchannel
[画像4: https://prtimes.jp/i/2610/755/resize/d2610-755-4db6a721f9ca870713e9-8.png ]

■プログラムの概要
●表彰式
●基調講演(薬物依存治療の最前線・小林桜児先生)
●パネルディスカッション(湘南医療大学薬学部の学生が参加)
●大会宣言

■出演者紹介
[画像5: https://prtimes.jp/i/2610/755/resize/d2610-755-c2df731e6402c8f3f07a-2.jpg ]

小林 桜児先生
 神奈川県立精神医療センター副院長、同センター医療局長。2004年から同センター(旧神奈川県立せりがや病院)に勤務し、依存症臨床業務のかたわら薬物依存症回復プログラムの開発に従事。その後国立精神・神経医療研究センター病院精神科を経て、2013年に現在勤務する神奈川県立精神医療センターに戻り、2018年より医療局長、2021年より副院長。依存症を発症する人々のそれまでの生育歴や心理状態を細やかに観察し、本人が自分の感情と向き合うことを重視した治療を行っている。
[画像6: https://prtimes.jp/i/2610/755/resize/d2610-755-98596a457cd0b22b9b0b-4.jpg ]

鈴木 勉先生
 湘南医療大学薬学部 教授・薬学部長。 日本における依存性薬物や医療用麻薬研究の第一人者で、 世界保健機構(WHO)の薬物依存性専門委員会委員を15年間務めた。 著書に「薬物依存研究の最前線」(1999)、 「緩和治療 痛みの理解から心のケアまで」(2010)、「毒と薬」(2015)、など。

[画像7: https://prtimes.jp/i/2610/755/resize/d2610-755-e99b0e77caf5db64f345-3.jpg ]

堀口 忠利さん
 B.A.S.E.(ベイス)代表。米国カリフォルニア州立大ノースリッジ校心理学部卒。アメリカで低い再発率を誇る薬物依存症回復施設「AADAP」においてカウンセラーとして勤務・指導を行った。現在、聖マリアンナ医科大学で、「医師のためのカウンセリング講座」を担当しながら、薬物関連プログラムの実施・スーパーバイズにあたっている。厚生労働省「薬物乱用防止啓発訪問事業」では、これまでに300か所以上もの教育機関において薬物乱用防止教室を実施するなど、薬物乱用未然防止から依存症の回復まで、30年以上にわたり幅広く活動している。

[画像8: https://prtimes.jp/i/2610/755/resize/d2610-755-22a43173e412c649529e-5.jpg ]

岡崎 重人さん
 川崎ダルク支援会理事長、精神保健福祉士。高校生の時に大麻と出会ったことをきっかけに薬物依存症を経験。2004年にリハビリ施設ダルクにつながり、川崎ダルク職員・同施設施設長を経て現職に至る。薬物乱用の当事者として、そして支援者として、講演活動等に力を注いでいる。東京都立多摩総合精神保健福祉センター/非常勤相談員。
[画像9: https://prtimes.jp/i/2610/755/resize/d2610-755-83f6daa2df21c196b691-1.jpg ]

■会社概要
会社名:株式会社小学館集英社プロダクション
所在地:〒101-8415 東京都千代田区神田神保町2-30 昭和ビル
代表:代表取締役社長 都築 伸一郎
設立/創業:1967年(昭和42年)6月26日/1967年(昭和42年)9月1日
資本金:1億円
従業員数:483名(男性211名 女性272名) ※2022年4月1日現在
URL:http://www.shopro.co.jp/
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