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【トーキョーアーツアンドスペース】4/5(土) より開催!「TOKAS-Emerging 2025」

154 組の中から選ばれた、4名の新進アーティストによる展覧会




[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38211/785/38211-785-fec8f63c8e25170af5de1f874adb02cd-3900x1642.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)では、公募展や企画展、海外派遣などを通じて、段階的、継続的にアーティストの活動を支援しています。
「TOKAS-Emerging」は、35歳以下の日本在住アーティストを対象に2021年より実施している公募プログラムです。4/5(土)から開始する「TOKAS-Emerging 2025」では、154組の応募から審査を経て選出した、井澤茉梨絵、奥村美海、高橋直宏、野村由香の4名による個展を開催します。本展では新作を含め、絵画、彫刻、インスタレーション等、さまざまな表現による作品を展示します。
会期初日には公募審査員をゲストに招き、出展作家とのトークイベントを実施します。

TOKAS-Emerging 2025
■展覧会概要
会期:2025年4月5日(土) - 5月4日(日・祝)
会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷(東京都文京区本郷2-4-16)
休館日:月曜日
主催:トーキョーアーツアンドスペース(公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館)
ウェブサイト:https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2025/20250405-7383.html

■関連イベント/無料
[アーティスト・トーク]
日時:4月5日(土)15:30 - 17:30
ゲスト(敬称略):福元崇志(国立国際美術館 主任研究員)、森 啓輔(千葉市美術館 学芸員)

■見どころ
時代を鋭敏に感じ取る若手作家の表現
多数の応募の中から選出された若手作家が「個展」という形式で作品発表を行います。4名の精鋭による表現は、身の回りの出来事や世の中に対する率直で鋭い考察に満ち、見慣れているものにも新たな視座を与えてくれます。若きアーティストはどのように世界を見つめ、作品として表現しているのか。本展をとおして、これからの活躍が期待される新たな感性を体感いただけます。

造形作品を中心とした見ごたえのある展示
本展の出展作家は、絵画、彫刻等、手作業による造形表現を主体にしていることが特徴です。 井澤は複数のパネルを構成した大型絵画、奥村は筆跡をモチーフとした平面作品のパーツを吊り下げたインスタレーション、高橋はバラバラのパーツを組み合わせた人体彫刻、野村は石炭で描いたドローイング作品を集積させた大型の立体作品をとおして、それぞれが自身のテーマを探究しています。各作家の実践は、出来上がったものに自らの身体を介入させることでひとつの作品にする、という共通点があります。 デジタルメディアから情報を受け取ることが一般的になった現代において、周囲の環境や他者とのつながりについて自らの身体をとおして思考しようとする作品の数々は、私たちが生きる世界との関係を捉えなおすきっかけを与えてくれるでしょう。

TOKASとともに歩んだ半年間の成果
作家は、約半年の間、TOKASと打ち合わせを重ねながら自身の展示を作り上げていきます。 作家はまず作品や展示の内容について、TOKAS学芸員、他の出展作家の前でプレゼンを実施し、ディスカッションを行います。TOKASは専門的な視点から作品コンセプトや空間づくりについて助言し、より完成された展覧会をともに目指します。また、同世代の作家との交流は新たな視点をもつきっかけとなり、生まれた関係性は作家活動の励みとなります。 さらに展覧会の会場施工や照明の専門業者による補助や、レクチャーの機会を設けることで、プロフェッショナルと共に展示を作るという貴重な経験を創出します。 今回の展覧会は、アーティストたちがTOKASとともに歩んだ半年間の成果をご覧いただける機会でもあります。

■参加作家/略歴
井澤茉梨絵|IZAWA Marie
「生き物の形、環境の形」
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38211/785/38211-785-fdac5e4a936144f22e901c595cbec21f-3900x2581.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
井澤茉梨絵《巨人の化石と絞め殺し植物》2022
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38211/785/38211-785-c23163007947c53aea43245c89d55be1-3810x1867.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
井澤茉梨絵《冬眠》2024

1992年生まれ。2017年京都市立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。
キャンバスをひとつの環境とみなし、「適応と反発」をテーマに、生き物と環境の相互作用について描いた絵画作品を制作する。本展では、大型作品を中心とした複数の絵画によって、新たな環境としての「展示空間」を作り出す。

奥村美海|OKUMURA Minami
「もも、Qうしゅう、32850日」
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38211/785/38211-785-0318c93e4d0f60486e5015f4ff3a6853-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
奥村美海《Perspective structures of Palimpsest》2024
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38211/785/38211-785-39272a31899acfb9414745608db03a97-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
奥村美海《帳簿_塩》2024 撮影:冨田了平

1999年静岡県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程在籍。
個人の日常生活に強く結びついた筆跡を「マイクロレター」と名付けて収集・研究し、それらを解体・再構成した作品を制作する。本展では、90歳を迎える自身の祖父へのリサーチをもとに、インスタレーション作品を展開する。

高橋直宏|TAKAHASHI Naohiro
「インフラ・ヒュー/マンと3つのC」
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38211/785/38211-785-bb9a1b6dfff5e9759e46be805661e6e9-1800x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
高橋直宏《聖別》2024
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38211/785/38211-785-96b7f637eea3047fe815fa5c3c15d5e1-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
高橋直宏《死出のマヌカン》2024 撮影:宮崎竜成

1991年北海道生まれ。2020年金沢美術工芸大学大学院博士後期課程美術工芸研究科彫刻分野満期退学(博士号取得)。
身体の可変性をテーマに、解体可能な人体彫刻を制作する。本展では、物流や通信技術によって遠隔地でも機能しうる身体に着目し、異なる作品のパーツを接合した人体彫刻によって、人間と社会システムの関係を問う。

野村由香|NOMURA Yuka
「光る山」
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38211/785/38211-785-ab9f111ac61698581e5c4369384af2b8-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
野村由香《Repetitive Activity in Toyama City》2023
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38211/785/38211-785-0ac867958b723969ec0df49757785296-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
野村由香《池のかめが顔をだして潜る》2022 撮影:来田 猛

1994年岐阜県生まれ。2019年京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。
自然の変化やエネルギーの流れをテーマに、作家自身が動力となる装置作品を制作する。本展では、北海道と九州の炭鉱でのリサーチをもとに坑道をモチーフとした作品を展示し、石炭というエネルギー源をめぐる人と自然との関係性を再考する。
助成:公益財団法人 松浦芸術文化財団
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